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2024年1月にリクルートから『Airワーク 採用管理(バージョン2.0)』がリリースされました。「Indeed PLUS」との連携など新しい機能が実装されましたが、具体的にAirワーク 採用管理(バージョン1.0)とはどのような違いがあるのでしょうか。また移行するにはどのような設定が必要なのでしょうか。
当ページではAirワーク 採用管理(バージョン2.0)について、従来のAirワーク 採用管理(バージョン1.0)との違いや、移行するメリット・デメリット、移行方法などを解説します。
『Airワーク 採用管理』は、0円でカンタンに求人募集ができる採用管理サービスです。最短5分で自社の採用ホームページが作成でき、求人を作成してすぐに求人募集が開始できます。応募者との連絡も画面からカンタンに行うことができます。作成した求人はAirワーク 採用管理上だけではなく、世界No.1の求人検索サイト(※1)Indeedにも自動連携(※2)されるため、多くの求職者に情報を届けることができます。更に2024年1月にリリースされたIndeed PLUSの有料掲載を組み合わせることで、求人を求職者の最大7割(※3)に届けることができます。
※1 Comscore, 総訪問数, 2024年3月
※2 求人掲載はIndeedの利用規約・掲載基準に準じるため、掲載されない場合もございます。
※3 株式会社ヴァリューズシェア調査 2024年6月 (日本国内の主要求人サイトを1年に2日以上利用しているユーザーのうち、 Indeed・タウンワーク・とらばーゆ・はたらいく・フロム・エー ナビ・リクナビNEXT・リクナビ派遣を利用しているユーザーの割合。人材紹介等を除いた約60サイトを競合求人サイトとし、PC・スマートフォン間の重複は加味せず集計。)
『Airワーク 採用管理(バージョン2.0)』とは、従来のAirワーク 採用管理(バージョン1.0)に、Indeed PLUS連携の機能を加えて2024年1月にリリースされた新しいバージョンです。
新たにIndeed PLUSと連携することで、従来のバージョン1.0よりも多くのユーザーに求人を届けやすくなっています。Indeed PLUSについて詳しくは、当ページの「Indeed PLUSとの連携ができる」をご参照ください。
Airワーク 採用管理(バージョン2.0)に移行するには、新しいバージョンを使うためのアカウントを新たに作成する必要があります。自動でバージョンアップされることはありません。詳しい手順は「Airワーク 採用管理(バージョン2.0)に移行する方法」をご参照ください。
新しいAirワーク 採用管理(バージョン2.0)と、従来のAirワーク 採用管理(バージョン1.0)の違いは、主に以下の3点です。
それぞれの違いを解説します。
Airワーク 採用管理(バージョン2.0)ではIndeed PLUSとの連携ができるようになりました。
Indeed PLUSは、求人情報をより効率的に届けるために作られた求人配信プラットフォームです。求人原稿を1度投稿するだけでIndeedだけでなく『リクナビNEXT』『タウンワーク』などのIndeed PLUS連携求人サイトにも求人が掲載される可能性(※)があり、効率的に多くのユーザーにリーチできます。
Airワーク 採用管理(バージョン2.0)では、Indeed PLUSと連携して、求人の配信と応募者情報の管理を一貫して行うことができます。
Indeed PLUSについて詳しくは、以下のページをご参照ください。
Indeed PLUS(インディードプラス)のメリットとは?弱みも含めて徹底解説
※Indeed PLUSは配信最適化の結果、複数ではなく単一の連携求人サイトにのみ掲載される場合があります。
Airワーク 採用管理(バージョン2.0)ではスカウトメール送信の機能が追加されました。「アプローチ機能」を利用することで、Indeed PLUS連携求人サイトに登録している求職者に対して一括でスカウトメールを送信できます。
アプローチ機能の「自動アプローチ」を利用すれば、自社が設定している求人募集の内容に合った求職者を自動的に抽出してスカウトメールを送信できるので、ターゲットを探す手間もかかりません。メールの文面も自動的に作成されるので、手軽に利用できます。
アプローチ機能について詳しくは、以下のページをご参照ください。
Airワーク 採用管理のアプローチ機能とは?送信代行サービスはトラコムにお任せ
Airワーク 採用管理(バージョン2.0)では「代理店連携」の仕組みを利用できます。代理店連携とは、自社のアカウントと代理店のアカウントをデータ連携することで、業務を直接代行してもらえる仕組みのこと。
代理店連携を利用することで、求人原稿の作成や広告の予算・期間設定・効果分析など、Indeed PLUSの運用に必要な各種作業を、代理店に直接代行してもらうことができます。
Indeed PLUS代理店のサポート内容について詳しくは、以下のページをご参照ください。
Indeed PLUS代理店のサポート内容|選び方や運用代行のメリット・デメリット
Airワーク 採用管理(バージョン2.0)に移行するメリットは、以下の3点です。
それぞれのメリットを詳しく解説します。
Airワーク 採用管理(バージョン2.0)に移行するメリットは、Indeed PLUSの利用が可能になることで、リーチできる(求人を届けられる)ユーザー層を拡大できる点です。
これまでのバージョン1.0でもIndeedの豊富なユーザーにリーチできましたが、他の求人サイトを利用する求職者に見てもらうことが難しいため、採用の範囲が限られていました。バージョン2.0に移行すると、Indeed PLUS連携求人サイトを利用する幅広いユーザー層にリーチでき、国内主要求人サイト利用者の最大約7割(※)に求人を届けられるようになります。
※株式会社ヴァリューズ シェア調査 2024年6月 (日本国内の主要求人サイトを1年に2日以上利用しているユーザーのうち、 Indeed・タウンワーク・とらばーゆ・はたらいく・フロム・エー ナビ・リクナビNEXT・リクナビ派遣を利用しているユーザーの割合。人材紹介等を除いた約60サイトを競合求人サイトとし、PC・スマートフォン間の重複は加味せず集計。)
Airワーク 採用管理(バージョン2.0)への移行により、ダイレクトリクルーティングの導入もスムーズになります。ダイレクトリクルーティングとは、スカウトメールなどによって欲しい人材に直接アプローチする方法で、即戦力を必要とする採用などに有効な手法です。
Airワーク 採用管理(バージョン2.0)では、このダイレクトリクルーティングを支援する「アプローチ機能」が利用できます。アプローチ機能とは、Indeed PLUS連携求人サイトを利用するユーザーにスカウトメールを送信できる機能です。スカウトメールの文面は求人内容に合わせて自動的に作成されるので、メールの内容を考える手間をかけずに手軽にダイレクトリクルーティングを導入できます。
アプローチ機能について詳しくは、以下のページをご参照ください。
Airワーク 採用管理のアプローチ機能とは?送信代行サービスはトラコムにお任せ
Airワーク 採用管理(バージョン2.0)を利用することで、採用コストの削減・最適化につながることもあります。
Indeed PLUSを利用すると、どの連携求人サイトに掲載された場合でも「クリック課金制」で料金が計算されるためです。
例えば「リクナビNEXT」など、通常は掲載するだけで料金がかかる「掲載課金制」の求人サイトでも、Indeed PLUS経由なら「クリック課金制」で計算されます。
クリック課金制ならクリックが発生しない限り料金が発生しないため、無駄なコストが発生するリスクを防ぐことができ、コストの削減・最適化が期待できます。
Airワーク 採用管理(バージョン2.0)に移行するさまざまなメリットがある一方で、以下の2点には注意が必要です。
それぞれ以下に詳しく解説します。
Airワーク 採用管理(バージョン2.0)に移行すると、バージョン1.0で作成した求人原稿をそのまま引き継ぐことはできません。
移行後に、これまで使っていた求人原稿を使い回したい場合は、求人原稿をコピー・ペーストするなどして、改めて入力し直す必要があります。
移行後は基本的に以前の求人原稿をそのまま使い回すのではなく、Indeed PLUSに配信される可能性を踏まえて調整して使用するのがおすすめです。
Airワーク 採用管理(バージョン1.0)での応募者情報の引継ぎができないことも、Airワーク 採用管理(バージョン2.0)に移行するデメリットです。
バージョン1.0に応募が来ている場合には、その応募者対応が終わるまでバージョン1.0の使用を継続することになります。またバージョン1.0の応募者情報を、手動でバージョン2.0に入力して移行することは可能です。
従来のバージョン1.0の利用をしばらく継続する場合でも、並行して新バージョンの使用を開始できます。バージョンアップは新バージョン用に「新しいアカウントを作成する」という方法で行うためです。詳しい手順は以下に解説します。
Airワーク 採用管理(バージョン2.0)への移行手順は、以下のようなステップで行います。
1. AirIDの無料登録
2. バージョン2.0のセットアップ
3. バージョン1.0から退会
まずはバージョン2.0を利用するために必要なAirIDとパスワードの登録を行います。すでに他のサービスを利用するためにAirIDを登録済みの場合は、新たに作成する必要はありません。
次にバージョン2.0のセットアップを行います。初期設定でバージョン1.0のIDとパスワードを入力することで、以下のデータをバージョン2.0に引き継ぐことができます。
バージョン1.0で対応中の応募者がいない場合は、そのままバージョン1.0のアカウントを退会しましょう。対応中の応募者がいる場合、まず採用ホームページを非公開にして新たな応募者が来ないようにします。全ての応募者対応が完了したらバージョン1.0を退会しましょう。
Airワーク 採用管理(バージョン2.0)を使って求人掲載する基本的な流れはバージョン1.0と同様で、以下の5ステップです。
1. 求人原稿の入稿・公開
2. 求人原稿の審査
3. Indeed・Indeed PLUS連携求人サイトへの掲載
4. 求人の運用
5. 応募受付・ステータス管理
従来通り、Airワーク 採用管理で求人原稿を入力し、審査に通過すればIndeedやIndeed PLUS連携求人サイトに求人が掲載されます。
Indeedだけに掲載するなら無料でも可能ですが、Indeed PLUSを利用する場合は有料掲載の設定をして、Airワーク 採用管理上で予算管理などの運用を行います。ただし審査結果によっては、Indeed PLUS連携求人サイトに掲載できず、Indeedのみの掲載となる場合もあるため注意が必要です。
応募受付・応募者ステータスもバージョン1.0と同様に、Airワーク 採用管理上で一元管理できます。
Airワーク 採用管理(バージョン2.0)で求人掲載する方法について詳しくは、以下のページをご参照ください。
Airワーク 採用管理で求人掲載するには?募集方法・手順・コツを詳しく解説
移行自体はシンプルで、手間がほとんどかかりません。必要な作業は、AirIDの無料登録や基本情報の入力など、オンライン上で行う簡単な入力作業だけです。AirIDとパスワードを作成し、バージョン2.0にログインすれば、すぐに利用を開始できます。
自社での設定も可能ですが、不安がある場合はAirワーク 採用管理の正規取扱パートナーによるサポートをご利用いただけます。サポートを依頼することで、ご利用状況に合わせた的確なアドバイスを受けることができ、安心して移行作業が行えるでしょう。
弊社トラコムはAirワーク 採用管理の正規取扱パートナーであるだけでなく、Indeed認定パートナーの最高カテゴリ「プラチナムパートナー」でもあり、Indeedの活用を含めたAirワーク 採用管理の運用全般のサポートが可能です。
過去のデータについては、「引継ぎができるもの」「引継ぎができないもの」があります。以下のデータは、引継ぎが可能です。
ただし以下のデータについては、引き継ぎができません。
詳しくは当ページの「Airワーク 採用管理(バージョン2.0)に移行するデメリット」をご参照ください。
引き継ぎできないデータについても、Airワーク 採用管理(バージョン1.0)のアカウントを退会しなければ残るため、バージョンアップしてすぐに消えるというわけではありません。
Airワーク 採用管理(バージョン2.0)への移行は必須ではありません。今すぐ移行することが難しい場合はバージョン1.0を引き続き利用できます。
ただしIndeed PLUSやアプローチ機能を利用できるなど、バージョン2.0には多くのメリットがあります。移行作業も簡単で、料金もかからないので、できるだけ早く移行するのがおすすめです。
Airワーク 採用管理(バージョン2.0)では、Indeed PLUSとの連携やアプローチ機能など、バージョン1.0よりも採用効果を高めやすい新機能があります。バージョン2.0への移行は無料で、オンライン上でいくつかの作業を行うだけの簡単操作です。
ただし応募者データの引継ぎができないなどの注意点もあるので、上手く移行できるか不安な場合は、リクルート代理店によるサポートのご利用をおすすめします。
「バージョン2.0への移行サポートを依頼したい」「Airワーク 採用管理の運用代行をお願いしたい」など、Airワーク 採用管理にまつわるお悩み・ご相談がございましたら、弊社トラコムをご利用ください。
バージョンアップのサポートはもちろん、ターゲット設定のコツや効果の出やすい運用方法のコンサルティングなど、総合的なサポートが可能です。求人原稿の作成や予算設定など、運用作業を直接代行するサービスもご提供しています。まずは以下のフォームより、お気軽にお問い合わせください。
Airワーク 採用管理(バージョン2.0)では採用活動に便利な機能が備わっており、それらを有効活用することが採用成功に役立ちます。
Airワーク 採用管理(バージョン2.0)で使用できる機能については以下の通りです。
Airワーク 採用管理の求人原稿を有料広告として配信できる機能を指し、配信期間や予算上限を設定して配信を行うものです。
▶Airワーク 採用管理の有料広告配信とは?利用するメリットや料金・設定方法を解説
Airワーク 採用管理のアプローチ機能とは、企業側から求職者に対してスカウトを送付することができる機能です。
▶Airワーク 採用管理のアプローチ機能とは?送信代行サービスはトラコムにお任せ
Airワーク 採用管理のアプローチ機能にはタウンワークでのみ活用できる「おさそい機能」があります。
▶【企業向け】タウンワークおさそい機能とは?特徴やメリットをご紹介
2024年8月末より代理店向けのAirワーク 採用管理では、Indeed PLUSの実績(※)をもとにした相場データを検索できるようになりました。
※直近1年間で有料配信開始した求人(2024年2月6日以前に有料配信開始した求人は除く)
▶Airワーク 採用管理で採用相場データが分かる|相場検索ツールについて解説
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