【月給18万～23万円の未経験・経験者採用】応募79名・採用5名できた事例

給与を上げればいいのはわかっているけど、現状の社員もいるので簡単には変えられないしなぁと悩んでいませんか？月給の表示の仕方で応募・採用数が劇的に変わるテクニックをご紹介いたします。

月給18万～23万円だが、月給22万円で募集する

タイトルにある、月給18万～23万円の幅をもたせた未経験・経験者の募集をしている会社。
その会社は、「月給22万円以上」で募集を出しました。

その業界の平均月給は22万円、応募者は給与の幅を見ます。
もし自分が経験者で現在20万円もらっているとしたら、月給18万～23万円の募集に応募するでしょうか？
18万円からスタートする可能性があるので、応募を控える可能性がありますね。
22万円だったらどうでしょう？転職を考えてくれそうじゃないですか？！

ポイント①月給22万円出せる人材の条件を考える

例えば業界経験が3年以上あるとか、対顧客経験が3年以上あるとか、
これは各企業さんによって異なりますが、22万円以上出しても良い条件を決定します。
「この人ならこれぐらい出しても良い」という条件です。

ポイント②設定するのは業界の平均月給以上

条件を決める際の月給は必ず、業界の平均以上にすることが必要です。
業界平均以上にすれば、ざっと考えても同業界の過半数の方が募集対象になります。
平均月給については、担当営業に聞けばどんな業界でもわかると思いますので、
こちらについてはご相談ください。

結果

タイトルにあるお客様は、仕事自体は未経験でも経験者でも採用できましたが、
正直月給18万～23万円で募集しても応募数を確保できないのではと考え
月給を上げ、採用基準を上げるという決断をしました。

月給22万円以上で募集を出した結果…
予想を遥かに超える反響があり、未経験者1名と、経験者4名を採用しました。
未経験の方は社会人になってからの業界経験はありませんでしたが、
詳しく聞いてみると、アルバイトの経験があったようです。

当初の採用予定は4名で、時間がかかると思っていましたが、一度の募集で充足することができました。

※注意点※未経験で良い人が来たらどうする？

これはそのまま採用してください。
ただあくまで、月給22万円で募集したから来ている人ですので、
18万円の下限月給を適用してはいけません。
現状のスタッフと比べてみて、未経験でも月給22万円出しても良いと思うような
良い方であれば採用してください。

最後に

月給の下限を上げて経験者採用にするという採用のテクニックです。
他社より給与などの条件が劣る場合は特に、参考にしてみてください。