
トラコム社員がお届け!
求人募集の手法として有名なリクナビNEXT(リクナビネクスト)やIndeed(インディード)。最近では「Indeed PLUS(インディードプラス)」という求人配信プラットフォームにより、Indeed PLUSからリクナビNEXTにも掲載できる可能性があります。
そこで本記事では、「Indeed PLUS」と「リクナビNEXT」はどう違うのかをまとめました。それぞれの特徴や掲載料金、掲載の仕組みなどを踏まえ、おすすめのケースを比較しています。リクルート代理店・Indeed代理店であるトラコムが解説します。
Indeed PLUSとリクナビNEXTは、どちらも求人を掲載することができます。
そのうちIndeed PLUSは、複数の連携求人サイトにも掲載される可能性がある「求人配信プラットフォーム」です。
一方のリクナビNEXTは求人メディアであり、リクナビNEXTに掲載した求人はリクナビNEXTのみに掲載されます。(※求人サイトに集約され、自動転載されることもございます。)
Indeed PLUSは求人メディアではなく、求人配信プラットフォームです。連携するさまざまな求人サイトに同時に求人を掲載できることが、メディアとプラットフォームの違いといえます。Indeed PLUSを使えば、求職者へのリーチを拡大し、大きな採用母集団形成が可能になります。
また複数の求人サイトを一元管理し、応募プロセスなどを標準化できる点も特徴です。一般的に複数の求人サイトに掲載すると、応募フローが異なっていたり、求人サイトごと応募数・採用者数などのデータを確認する必要があったりして、負担は少なくありません。その点、Indeed PLUSで一元管理をすれば、求人サイトが異なる場合でも募集要項や応募プロセスを標準化でき、負担を減らしつつ効率的な採用活動が叶います。
リクナビNEXTは中途採用向けの転職サイトです。アルバイトや派遣募集もできますが、正社員・契約社員として働きたいと考える転職者層に向けた募集が中心となっています。
また、リクナビNEXTの大きな特徴はその会員数の多さで、日本最大級の会員数を誇っています。20代の若手から50代の経験者層まで幅広い年齢層が登録しています。その登録者に対応した豊富な求人数も特徴の1つといえます。
さらに、登録者に対して企業側からDM(ダイレクトメール)を送信できる点もリクナビNEXTの特徴の1つです。待つだけではない「攻め」のアプローチが可能です。
連携する求人サイトに同時掲載できるとご説明しましたが、現時点では以下と連携しています。
(Indeed PLUS 連携求人サイトは随時追加予定です。掲載対象となる連携求人サイトの種類や掲載可能時期は変更の可能性があります。)
Indeedを含め、日本の主要な求人サービスを利用するユーザーの最大7割(※)にリーチできる可能性があります。提携メディアは今後さらに増える予定ですので、伴ってリーチできるユーザー数も右肩上がりに増えていくでしょう。
※出典: 株式会社ヴァリューズ シェア調査 2024年6月
(日本国内の主要求人サイトを1年に2日以上利用しているユーザーのうち、 Indeed・タウンワーク・とらばーゆ・はたらいく・フロム・エー ナビ・リクナビNEXT・リクナビ派遣を利用しているユーザーの割合。人材紹介等を除いた約60サイトを 競合求人サイトとし、PC・スマートフォン間の重複は加味せず集計。)
リクナビNEXTの会員数は約1,273万人となっています。(※2023年8月末時点)これは、日本で働いている人のうち、6人に1人の割合でリクナビNEXTを登録しており、その人数にリーチできるということです。国内でも最大級の転職者データベースを保有しています。
Indeed PLUSは前述のとおり、Indeedやタウンワーク、リクナビNEXTなどの複数の求人サイトと連携しています。同時に複数の求人サイトに掲載される可能性があります。いずれも多くのユーザーに利用されているサービスです。発見性を高められ、大きな採用母集団形成を期待できます。
※Indeed PLUSは配信最適化の結果、複数ではなく単一の連携求人サイトにのみ掲載される場合があります。掲載対象となる連携求人サイトの種類や掲載可能時期は変更の可能性があります。
リクナビNEXTに掲載すると、リクナビNEXTのWebサイトに求人が掲載されます。また、リクナビNEXTに掲載した求人はIndeedなどの求人サイトに集約されることもございますが、あくまでも無料での掲載です。ただし、オプションプラン「外部アプローチバック」を申し込めば、Indeedに有料掲載することも可能です。
Indeed PLUSは、無料掲載(※)と有料掲載(スポンサー求人)があります。当然、有料掲載の方がユーザーに発見されやすい位置に求人が表示されやすくなる仕様です。
※利用規約、Indeedが定める掲載基準、および使用制限が適用されます。
また有料掲載の場合は「クリック課金型」といって、ユーザーに求人がクリックされるたびに費用が発生する料金形態です。求人を掲載するだけなら費用はかかりませんし、掲載期間も決まっていません。後述する「掲載課金型」と違って決められた掲載プランはないため、企業様ごとに予算を決めて掲載を開始します。あらかじめ決めた予算内での応募数最大化を目指して、AIが自動で1クリックごとの金額調整やターゲットに応じた求人表示などを行います。
リクナビNEXTは「掲載課金型(定額)」です。求人広告のサイズや掲載エリア、掲載期間の長さなどに応じて価格が決まっています。
通常企画(全国版)20万円/4週間~
通常企画に加え、求職者に求人閲覧を喚起できる「求人告知メール」や、Indeedなどの外部サイトからの流入を促す「外部アプローチパック」などのオプションを付けることも可能です。
弊社トラコムでは、営業担当者が諸条件やご要望を踏まえて、企業様ごとに最適なプランをご提案いたします。
Indeed PLUSには掲載期間の定めがありません。IndeedやIndeed PLUS連携ATSの管理画面上で、企業様側で求人情報の停止や再開などができます。
リクナビNEXTは2週間からご掲載が可能です。商品やプラン内容によって異なりますが、長期でご掲載をご検討されている方向けの商品もございます。
各メディアについて、詳しくはこちらでもご紹介しております。
・Indeed PLUSとは?通常掲載との違いや特徴、求人掲載料金をご紹介
・リクナビNEXTの特徴や掲載メリット・効果を上げる方法を人事採用担当者向けに解説!
ここからは、Indeed PLUSとリクナビNEXTをどのように使い分けるべきか、おすすめのケースについてご紹介します。
今よりも露出を増やして応募を集めたいが、どの求人サイトにどれくらい掲載したら良いかわからないときにはIndeed PLUSがおすすめです。求人情報をもとに、マッチする連携求人サイトや検索結果に表示させることが可能。
さらに、追加した予算の中から自動で予算を差配し、効果の最大化につなげてくれます。今まで手間がかかっていたものを、労力を最小限にしながら複雑な運用ができます。
掲載する求人媒体が増えると、それぞれの営業担当者とのやり取りや原稿の確認、管理画面の確認などが発生し、管理が煩雑になります。しかし、Indeed PLUSを使えば、複数の連携求人サイトに掲載されてもIndeedまたはIndeed PLUS連携ATSの管理画面のみで効果が確認できます。確認するのは1つの管理画面で大丈夫です。担当者の負担が増えることなく、応募者対応などに集中しやすくなります。
さまざまな求人サイトに掲載すると、求人サイトごとにデータ指標が異なったり、全てのデータを一度まとめて分析する必要があり手間がかかります。しかし、Indeed PLUSを利用することで、連携求人サイトに掲載されたデータもIndeedまたはIndeed PLUS連携ATSの管理画面上で一括で見ることが可能です。わざわざまとめる必要もなく、求人募集の効果を比較することが可能です。
すでにリクナビNEXTを利用されていて、十分な効果を感じられている企業様の場合はリクナビNEXTを継続的に利用されることがおすすめです。求める人物像・ターゲットに合っていることが考えられます。
ここからは、Indeed PLUSとリクナビNEXTのそれぞれの採用効果をアップさせるためのポイントをご紹介します。それぞれにあった掲載を行い、効果的に活用しましょう。
Indeed PLUSは、求人内容を鑑みて掲載先のサービスや、表示されるユーザーが変わるとお伝えしました。求人情報やそのターゲットが明確であればあるほど、マッチング率は高まるでしょう。
1原稿には1職種で掲載し、どんな人に向けた求人なのかわかるように記載しましょう。
Indeedはシンプルな職種名が推奨されており、内容によっては掲載が止まってしまうこともあります。別のメディアで掲載していた求人内容を取り込む際にはより注意が必要です。
とはいえ、ただシンプルにするのでは、ぱっと見た際に仕事内容が伝わりません。「誰に何を提供する仕事か」が分かるように記載することが大切です。例えば弊社の営業職募集の場合、「求人広告の営業職」のようなイメージです。
他にも、気を付けるべきポイントがございます。詳しくはこちらの記事でもご紹介しております。
Indeedの効果は?求人掲載の9つのコツ・書き方と応募が来ない原因
リクナビNEXTは社員向けの求人募集が多いため、アルバイトやパートよりも「会社の社風にあうか?」「会社の価値観に共感できるか?」「イメージしているキャリア像とマッチするか?」といった観点を、求職者も企業も双方に重視していることでしょう。そのため、企業側も具体的にどんな方が欲しいのかを言語化した上で、求人原稿に落とし込む必要があります。
求める人物像がどんなスキルを持っていて、どんな価値観を大事にしている方だと良いのか。事前に整理してから募集の準備に取り掛かりましょう。
リクナビNEXTには「こだわりアプローチ」という機能がついています。こだわりアプローチは、求人広告を読んだものの応募に至らなかったユーザーにアプローチできる機能で、無料で利用できます。
「企業の求人情報を閲覧」または「気になるボタンを押した」、匿名のユーザーリストとレジュメが確認できます。その中から気になるユーザーにメッセージを送ることができます。送信できる内容は、上限200文字のオリジナルの文章です。ありきたりな文章ではなく、他社と差別化した「あなたに向けて送った」と感じられるような文章を作成することがポイントです。
他にも、気を付けるべきポイントがございます。詳しくはこちらの記事でもご紹介しています。
【企業向け】リクナビNEXTでの採用までの流れ8ステップ!求人掲載・DMのコツも大公開
Indeed PLUSは連携しているほかの求人サービスに掲載される仕様になっていますが、条件や採用ターゲットに応じて最適なメディアが選定されます。そのためIndeed PLUSに掲載するからといって、必ずしもリクナビNEXTに掲載されるとは限りません。
リクナビNEXTへの掲載をご希望であれば、直接リクナビNEXTへお申込みいただくことをおすすめします。
弊社トラコムは、採用・人材におけるさまざまなサービスを提供しています。
今回取り上げた「Indeed PLUS」や「リクナビNEXT」のお取り扱いをはじめ、リクルートの扱う各種求人メディアやIndeedなどの求人サイトのご提案、採用オウンドメディアの企画・運用、SNSを活用した集客・採用活動 etc. あらゆるメディアと豊富なノウハウを持ち合わせていますので、採用成功に導くための最適なご提案が可能です。
「Indeed PLUSやリクナビNEXTについて詳しく聞きたい・掲載を相談したい」「求人広告を出しても採用できない」「メディアごとの特徴を知りたい」「スタッフが定着しない」など、採用活動や人材ついて何かしらの課題を抱える企業様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。全力でサポートさせていただきます。
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