
トラコム社員がお届け!
2025年8月より求人サイト「Indeed」に自動アプローチ機能がリリースされました。IndeedはCMでも有名な求人サイトとして多くの企業が求人を掲載しており、自動アプローチ機能の活用は企業の採用を成功に導く新たな一手となります。
本記事では、Indeed自動アプローチ機能の特徴や設定方法、自動アプローチ機能の効果を高めるコツをご紹介。Indeedにご掲載中の企業様にとって役立つ情報となっているのでぜひ参考にしてください。
Indeedは世界No.1*の求人サイトです。Indeedでは、アルバイト・パートから正社員までさまざまな雇用形態で、多様な属性の求職者を募集することができます。企業の採用サイトやIndeed連携求人サイトの求人情報を集約しており、求職者はそれらの情報をまとめてIndeedのサイト内で検索・閲覧することができます。*Comscore, 総訪問数, 2024年3月
Indeedは有料で掲載することで、Indeed PLUS連携求人であるタウンワークやリクナビNEXTなどに掲載される可能性があります(※)。
※Indeed PLUSは配信最適化の結果、複数ではなく単一の連携求人メディアにのみ掲載される場合があります。掲載対象となる連携求人メディアの種類や掲載可能時期は変更の可能性があります。
※Indeed PLUS 連携求人メディアは随時追加予定です。掲載対象となる連携求人メディアの種類や掲載可能時期は変更の可能性があります。主なIndeed PLUS連携求人メディア一覧はこちらをご参照ください。
アプローチ機能とは、企業側から求める人材に向けて直接スカウトメッセージを送付できる機能のこと。求人サイトでは掲載して求職者からの応募を「待つ」のに対し、アプローチ機能では企業側からアプローチを送付することで「攻めの採用」ができます。
実際に、企業からのアプローチを受けて応募をする求職者は3人に1人いるというデータもあり、人材獲得の競争が増す昨今では、企業にとって欠かせない採用手法の1つとなっています。
Indeed自動アプローチ機能は、Indeedに掲載している求人情報とアプローチを送付するために設定された条件を掛け合わせて、求人情報にマッチングする可能性のある求職者に自動でアプローチを送付することができます。
自動アプローチを送付するとIndeedサイト上で”オファー求人”として表示され、求人の表示・クリックや応募獲得に貢献することができます。また、送付された自動アプローチは企業側からの連絡として以下のように求職者に表示されます。
※上記画面は開発段階のため、実際の画面とは異なる可能性があります。
※出典:アプローチ機能について/Indeed Japan株式会社
なお、Indeed自動アプローチ機能は「直接投稿」のみでご利用いただけます。
Indeed直接投稿については以下の記事でご説明しています。
Indeed直接投稿のメリット・デメリットは?求人情報連携との違いや掲載方法を詳しく解説
Indeed自動アプローチ機能の料金形態は、Indeed有料掲載と同じ「クリック課金型」となります。自動アプローチを送付すること自体にコストは発生せず、無料で活用できます。自動アプローチ経由で求人がクリックされたタイミングでコストが発生する仕組みです。
そのため、料金を追加せずとも自動アプローチ機能を活用でき、自社とのマッチング率が高い求職者に効率的に求人を見てもらえる可能性が高まります。
Indeedの料金形態について詳しくは以下の記事で解説しています。
Indeed(インディード)の掲載料金はいくら?有料掲載の費用や手数料について解説
採用競争が激化する中、「欲しい人材に確実にアプローチする」ことの重要性がますます高まっています。ここではIndeedの自動アプローチ機能を活用することで得られるメリットをご紹介します。
従来の公募型採用では、応募してくれる人材を待つスタイルが一般的でした。そのため、欲しい人材からの応募が来ないという悩みが絶えませんでした。
しかし、Indeedの自動アプローチ機能を活用すれば、企業側が設定した条件に合致する候補者へ、自動でスカウトメールを送信することが可能になります。これにより、理想の人材に向けて自社の魅力をダイレクトに伝える機会を、手間なく創出することができるのです。
Indeedの自動アプローチ機能では、職種・経験年数・スキルなどの条件を細かく設定して対象者を絞り込むことができるため、ターゲット外の求職者へのアプローチを避けられます。
その結果、応募段階から企業とのマッチ度が高い候補者が集まりやすくなり、ミスマッチによる早期離職のリスクを軽減することが可能です。
Indeedの利用者の中には、「今すぐ転職したいわけではないが、良い求人があれば考えたい」という転職潜在層が一定数存在します。Indeedの自動アプローチ機能は、こうしたユーザーにもアプローチできます。
このような層は求人に応募する可能性が低いため、通常の求人掲載だけでは接点を持てないケースがほとんど。自動アプローチを通じて接点をつくることで、他社と競合する前に優秀な人材と出会える可能性が広がります。
アプローチ機能を活用した採用の大きな課題は、一人ひとりへのスカウト文面作成や送信作業の工数でした。
Indeedの自動アプローチ機能では、あらかじめ設定した条件に基づいてテンプレートのメッセージを自動送信できるため、採用担当者が個別対応する手間を省きながら、アプローチ機能のメリットを享受できます。さらに、こういったアプローチ機能を活用する際の属人化も防げます。
Indeedの自動アプローチ機能は、送付自体に費用はかからず、求人を閲覧されて初めて費用が発生するため、コストを抑えた運用が可能です。
また、初めから「会いたい」と思う人材にだけアプローチができるため、無駄な書類選考や面接の工数を大幅に削減できるといったメリットも。採用担当者の貴重な時間を、本当に会うべき候補者とのコミュニケーションに集中させることができ、内部コストと外部コストの両者のコスト最適化が叶います。
Indeed自動アプローチ機能の利用条件は以下のとおりです。
・Indeed求人を有料掲載中
アプローチ機能について/Indeed Japan株式会社
・Indeed求人が募集中である
・企業情報が登録済み
・かつ法人番号が登録済み
※登録の情報が国税局法人番号公表サイトと一致しない場合には、自動アプローチ機能をご利用いただけない場合があります。
※なお、個人事業主はご利用できません。
・求人がIndeedの審査を通過している
・自動アプローチ機能の設定画面で「利用する」が選択されている
企業情報や法人番号が正しく設定できているか分からないという場合は、弊社までご相談ください。
Indeed自動アプローチの送付対象となる求職者の雇用形態や求人サイトは以下のとおりです。
上記3つのサイトを利用する求職者のうち、プロフィール公開設定状況やレジュメ登録の有無などの条件に当てはまる求職者が送付対象となります。また、タウンワークを利用する求職者には「おさそい」として、リクナビNEXTを利用する求職者には「オファー」としてアプローチが送付されます。
タウンワークのおさそい機能についてはこちらの記事で解説しています。
【企業向け】タウンワークおさそい機能とは?特徴やメリットをご紹介
ここからはIndeed自動アプローチ機能を利用するための設定方法をご紹介します。※以下の添付画像については、開発段階のため、実際の画面とは異なる可能性があります。
1.Indeed管理画面にログイン後、求人一覧画面より自動アプローチ機能を設定したい求人を選択する
※出典:アプローチ機能について/Indeed Japan株式会社
2.「自動アプローチを設定」をクリックする
※出典:アプローチ機能について/Indeed Japan株式会社
3.必須条件で求職者を絞り込む
必須条件では、正社員・契約社員募集とアルバイト・パート募集とで設定画面が異なります。
※出典:アプローチ機能について/Indeed Japan株式会社
※必須条件・歓迎条件についてはこちらで詳しく解説しています。
4.歓迎条件を設定する
※必須条件・歓迎条件についてはこちらで詳しく解説しています。
5.画面下にある「利用する」が選択されていることを確認し、次へをクリック
※出典:アプローチ機能について/Indeed Japan株式会社
6.「求人を更新する」をクリック
以上で、自動アプローチ機能の設定が完了します。
求人一括アップロード機能のExcelやCSVファイルを使用し、一括で自動アプローチを設定することも可能です。
Indeed自動アプローチ機能では、アプローチ送付条件を必須条件または歓迎条件として設定することができます。
それぞれの設定条件は以下のとおりです。
求職者を絞り込むための絶対的な条件のこと。設定条件を満たす求職者にのみアプローチが送付されるため、必須条件を厳しく設定するアプローチ送付数が少なくなる可能性があるため注意が必要です。
該当することが好ましい条件となります。歓迎条件はどれか1つでも当てはまる求職者にアプローチが送付されます。より多くの求職者と接点を持ちたい場合は、歓迎されるスキルや経験などを複数設定するようにしましょう。
自社とマッチングする求職者へ効率的に送付できる自動アプローチ機能ですが、効果を高めるにはいくつかのコツがあります。
採用ペルソナとは、自社が求める理想の人材像(採用ターゲット)を具体的に設定した架空の人物像のこと。スキルや経験・仕事に対するモチベーションなど、明確な採用ペルソナを設定することで、採用ミスマッチの防止につながります。
設定した採用ペルソナに響く求人原稿を作成したうえでIndeed自動アプローチ機能を送付すると、自社の求める求職者へ効率的にアプローチを送付することができます。
「採用ペルソナはどうやって決めればいいの?」「採用ペルソナの作成順序を知りたい」など、採用ペルソナ設計にお困りの人事・採用ご担当者様向けに、お役立ち資料をご用意しました。資料ダウンロードのうえ、ぜひご活用ください。
広告費を削減しながら効果を上げる|「 採用ペルソナ」設計の実践方法【資料ダウンロード可能】
Indeed自動アプローチ機能の特徴でお伝えしましたが、自動アプローチは、自社のIndeedの求人内容と送付条件に基づいて送信されます。そのため、必須条件や歓迎条件などの情報やキーワードをIndeed求人に記載することで、自動アプローチの送信数やマッチ精度の向上が期待できます。
Indeedは応募があった際に「選考待ち」「書類選考中」「面接中」「内定通知」といった応募者ステータスを編集することができます。この応募者ステータスを最新の状態にしておくことで、自動アプローチ機能の精度向上につながります。
なぜなら選考が進む求職者の持つ経験やスキルを、企業が求めるものと一致していると学習され、同様な経験やスキルを持つ求職者への自動アプローチが送付されやすくなるためです。
この学習を最適化するためにも、選考が進んでいる場合はステータスを移行させるなど、応募者ステータスは最新の状態に更新しましょう。
現状、Indeed直接投稿以外でIndeed連携求人に自動アプローチを送付することができるのは、Airワーク 採用管理とジョブオプ採用管理のみとなっています。料金形態や自動アプローチ送付対象の雇用形態・自動アプローチ送付対象となる求職者については本記事でご案内した内容と同様となっています。
Airワーク 採用管理のアプローチ機能についてはこちらの記事より詳細をご確認いただけます。
Airワーク 採用管理のアプローチ機能とは?送信代行サービスはトラコムにお任せ
自動アプローチは手間なく送付できる機能ですが、ただ送付するだけでなく、送付後の振り返りを行うことが重要です。自動アプローチを送付することで、クリックや応募といった反応を得ることができているか?自動アプローチ経由の応募が自社の求める人材とミスマッチが発生していないか?などの振り返りを定期的に実施し、結果をもとに求人原稿の改善や採用ターゲットの再定義を行うことをおすすめします。
弊社トラコムが行うIndeed自動アプローチ機能の振り返りについては次項でご紹介します。
弊社はIndeedの国内最高カテゴリであるプラチナムパートナーに認定されており、効果的なIndeed運用のノウハウと成功事例を多数保有しています。
Indeedの運用では、個社ごとの求人掲載データを分析し、採用における歩留まりの把握と改善を行います。また、求人の表示回数やクリック数・クリック単価・応募単価などの指標を随時モニタリングすることで最適なIndeedの運用をサポートします。
Indeedの自動アプローチ機能を活用する際には、自動アプローチ経由の応募数や採用数をモニタリングし、マッチング率を測定します。ミスマッチが発生している際には求人原稿内に記載されているキーワードの変更・追加や、必須条件・歓迎条件などのアプローチ送付条件の見直しを実施しIndeed自動アプローチ機能の精度向上に向けた改善をご提案します。
具体的な改善案を知りたい方に向けて、アプローチ機能活用方法とアプローチ機能を最大化させる方法を動画でご紹介しているので、ぜひご覧ください。
【録画動画配信】Airワーク 採用管理を活用した正社員採用セミナー
本記事では新たにリリースされたIndeed自動アプローチ機能についてご紹介しました。自動アプローチ機能を活用することで、自社とマッチングする求職者へ効率的にアプローチを送付することができ、採用活動のスピードアップにつなげることができます。
上記のようなお悩みがございましたら、ぜひトラコムまでご相談ください。
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