
トラコム社員がお届け!
「Indeedと併用できる求人媒体は?」「Indeedと相性の良い求人媒体を知りたい」などのお悩みをIndeedにご掲載中の企業様よりご相談いただくことがよくあります。採用数が多い企業様の場合、Indeedのみの掲載では、採用の母集団形成が難しいといった場合があるのではないでしょうか。
そこで本記事では、Indeedプラチナムパートナー・Google Partnersのトラコムが、Indeedとの併用がおすすめの求人媒体4選をご紹介!実際にIndeedと併用することで生まれた相乗効果や運用事例も解説しているので、ぜひ参考にしてください。
Indeedは世界No.1*の求人サイトです。企業の採用サイトやIndeed連携求人サイトの求人情報を集約しており、求職者は、それらの情報をまとめてIndeedのサイト内で検索・閲覧することができます。
*Comscore, 総訪問数, 2024年3月
Indeedの掲載方法は「直接投稿」または「求人情報連携」のいずれかとなります。
※求人情報連携と直接投稿での掲載は2025年4月1日より適応となります。
直接投稿と求人情報連携との違いについてはこちらの記事よりご確認いただけます。
Indeed直接投稿のメリット・デメリットは?求人情報連携との違いや掲載方法を詳しく解説
Indeedは無料掲載(※)とスポンサー求人を使って有料で掲載する2つの料金体系があります。Indeedの有料掲載は、求人がクリックされることで費用が発生する「クリック課金型」となります。有料掲載を行うことで、求人配信プラットフォームである「Indeed PLUS」に掲載される可能性があります。Indeed PLUSについては後述でご説明します。
※利用規約、Indeedが定める掲載基準、及び使用制限が適用されます。
Indeedの料金についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
Indeed(インディード)の掲載料金はいくら?有料掲載の費用や手数料について解説
Indeed PLUSは、Indeedに掲載されている求人情報をより多くの求職者へ効率よく届けるために作られた求人配信プラットフォームです。
Indeedへ直接、原稿を掲載すると、たとえばタウンワークやリクナビNEXTといった連携している求人サイトにも掲載される可能性があります。Indeed以外のサイトにも求人情報が掲載されることで、アプローチできる求職者が増え、自社に合った人材と出会いやすくなります。
Indeed PLUSの掲載方法はIndeed同様に、直接投稿またはIndeed連携ATS経由での掲載(求人情報連携)となります。
※Indeed PLUSは配信最適化の結果、複数ではなく単一の連携求人サイトにのみ掲載される場合があります。掲載対象となる連携求人サイトの種類や掲載可能時期は変更の可能性があります。
Indeed PLUSについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。
Indeed PLUS(インディードプラス)の掲載方法・料金の違いを解説
Indeed PLUSを利用することで、国内の主要な求人サイトを利用するユーザーのうち、最大約70%*の方にリーチが可能になります。
現在、Indeed PLUSが提携している求人サイトは以下の通りです。
*株式会社ヴァリューズ シェア調査 2024年6月(日本国内の主要求人サイトを1年に2日以上利用しているユーザーのうち、 Indeed・タウンワーク・とらばーゆ・はたらいく・フロム・エー ナビ・リクナビNEXT・リクナビ派遣を利用しているユーザーの割合。人材紹介等を除いた約60サイトを競合求人サイトとし、PC・スマートフォン間の重複は加味せず集計。)
※掲載対象となる連携求人サイトの種類や掲載可能時期は変更の可能性があります。
ここからはIndeedとの併用がおすすめの求人媒体を4つご紹介します。
それぞれの料金体系や掲載期間・掲載方法については以下の表よりご確認いただけます。
料金体系 | 掲載期間 | 掲載方法 | |
求人ボックス | クリック課金型 | なし | ・採用ボード連携(直接投稿) ・クローリング掲載 |
Google広告(リスティング広告) | クリック課金型 | なし | Google広告管理画面より広告を作成 |
バイトル | 掲載課金型 | 2週間~ | 代理店による求人投稿 |
ギガバイト | 成果報酬課金型 | 4週間~ | 運用型求人広告出稿システムQope(キューオペ)経由での掲載 |
求人ボックスは株式会社カカクコムが運営するアグリゲーション型の求人検索エンジンです。2,000万件以上の求人が掲載され、月間訪問ユーザー者数は約1,100万人と多くの求職者が利用しています。
求人ボックスは注力キーワードの設定や除外キーワードの設定など、採用のマッチング力をアップさせるための機能が豊富にあります。また、求職者がどんなキーワードで流入をしているかといったような情報を知ることができます。
Indeedと求人ボックスを組み合わせて活用することで、それぞれの媒体の特性を活かしたキーワード戦略が実現可能になります。特に、Indeed単体では難しいキーワード設定や流入ワードの把握についても、求人ボックスを併用することで補完ができ、結果としてマッチング精度の向上につながります。
求人ボックスの独自機能や効果出しの方法についてはこちらの記事よりご確認いただけます。
求人ボックスの効果出しにつながる5つの方法|採用事例もご紹介
Googleなどの検索エンジンで検索した際、検索結果画面に表示される広告をリスティング広告(検索連動型広告)といいます。
リスティング広告の特徴に、性別・年齢・エリアなど細かなターゲット設定ができることがあります。また、自社の求人と関連性の高い検索キーワードは何かを把握できます。
これらの特徴を活用し、Indeedでの求人配信とGoogle広告で条件を絞って広告配信を行うことで、広く深い採用アプローチが実現します。
リスティング広告を用いた採用手法についてはこちらの記事よりご確認いただけます。
採用リスティング広告とは?特徴・求人掲載方法・運用のコツ・料金相場をご紹介
採用リスティング広告を成功させるポイントや、運用事例をまとめた資料を作成しました。情報収集中の方は、お気軽にダウンロードしてご活用ください。
以下のような方におすすめです。
バイトルは、ディップ株式会社が運営する求人情報サイトです。アルバイト・パートを中心に、派遣や正社員の求人情報も掲載しています。
バイトルは掲載課金型の求人サイトで、掲載プランが豊富にあります。求職者がバイトルを使用する際は、フリーワード・エリア沿線・勤務条件・働き方の特徴など幅広い検索補助機能を活用して求人を探すことができます。
出典:バイトル公式 ※画像はイメージのため、実際とは異なる場合があります。
そのためさまざまな検索軸から求人を見てもらうことができ、エリアや応募者属性に関わらず幅広いユーザー層からの応募を獲得できる可能性が高まります。Indeedはユーザーにもっともマッチする求人を自動判定して表示する仕組みのため、求人とマッチングしたターゲットからの応募を集める傾向にあります。そのため、Indeedとバイトルを併用することで母集団形成の拡大が期待できます。
※各社のサービス名は関係各社の商標または登録商標です。
ギガバイトは利用者数No.1*のアルバイト求人まとめサイトです。ギガバイトのユーザー数は1,000万人超えで、そのうち75%は30代までの若者求職者。若年層の求職者に対してアプローチが可能です。
*GMOリサーチ&AI株式会社調べ
データ出典元:Ahrefsを使用し、抽出データを元に作成 2024年1月~2025年1月 アルバイト求人まとめサイトにおいて
ギガバイトの料金体系は、1応募2,500円〜のオークション型の応募課金制で、設定した単価内で応募数を最大化でき、採用数に関わらず応募単価を一定に保てるのが特長です。一方、Indeedはクリック課金型で予算上限を設定できるため、予算のコントロールがしやすい反面、費用を増やしても応募数が比例して増える保証はなく、応募単価が上がるリスクもあります。両者を併用することで、予算に対する応募の最大化と費用対効果のバランスを両立する運用が可能になります。
Indeedの応募単価や採用単価の目安についてはこちらの記事で解説しています。
Indeedの掲載効果をシミュレーションで解説!応募単価・採用単価の目安
前述ではIndeedとの併用がおすすめの求人媒体をご紹介しました。ここからは、実際にどの求人媒体をIndeedと併用したらいいかについて、4つのケースごとにご紹介します。
Indeedで応募を獲得できているが、応募者とのマッチングに課題を感じる企業様の場合、求人ボックスまたはGoogle広告との併用がおすすめです。
いずれの媒体も配信キーワード設定や、年齢制限もしくは特定の年齢を除外することができるため、採用ターゲットに絞った広告配信が可能となります。
また、求人ボックスやGoogle広告は求職者にクリックされているキーワードを把握できるため、それらのキーワードをIndeed原稿に記載することでIndeedでの効果改善につなげることもできます。そのため、求人ボックスやGoogle広告はIndeedとの相性が良いとも言えます。
応募数を集めたい企業様の場合はバイトルがおすすめです。
前述でもご説明したとおり、バイトルは求職者の検索補助機能が豊富なことから、幅広いユーザー層からの応募を獲得が期待できます。また、バイトルの特徴として、求人原稿にフリーワードを記載することができるため、「短期」「日払い」「未経験歓迎」などの人気の求人キーワードや仕事に関連するキーワードを詳細に記載することで、求職者への露出をアップできます。
Indeedはキーワードの羅列(いわゆるキーワードスタッフィング)を推奨しておらず、過度な使用は求人の非掲載につながるリスクがあります。
IndeedはAIを用いて最適な求職者とマッチングを行う仕組みで、バイトルは、ユーザーが設定した勤務条件の情報が表示されるため、それぞれ異なる層からの応募獲得の可能性が高まります。
これらのことより、両媒体を併用することで、より多角的かつ効果的な母集団形成が期待できます。
人気の求人キーワードについてはこちらの記事でご紹介しています。
求人キーワードを原稿に入れて採用率アップ/人気検索ワードを解説
配信ターゲットを細やかに選定して配信を行いたい企業様はGoogle広告がおすすめです。
Google広告は配信対象地域を市町村区まで設定できるだけでなく、その地域に興味があるユーザーにも配信を行えます。その他にも、ライフイベントとして「転職」を検討・実施中のユーザーへの配信設定ができるなど、細かなターゲティング機能が備わっています。そのため配信ターゲットに焦点をあて自社の認知や興味関心を引き、Google広告経由での応募や、Indeedなどの求人サイトで社名検索・応募といったフェーズに貢献することができます。
採用人数に関わらず、一定の応募単価で採用を進めたい企業様はギガバイトがおすすめです。
クリック課金型・掲載課金型の求人媒体は、運用費用(掲載費用)と応募数によって応募単価が変動します。例えば、5万円のコストをかけて1名応募の場合、応募単価は5万円で、2名応募の場合は応募単価が2万5,000円となります。
このように応募数を沢山集めることができれば応募単価は低くなりますが、少額の運用コストでは、クリック課金型ではすぐに運用費用が消費されてしまったり、掲載課金型の場合は上位表示プランの求人よりも露出が減ってしまうことにより、結果的に応募単価が高騰してしまうケースもあります。ギガバイトは応募課金型のため、応募数に左右されることなく一定の応募単価での運用が可能です。ギガバイトで単価を固定しながら確実に応募を確保しつつ、Indeedで露出を拡大し応募数を伸ばす、というバランスの良い戦略が実現します。
実際にトラコムがサポートした、Indeed(Indeed PLUS)と他媒体との併用事例をご紹介します。
関東(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)・関西(大阪府・兵庫県)でディスカウントスーパーを展開されている企業様。年間採用数が多いことから、求人ボックスの運用をスタートされました。
運用後、求人ボックスの管理画面(採用ボード)にて、「主婦 職場復帰」といったキーワードで流入(クリック)数が多いことが分かりました。
そこで、Indeedの求人原稿に、職場復帰をされた主婦さんのインタビュー内容を追加することに。Indeedでは把握できない流入キーワードの分析を求人ボックスで行い、Indeedにもその内容を反映することで応募者のピントを合わせていく運用を取り入れました。
その結果もあり、Indeedでは月間平均39件、求人ボックスでは月間平均30件の応募を獲得しており、それぞれ10件、15件の採用につなげることができました。
兵庫県神戸市で配達ドライバーの社員募集をメインに行う宅配業者様は、Indeed(Indeed PLUS)経由の応募者の年齢層が高いことにお悩みでした。自社のブランド認知・採用のマッチング力をあげるため、年齢制限での配信を行えるGoogle広告を提案し、初めてのGoogle広告を活用した採用活動をスタートされました。
Google広告では、配信年齢を40歳以下に設定し、求職者がクリックした際にはIndeed連係ATSで作成した求人サイトに遷移させるよう運用を行いました。
結果として、求人サイト・Indeed PLUSでの応募のほとんどが40歳以下の方に!これは、40歳以下の転職潜在層に効率的にリーチすることで、自社の認知度がアップし、応募者の質が改善されたからと考えられます。さらにGoogle広告運用前の採用単価は10万円でしたが、Google広告+Indeed(Indeed PLUS)の運用では採用単価を8万9,000円に下げることができました。
空港で「グランドスタッフ補助」の募集を行う企業様。Airワーク 採用管理経由でのIndeed PLUSの運用をメインとして月間50件以上の応募を獲得しているものの、採用枠が多いことから追加で募集を行うことができる媒体を探しておられました。
そこでリピートでの掲載がお得になるプランがあり、長く掲載を続けることができるバイトルを提案。原稿作成では、フリーワード検索での流入を狙い、文章量にボリュームを持たせること、一覧画面で人気のキーワードを記載しメリットをアピールしました。
その結果、初めてのバイトル掲載で応募数40件・1名の採用に成功!
Airワーク 採用管理と合わせて月間で100件近くの応募を獲得し、採用の母集団形成に成功することができました。
兵庫県尼崎市や大阪市内・吹田市を中心とした建設現場で足場の組立や解体を行う企業様。採用難職種である現場作業員の募集をIndeedで行っており、必要な応募数を集めることに課題を感じておられました。そのためIndeedの応募者とは別口で母集団形成を行い、かつ応募単価を抑えて運用をできる求人媒体をお探しでした。
応募単価を抑えて運用ができることにフォーカスし、ギガバイトを提案。募集職種ごとに応募単価のコストシミュレーションを行い、応募対応1万5,000円の設定で運用をスタートされました。(当時、Indeedでの応募数が月間20~30件、応募単価が2万円程度のため、Indeedよりも低額になるよう応募単価を設定。)
Indeedで掲載中の原稿をもとにギガバイトの原稿を作成。運用結果として、ギガバイトで月間5~10件の応募を獲得することができました。応募者属性としては、Indeedの応募者との被りもなく、ターゲット層からの応募も多くあったようです。
応募単価を抑えたうえで一定の採用もできているためIndeedとギガバイトとの併用を継続することになりました。
本記事では、Indeed以外の求人媒体も活用したいとお考えの企業様に向けて、Indeedとの併用がおすすめの求人媒体4選と、Indeedと他媒体の併用事例についてご紹介しました。
併用事例でもお伝えしていますが、Indeedは単体での掲載でも応募数を集めることが可能です。しかし、採用人数が多い企業様にとって、1つの求人サイトのみで必要応募数を集めることは難しいケースが多くあります。そういった場合には、本記事でご案内した4つの求人媒体の特徴や選び方を参考に、新たな求人媒体を取り入れることをご検討ください。
「自社の採用活動にあった求人媒体が分からない」「Indeedと他媒体をすでに併用しているが効果がイマイチ」などのお悩みはぜひトラコムにご相談ください。
弊社はIndeedプラチナムパートナー・Google Partnersとして3万5000社以上*の企業様の採用活動をサポートして参りました(*2025年5月時点)。企業様ごとの採用課題や、採用コストに合わせて最適なご提案を行います。ご相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせください。
年間1万社以上の取引と採用実績から採用課題の解決につながる、現場のリアルな事例やお役立ち情報を発信しております。
記事一覧を見るいつもご利用されている求人採用を見直してみませんか?悩み、ぜひ教えてください!御社の魅力を一緒に考えさせてください!
記事一覧を見る今注目されているGoogleマップやSNS(インスタ等)を活用した集客、インバウンド対策、オウンドメディア企画・運用など最新の集客トレンドやノウハウを発信していきます。
記事一覧を見る媒体活用の採用支援や人材育成に関わるセミナーから研修や集客方法をご紹介するワークショップまで、さまざまな自社開催のセミナー情報をお届けします。
記事一覧を見る