
トラコム社員がお届け!
本記事では、Indeedのクローリングについて詳しく解説します。多くの求人情報をIndeedに1つ1つ登録する方法は時間がかかります。より効率的に求人情報を登録するには、Indeedにクローリングしてもらうことがおすすめです。採用活動で悩んでいる方は、Indeedクローリングの方法や仕組みについて理解しておきましょう。
※Indeedクローリングによる求人掲載は、2025年6月30日に終了を予定しています。今後、Indeedでの掲載は原則、「直接投稿」と「求人情報連携」の2種類の方法で収集されたもののみ*となります。
*例外的に一部「直接投稿」「求人情報連携」以外の方法で収集された求人が掲載される場合があります。
Indeedのクローリングとは、自社のホームページ(採用ページ)に記載してある求人情報をクローラーに読み取ってもらい、自動的にIndeedに掲載するという方法です。
人間の手で登録作業を行う必要がないため、手間をかけずに自社サイトの求人情報をIndeedに掲載できる点が特徴です。詳しくは後述しますが、規定の要件を満たしていないとクローリングはされないため注意しなければいけません。
Indeedのフォーマットに従って直接求人情報を登録する方法もあります。決められた項目を入力すれば、すぐに求人掲載ができるため、短時間で掲載できる点が魅力です。
一方で、複数の求人検索エンジンに求人情報を登録する際は、作業が面倒というデメリットもあります。Indeedだけで採用活動を行う場合は、直接投稿の方が手間はかからないかもしれません。
Indeedは求人情報を集める際に、クローリングを利用しています。クローラーがWebサイトを自動的に巡回して、求人情報を集めているようなイメージです。集めた情報の中に、Indeedの掲載基準を満たしたものがあれば、自動的に掲載されるという仕組みになっています。
クローリングでIndeedに情報を掲載するための条件は以下の通りです。
それぞれ詳しく解説します。
HTMLとは、ホームページを作成する際に用いられるプログラミング言語のことです。ホームページの中に求人情報を掲載していれば、基本的には問題ありません。しかし、PDFやwordのファイルの中に求人情報が掲載されているケースだと、クローラーが情報を収集できないので注意が必要です。
求人情報の中に、応募方法についての記載が含まれている必要があります。例えば「応募の方は〇〇までご連絡ください」と明記されている場合は、Indeedの応募要項を満たしていることになります。
求人情報の中には「仕事内容の詳細」「勤務地」「会社情報」が記載されている必要があります。そもそもですが、これらの情報が求人に記載されていないと、求職者は安心して応募することができません。求人に欠かせない情報となるため、必ず記載するようにしましょう。
1つの求人に異なる職種の情報を詰め込んでいるケースは数多くあります。例えば、勤務地が「本社、〇〇事業所」と複数記載されていたり、職種が「営業、開発」と不確定だったりする場合があります。
1つの求人ページ内に情報をまとめていると、Indeedにクローリングされないので注意しましょう。複数の求人を出す場合は、求人ごとにURLを設けて、個別に情報を記載する必要があります。
他の求人サイトに直接情報を登録している方もいるでしょう。そういった企業に多いのが、求人情報のコピペです。自社が提供している情報であったとしても、Indeedに転載と判断された場合はクローリングされなくなるので注意してください。
求人の内容をチェックするために、ユーザーに登録を促してはいけません。求人情報を公開しているURLにアクセスして、求人情報が確認できる状態になっていればOKです。
求人に応募するために、ユーザーに課金を求めてはいけません。ほとんどの企業にとっては問題ないと思いますが、念の為注意しておきましょう。
IndeedクローリングはIndeedのウェブサイトから申請を行います。申請フォームに必要な情報を入力して、自社サイトのURLを提供すれば、クローリングを行ってくれます。
もちろんですが、上記の条件を満たしていることが前提となります。また、依頼をしても必ずクローリングされるとは限りません。理由はわからないけれど、Indeedに情報が掲載されないというケースも稀にあります。
Indeedにクローリングされない原因は、主に以下の5つです。
それぞれ詳しく解説します。
Indeedは様々な規約を設けており、それに反している場合はクローリングが行われません。記載事項に関する規約は、以下の通りです。
プライバシーに関する規約としては、「応募者に必要以上の情報の提供を求めない」「個人情報を第三者に漏洩してはいけない」と定められています。違反しているつもりがなくても、上記に該当しているケースがあるので注意しましょう。
アクセス性に関する規約は以下の通りです。
応募する前にアンケートページに飛ばしたり、自社商品の宣伝をしたりといった方法は、IndeedではNGなので注意しましょう。
当然ですが、求人内容は差別的であってはいけません。性別や国籍などで応募者を限定するような求人を出すと、Indeedクローリングが行われないだけでなく、企業の信頼も損なう可能性があるので注意しましょう。
基本的なポイントですが、求人は法律を遵守したものでなければいけません。労働基準法で定められた労働時間を超えていたり、勤務日数が多すぎたりする求人は、Indeedで掲載できません。
Indeedの内部で求人情報の表示順を変更したり、Indeedクローリングの条件に反していてもクローリングが行われるようなシステムを開発したりするのは禁止されています。プラットフォームが定めているルールに則るようにしましょう。
Indeedクローリングを行うメリットは、以下の4つです。
それぞれ詳しく解説します。
Indeedではできない動画で自社の魅力を訴求できるのは、Indeedクローリングの魅力です。文章では伝わりにくい内容を直感的に理解してもらえるとともに、 多くの情報をまとめて発信することが可能です。また、会社の雰囲気をより伝えやすいため、入社後にギャップが発生するのを防止するという役割も果たしてくれるでしょう。
Indeedだけなく、様々な求人検索エンジンに対応できるのがクローリングのメリットです。個別に情報を登録する必要がないため、複数の媒体を効率良く利用することができます。
Indeedに直接投稿する場合は、職種ごとに情報を入力していかなければいけません。しかしクローリングは、自社サイトのページが条件を満たしている場合、求人内容を自動的に取り込んでくれるため、個別に情報を登録しなくて済むというメリットがあります。
Googleアナリティクスの解析ツールを利用することで、アクセス数の分析がしやすくなるのもIndeedクローリングのメリットです。Indeedを経由して自社のページにたどり着いた求職者がどのような行動をしているか分析できるため、より確度の高い求人情報の提供にも繋げられるでしょう。
Indeedクローリングは便利な仕組みですが、直接投稿の方が良い場合もあります。
「採用サイトがない」や「求人をすぐに掲載したい」場合は、直接投稿を利用することがおすすめです。
採用サイト・ホームページをお持ちの場合でも、自社サイトがスマートフォンに対応していない場合は、求人情報が見づらく、応募に繋がりにくい可能性があるため、直接投稿の方がいいでしょう。
Indeedの直接投稿で求人掲載する方法は、「Indeedへの直接投稿のやり方6ステップ」で詳しく解説しているので、こちらを確認してみてください。
Indeedクローリングを行おうと思っても、先ほど紹介した規定に反しておりクローリングが行われないケースは多いです。クローリングが行われなかった場合は、求人情報を修正しなければいけません。その際に自社で修正ができないような場合は、直接投稿をした方が良いでしょう。
他にも、自社のページがユーザーにとって入力しづらい応募フォームになっている場合は、直接投稿の方が良いといえるでしょう。必ずしもIndeedクローリングの方が良いとは限らないので自社にあった掲載方法を選択しましょう。
直接投稿の方が向いていない場合もあります。「自社ホームページでも募集したい」や「複数の求人検索エンジンに同時掲載したい」など、応募方法や活用の目的によっては、他サービスを使うことがいいでしょう。
また、採用ターゲットが極端に絞られる場合などは、Indeed以外の採用方法を取ることがいい場合もあります。その際はそもそもIndeedを利用するのか見直してみるといいでしょう。
▶︎Indeed直接投稿のメリット・デメリットは?求人情報連携との違いや掲載方法を詳しく解説
人材採用でお悩みの方は「トラコム」にご相談ください。トラコムは、以下の採用サポートを行っております。
・採用管理システムの導入サポート ・説明会および面接会場の貸し出し ・面接官のトレーニング ・各種代行サービス |
特に「トラコム」はIndeedの運用に強みを持っております。「トラコム」はIndeedにその豊富な運用実績が認められたプラチナムパートナーで、直接投稿とクローリングのどちらのサポートも可能です。
「トラコム」を利用すれば、採用活動にかかる手間を削減できるでしょう。より良い人材の採用にも繋げられるため、ぜひ人材採用で悩んでいる方はトラコムに相談してみてください。
▼クローリングの事例はこちら!
効果だしが難しいIndeedのクローリング掲載でも採用単価50%削減!求職者と取引先企業の獲得をサポート【株式会社トリート様】
▼直接投稿の事例はこちら!
Indeedの大幅効果改善。成功ノウハウを蓄積させる社内運用の仕組みづくりも実現【株式会社マイセルフ様】
求人サイトに情報を登録しても、求職者が集まらないケースはあります。Indeedクローリングを有効活用すれば、より多くの求人を簡単に求職者に訴求でき、興味を抱いてもらうことができます。ぜひ、本記事を参考にIndeedクローリングを行ってみてください。
▼こちらの記事もおすすめ
・Indeedの効果は?求人掲載の9つのコツ・書き方と応募が来ない原因
・Indeed PLUS(インディードプラス)のメリットとは?デメリットも含めて徹底解説
年間1万社以上の取引と採用実績から採用課題の解決につながる、現場のリアルな事例やお役立ち情報を発信しております。
記事一覧を見るいつもご利用されている求人採用を見直してみませんか?悩み、ぜひ教えてください!御社の魅力を一緒に考えさせてください!
記事一覧を見る今注目されているGoogleマップやSNS(インスタ等)を活用した集客、インバウンド対策、オウンドメディア企画・運用など最新の集客トレンドやノウハウを発信していきます。
記事一覧を見る媒体活用の採用支援や人材育成に関わるセミナーから研修や集客方法をご紹介するワークショップまで、さまざまな自社開催のセミナー情報をお届けします。
記事一覧を見る