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求人・採用にジオターゲティング広告は活用できる?配信サービス7選

求人・採用にジオターゲティング広告は活用できる?配信サービス7選

ジオターゲティング広告(位置情報広告)は、商品・サービスの宣伝など一般的な集客で多くの企業が利用している効果的な手法です。そんなジオターゲティング広告は、求人広告の配信にも活用できるのでしょうか。

当ページでは求人・採用にジオターゲティング広告を活用するメリット・デメリットや、おすすめの広告配信サービスをまとめています。効果的に活用するためのポイントも解説しているので、ぜひご参照ください。

目次

求人・採用でジオターゲティング広告は活用できる?

ジオターゲティング広告とは、位置情報を元に配信先を絞り込む広告です。「位置情報広告」とも呼ばれます。

ジオターゲティング広告では、GPSやWi-Fiなどのデータを利用してユーザーの位置情報を取得し、特定のエリアに住むユーザーや、そのエリアを頻繁に訪れるユーザーなどに絞って広告を配信します。

求人・採用におけるジオターゲティング広告

ジオターゲティング広告は、広告の配信先を絞り込む「ターゲティング」の手法の1つとして、店舗への集客など幅広いシーンで活用されていますが、求人広告の配信にも活用可能です。求人の配信にジオターゲティング広告を活用することで、勤務エリアに近いユーザーに絞って求人を配信でき、採用に至りやすい有効な応募を増やすことができます。

ジオターゲティング広告はどのような企業の採用に向いている?

ジオターゲティング広告が向いているのは、「地域密着型」の採用で、勤務地の近くに住む人を採用したいケースです。例えば以下のような業種・職種での募集におすすめできます。

  • ドラッグストア
  • スーパー
  • 家電量販店
  • 保険代理店
  • 工場
  • 宿泊施設
  • コールセンター
  • アミューズメント施設
  • 物流・運送
  • 医療・介護

また「通学ルートの近く」「自宅の近く」などエリアを絞って仕事を探すことが多い「学生アルバイト」の募集にもおすすめです。

求人・採用でジオターゲティング広告を利用するメリット

求人広告の配信にジオターゲティング広告を利用することには、以下の3つのメリットがあります。

  • 応募につながりやすいユーザーに絞って配信できる
  • 効果的なクリエイティブを作りやすい
  • 配信効果の測定データを収集できる

それぞれ以下に詳しく解説します。

応募につながりやすいユーザーに絞って配信できる

ジオターゲティング広告のメリットは、応募につながりやすいユーザーに絞って配信でき、応募率・採用率を高められることです。

Web広告は一般的に「クリック課金型」で、クリック数に応じて費用が発生するため、応募・採用につながらない「無駄なクリック」を減らすことが重要です。

ジオターゲティング広告を使って配信エリアを絞り込むことで、「勤務地の近くに住んでいる」「アクセスしやすい場所に住んでいる」など、応募・採用に至る可能性が高いユーザーに絞って配信でき、費用対効果を高められます。

効果的なクリエイティブを作りやすい

多くのジオターゲティング広告では、広告文に地域名を入れるなど、エリアごとに特化したクリエイティブを配信できます。

「〇〇市で働きたい方へ」など地域ごとに広告文を変え、広告のクリック後に表示される求人詳細も地域ごとに内容を変えるといった配信が可能です。

地域ごとに合わせた広告文・求人原稿を配信することで、特定の地域で仕事を探しているユーザーの興味を引きやすくなり、クリック・応募が増える効果が期待できます。

配信効果の計測データを収集できる

Web媒体のジオターゲティング広告では「効果計測」ができる点がメリットです。
フリーペーパーや新聞折り込みなどの「紙媒体」も、エリアを絞って募集する手法として有効ですが、「何人に閲覧されたか」などの効果測定ができないというデメリットがあります。この点、ジオターゲティング広告は、表示回数・クリック率・応募率などのデータを計測することが可能です。

計測したデータを見ると「どのエリアの採用が難しいか」「どのような予算配分が適切か」「どのようなキャッチコピーが効果的か」などさまざまな考察ができます。計測データは、採用活動を計画するうえで参考となる情報として蓄積していくことが可能です。

求人・採用でジオターゲティング広告を利用するデメリット

ジオターゲティング広告について、利用する際に注意すべき点や、他の求人広告と比較したデメリットについても知っておきましょう。主なデメリットとしては以下の3つが挙げられます。

  • エリアによってはターゲティングが難しいことがある
  • 対象エリアごとに異なる工夫が求められる
  • エリア外の優秀な人材を逃す可能性がある

それぞれ詳しく見ていきましょう。

エリアによってはターゲティングが難しいことがある

募集エリアによっては、ジオターゲティング広告が適さない場合もあります。

例えばエリアを絞りすぎると、対象ユーザーが少なすぎるなどの原因で「表示回数」が少なくなり、思うようにクリックを集められない場合があります。そのため地方・郊外など、人口が少ないエリアでの利用には注意が必要です。

また繁華街のように「いろいろな人が多く集まる場所」や、「遠方から一時的に訪れる人が多い観光地」ではターゲティングがしづらく、対象エリアに住んでいない人にも広告が配信されてしまうケースが増えることがあります。

ジオターゲティング広告の利用を申し込む際には、募集しているエリアで効果的に運用できるかどうか確認しましょう。

対象エリアごとに異なる工夫が求められる

複数店舗での募集など「複数エリア」で配信する場合、いくつか手間のかかる工程が増えることがある点は把握しておきましょう。

例えばエリアごとに求人原稿を作成するなど、クリエイティブ面の手間が増えることがあります。

多くの場合エリアごとに競合の多さや求職者のニーズなどの傾向が異なるため、店舗ごとに異なる予算設定をするなど、エリアごとに異なる戦略・工夫が求められることもあります。

この点、トラコムではクリエイティブ制作チームによるサポートサービスを提供しているため、社内の負担を増やすことなくジオターゲティング広告を導入いただけます。効果の出るクリエイティブ作成のコンサルティングも可能です。詳しくは以下のページをご参照ください。
トラコムデザインチームの制作実績のご紹介|魅力的なデザインで会社をアピールしませんか

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エリア外の優秀な人材を逃す可能性がある

エリアを絞ることで、エリア外の優秀な人材を逃す可能性がある点も、ジオターゲティング広告のデメリットです。

例えば募集エリアへの「移住を検討している人」が、ターゲットから外れてしまう可能性があります。

ジオターゲティング広告だけに頼らず他の募集方法も併用するなどして、エリア外の優秀な人材を逃さないようにする工夫も必要です。

求人・採用に活用できるジオターゲティング広告配信サービス3選

ジオターゲティングに特化した広告配信サービスのうち、求人・採用活動におすすめできるサービスとして、以下の3つが挙げられます。

  • Profile Passport(プロファイルパスポート)AD
  • GeoLogic AD
  • ASE Ad

各サービスの特徴を、以下に詳しく解説します。

Profile Passport(プロファイルパスポート)AD

Profile Passport ADは、ジオターゲティングに特化した広告配信サービスです。

GPSデータを活用した精度の高いターゲティングが可能で、数メートルから数十メートルの範囲で細かく検知できます。

求人広告の配信での導入実績が豊富で、ハローワーク・転職フェアに訪れた人に配信するなど、オフラインでの行動を元にしたターゲティングも可能です。

「時間帯」でのターゲティングも可能で、配信先も選択でき、複数の条件を組み合わせることで、より高精度なターゲティングができます。

GeoLogic(ジオロジック)AD

GeoLogic ADは、チラシ配りのような感覚でジオターゲティング広告を手軽に配信できるサービスです。

対象エリアに「住んでいる人」「過去に訪問した人」や、「今いる人」のスマートフォンに対して広告を配信できます。地図でエリア指定するだけでなく、「特定の駅にいる人」「特定の施設にいる人」など細かい条件で指定することも可能です。

基本的に最低出稿費用がなく少ない予算でも出稿でき、1クリックあたり150円の分かりやすい料金で手軽に利用できます。※

※ 一部メニューには最低出稿金額があり、料金形態が異なる

ASE(エース)Ad

ASE Adは、国内最大規模の位置情報プラットフォームASE(エース)を通じて広告を配信できるサービスです。

「特定の店舗に来た人」や「対象エリアに住んでいる人」などの条件によるターゲティング広告が利用できます。LINE広告やSNSでの広告配信も可能で、幅広いユーザーに対してリーチすることが可能です。

ジオターゲティングが可能な一般向け広告配信サービス4選

一般的なWeb広告の配信サービスには豊富なターゲティング機能があり、その1つとしてジオターゲティングが利用できることがあります。代表的なWeb広告配信サービスは以下の4つです。

  • Google広告
  • Yahoo!広告
  • Meta広告
  • LINE広告

いずれも一般的な集客に使われるサービスですが、求人・採用活動にも利用できます。各サービスの特徴を詳しく見ていきましょう。

Google広告

Google広告は、Google検索やGmailなどGoogle系のサービスや、その他のパートナーメディアに広告を配信できるサービスです。

一般的な集客のために幅広く活用されているサービスですが、求人広告の配信にも多くの企業が利用しています。

年齢・性別・興味関心などさまざまなターゲティング機能があり、広告を配信する「地域」を設定することでジオターゲティングが可能です。特定の地点から半径を指定したり、市区町村名を指定したりなどの方法で広告の配信エリアを絞り込むことができます。

Google広告を使った採用について詳しくは、以下のページをご参照ください。
Google広告を求人・採用活動に使う方法|メリットや成功のコツを解説

Google広告を求人・採用活動に使う方法|メリットや成功のコツを解説

Yahoo!広告

Yahoo!広告は、Yahoo! JAPANの各種サービス、その他のパートナーサイトに広告を配信できるサービスです。Yahoo!検索をはじめ、Yahoo!ニュース・Yahoo!ショッピングなどに広告を配信できます。

こちらもターゲティングの種類が豊富で、広告を配信する「地域」を設定することでジオターゲティングが可能です。市区町村やユーザーの所在地などで、広告を配信もしくは配信から除外するエリアを指定できます。

Meta広告

Meta広告は、FacebookやInstagramなどMetaの各種サービスに広告を配信できるプラットフォームです。SNSを通じた商品宣伝やSNSアカウントへの集客などに活用されますが、求人広告の配信にも利用されています。

SNSユーザーの利用者データに基づく詳細なターゲティングができることが特徴で、こちらも「地域」を指定することでジオターゲティングが可能です。市区町村や郵便番号、特定の地点からの半径などで広告の配信先を絞り込むことができます。

SNSは集客・ブランディングなど企業活動の幅広いシーンで活用されていますが、近年ではSNSを採用活動に活用する「ソーシャルリクルーティング」が注目されています。SNSユーザーに対して効率的にアプローチできるMeta広告は、ソーシャルリクルーティングにおいても重要度の高いサービスです。

LINE広告

LINE広告は、メッセージアプリとして多くの人が日常的に利用するLINEに広告を配信できるサービスです。LINEのトークリストやLINE NEWSなど、LINEのさまざまな配信面に対して広告を配信できます。

こちらも「地域」の設定をすることでジオターゲティングができます。市区町村など地域名や、半径でのエリア指定が可能です。他にも年齢、性別、趣味・関心などさまざまな条件でのターゲティング機能があり、組み合わせて設定できます。

求人・採用に活用できるジオターゲティング広告を利用する際のポイント

ジオターゲティング広告を使った求人・採用活動を成功させるために、以下の3つのポイントを押さえておきましょう。

  • 効果測定・調整を繰り返す
  • 複数サービスの併用を検討する
  • 中長期での運用を行う

それぞれ以下に詳しく解説します。

効果測定・調整を繰り返す

ジオターゲティング広告で高い成果を出すためには、配信しながら「効果測定・調整」を行うことが重要です。

ジオターゲティング広告は紙媒体や一般的な求人サイトと違い、「配信スタートしたら応募を待つだけ」といった姿勢では、思うように効果が出ないことがあります。

表示回数・クリック率などのデータを見ながら、必要に応じて配信エリアを修正するなど、常に効果測定・調整を繰り返すことで、配信効果を高めていくことが可能です。

ジオターゲティング広告を配信できるサービスの中には自社運用ができるタイプもありますが、効果測定・調整を適切に行うには専門知識が求められるため、必要に応じて専門家のサポートを受けることをおすすめします。

複数サービスの併用を検討する

ジオターゲティング広告は、他の求人サービスと併用することで効率的な運用ができる場合があります。

エリアを絞って配信するため、対象エリアのユーザー数が少ない場合など、ジオターゲティング広告単体では目標達成が難しい場合があります。

ジオターゲティング広告を配信しつつ、エリアを絞らずに募集する求人サイトも並行して運用するなど、必要に応じて複数メディアの併用を検討するのがおすすめです。

複数メディアを扱う代理店のサポートを受ければ、併用におすすめのメディアの提案なども受けることができます。弊社トラコムではジオターゲティング広告の他にもさまざまな求人メディアを扱っており、サービスの組み合わせ方についてもご提案が可能です。トラコムで取り扱う求人メディアの種類については、以下のページをご参照ください。

中長期での運用を行う

ジオターゲティング広告はすぐに結果が出るとは限らないため、中長期的な計画で利用しましょう。

ジオターゲティング広告は、ターゲットとするユーザーに対して「自社の認知度を向上させること」に強みがある手法です。そのため短期的には応募・採用につながらないこともあり、中長期的な運用が必要なケースがあります。

中長期でジオターゲティング広告の運用を継続することで、募集エリアからの有効応募の獲得に貢献し、総合的な求人効果のアップが期待できます。

まとめ

ジオターゲティング広告は、応募につながりやすい地域にいるユーザーに絞って配信できるなどのメリットがあり、求人広告の配信にも適しています。地域ごとに求人原稿を変えて配信するなど、地域に合わせたクリエイティブで訴求できる点もメリットです。

ただしエリアによってはターゲティングが難しいことがあり、対象エリアごとに異なる工夫をする手間が増えることもあります。またエリア外の優秀な人材を逃さないよう、求人サイトなど他の手法との併用が必要なケースもあります。

上記のようなメリット・デメリットを把握して、効果的に活用することが重要です。導入の際には専門家と相談しながら、適切な戦略を立てて活用していきましょう。

ジオターゲティング広告を活用した求人・採用のご相談はトラコムへ

ジオターゲティング広告での求人配信をご検討の際には、弊社トラコムにご相談ください。トラコムでは、「Profile Passport AD」や「Google広告」など、ジオターゲティング広告の配信ができるサービスを正規代理店として取り扱っています。求人広告代理店として、幅広い業種・職種での求人広告の配信をサポートしてきた実績があり、ジオターゲティング広告の運用についても豊富なノウハウがございます。

さまざまな広告配信サービス・求人媒体を取り扱っているため「どの求人媒体を使えばよいか悩んでいる」といったご相談も可能です。まずは以下のフォームより、お気軽にお問合せください。

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