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SNS採用(ソーシャルリクルーティング)とは?おすすめのSNSや活用のポイント

SNS採用(ソーシャルリクルーティング)とは?おすすめのSNSや活用のポイント

コミュニケーションツールとして、情報収集ツールとして、さまざまな目的で活用されているSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)は、今や人々の生活に欠かせないものの一つです。
近年は採用のプラットフォームとしても注目を集めており、多くの企業がSNSを活用して人材を確保しています。

そこで本記事では、SNS採用(ソーシャルリクルーティング)の概要やそのメリットに触れながら、採用活動におすすめのSNSや、採用成功につなげるためのポイントなどを解説していきます。

SNS採用(ソーシャルリクルーティング)とは

SNS採用(ソーシャルリクルーティング)とは、Facebook・Instagram・X(旧Twitter)などのSNSを活用した採用活動のことです。
自社の公式アカウントへの投稿や、SNSユーザーとのコミュニケーションなどを通じて、採用につなげていきます。

SNSの利用率が高い20代を中心とした若年層の採用で主に活用されてきましたが、世代を問わずSNSの利用が増えている昨今においては、幅広いターゲット層に向けた採用活動で活用されています。

大きく分けて4種類!SNS採用の手法

SNS採用の手法は、以下の4種類に大別されます。

以下より、それぞれの手法について順に見ていきましょう。

調査ツールとしての活用

採用活動におけるさまざまな調査や、分析のツールとしてSNSを活用する方法です。
たとえば、以下のような活用が考えられます。

  • ユーザーのリアルな声やトレンドの傾向などを把握し、採用活動の企画や方向性の参考にする(=ソーシャルリスニング)
  • 他社の採用アカウントをチェックし、差別化を図るための参考にする
  • ユーザーを検索し、自社の求める人材を探す
  • 候補者のSNSアカウントをチェックし、選考における判断材料の1つとする

このように戦略立案から人材探し、選考に至るまで、採用活動のあらゆる段階での調査ツールとしてSNSを活用できます。

SNSアカウント運用

SNSにおいて自社の公式アカウントを開設し、情報発信やコミュニケーションに活用する方法です。

求人情報や会社説明会などのイベント情報はもちろん、自社のサービス紹介やトピックスなどを積極的に発信しながらユーザーと交流することで、ファンやフォロワーを増やし、自社の認知度アップやブランディングにつなげます。

短期的な転職意向がないような潜在層に対しても、SNS上で関係性を保つことによって、中期的・長期的な転職ニーズに応えることが可能です。

なお、SNSの効果的な運用のコツや成功事例などについて、より詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

採用活動でのSNS運用の成功事例2選と効果的な運用のコツ

人材採用のためのSNS運用とは?成功事例や始め方・注意点を解説

SNS広告の配信

SNS広告を配信し、採用につなげる方法もあります。
SNS広告とは、X・Facebook・Instagram・LINEといったSNS上で、タイムラインなどのさまざまな場所に広告を配信できるものです。
昨今は求人募集でSNS広告を活用して成果を上げる企業も増えています。

SNS広告ではユーザーの属性や行動履歴データをもとにした「ターゲティング」が可能で、自社が採用したいターゲット層に近いユーザーに対してピンポイントで広告を配信できます。
SNSの特性である「拡散」が発生すれば、たくさんの人に一気に情報を届けられる可能性があることも特徴です。

リファラル採用ツールとしての利用

SNSをリファラル採用ツールとして利用することも、SNS採用の手法の1つです。
リファラル採用とは、自社の社員から知人や友人などを紹介してもらうことで採用につなげる手法のこと。
社員からの紹介であるため採用後のミスマッチが発生しにくく、採用コストを大きく抑えながら高い採用率を実現できます。そのため、昨今は多くの企業が実施しています。

たとえばリファラル採用の情報を採用担当者から社員全体にSNSで連絡し、その情報を受け取った社員はそのままSNSで友達に仕事を紹介する、といった使い方が可能です。

リファラル採用について、より詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

リファラル採用とは?メリット・デメリットや導入事例、成功のコツを紹介

SNS採用の重要性・導入のメリット

SNS採用には多くのメリットがあるため、採用活動における重要性は高まっているといえます。
SNS採用を導入する主なメリットは、以下の3つです。

  • 拡散性があり多くの人の目に触れやすい
  • サービス利用料がかからない
  • 情報をリアルタイムで掲載できる
  • 企業の認知度を高められる
  • 若年層へ効果的にアピールできる
  • 採用ミスマッチを減らせる

多くのユーザーが利用しているSNSの大きな特徴は、投稿のシェアなどによる情報の「拡散性」の高さです。
拡散によってさまざまな人材に求人情報がリーチすれば、求人サイトでの広告掲載をはじめとする他の手法では獲得できないような層からの応募も期待できます。

またSNSは基本的に「サービス利用料がかからない」ため、コストを抑えられることも大きなメリットです。

さらに掲載まで一定のタイムラグが発生する求人サイトなどとは異なり、自由なタイミングで即座に情報を掲載・更新できるのもSNSならでは。適切な情報を「リアルタイム」でユーザーへ届けることができます。

SNS採用のメリットについて、より詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

SNS採用(ソーシャルリクルーティング)とは?メリットや活用方法を徹底解説

採用活動におすすめのSNS

続いては、採用活動におすすめのSNSの特徴と活用方法、ユーザーに好まれる投稿の傾向などを確認していきましょう。ご紹介するSNSは以下の7種類です。

  • X
  • Instagram
  • Facebook
  • LINE
  • YouTube
  • TikTok
  • LinkedIn(リクントイン)

X

Xはタイムラインの流れがスピーディーで拡散力が高く、テキストだけの投稿のほか画像や動画も掲載できるSNSです。

クスッと笑えるような日常ネタや、ゆるめの投稿などが拡散しやすい=バズりやすく、企業アカウントの場合は投稿を担当している「中の人」のキャラクターにファンがつくことも少なくありません。

フォロワーを獲得するには、採用活動にまつわる本音や自社についての正直な思いなど、親近感や共感を得やすい投稿を意識しましょう。
普段の仕事風景やユニークな社員の紹介など、社内の雰囲気が伝わるような投稿もおすすめです。

その一方で、Xでは膨大な量の投稿がタイムライン上に次々と流れていくため、こまめに投稿をしないと他のユーザーの投稿に埋もれやすいことを意識する必要があります。
効果的に運用していくには、投稿頻度を落とさないことが重要です。

Instagram

Instagramは画像や動画の掲載が必須なビジュアル重視のSNSです。

写真やイラストなどで自社のイメージを伝えるように工夫する必要があり、人目を引く画像を用いることがカギとなるでしょう。
テキストも投稿できますが冒頭部分を除いて折りたたまれてしまうため、ユーザーに読んでもらえない可能性もあります。
テキストを読んでもらいたい場合は、テキストを画像化して掲載する方法もよく用いられます。

Instagramでフォロワーを獲得するには、アカウント内で一貫性や統一感を出すことが重要です。
「アカウント=1つの作品」というイメージで閲覧している人も多く、投稿内容や写真の雰囲気がバラバラだと敬遠されてしまう場合も。

拡散力はXと比べると低いものの、#(ハッシュタグ)をうまく使うことで多くの人の目に留まりやすくなります。

Facebook

実名登録が基本となるFacebookは、学歴や職歴、家族構成や交友関係といったパーソナルな情報を詳しく載せているユーザーが多いSNSです。
匿名での利用が一般的なXなどとは雰囲気が異なり、現在はビジネスツールとしてのカラーが強めです。そのため採用活動にも使いやすいSNSだといえるでしょう。

求人情報を掲載ができる「求人情報 on Facebook」という機能もあり、採用活動との親和性が高いSNSです。

ユーザーの年齢層は比較的高めで、「令和3年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書(P69)」のデータによると、利用率が高い世代は30代から40代のミドル層です。20代の利用率は35.3%にとどまり、20代の8割近くの人が使っているXやInstagramと比較すると低い傾向があります。

LINE

LINEはメールと並ぶ日常のメッセージツールとしての印象が強いアプリですが、れっきとしたSNSの一種です。
「LINE公式アカウント」を作ってさまざまな情報を配信することで企業を身近に感じてもらったり、採用情報を告知したりなどの使い方ができます。

Xなどと比べると拡散性が低く、どちらかといえばユーザーとの1対1のやりとりに向いているSNSです。
面接時や内定後フォロー、入社までのコミュニケーションを担う連絡ツールとして使うこともできます。

YouTube

動画投稿サービスとして広く知られているYouTubeもSNSの一種であり、たくさんの企業が採用活動に活用しています。
XやInstagramといった他のSNSと比較すると過去の投稿を探しやすく、チャンネル(アカウント)そのものにファンがつきやすいのが特徴です。

YouTubeには楽しんでもらうことや視聴者の役に立つことを意識して作り込んだコンテンツのほか、会社説明会の実際の様子などを動画でアップすることもできます。
テキストとは異なる動画ならではの強みを最大限に発揮できるのがメリットだといえるでしょう。

ただし拡散性が高いとは言えないため、他のSNSと連携させて動画についての情報を広める必要があります。
YouTubeに動画を投稿して終わりではなく、XやFacebookでお知らせするフローがおすすめです。

TikTok

TikTokはショート動画を投稿する比較的新しいSNSです。
特にZ世代(1990年代中盤~2010年代序盤に生まれた世代)への影響力が高いサービスであり、近年は採用ツールとして活用し始める企業も増えています。

社員が出演して会社紹介をしたり、求職者が抱く疑問に答えたり、社内の日常風景を切り取ったりと、サクサクと閲覧できる短い動画を次々に投稿していく使い方が主流です。

TikTokの特徴は、アルゴリズムにもとづいた「おすすめ」によって自動的に動画を拡散させる機能があることです。
他のSNSのように、ユーザーのシェアによる拡散に依存することなく、アルゴリズムによって自動的に拡散させることができます。

LinkedIn

LinkedIn(リクントイン)は、世界中で多くのユーザーが利用しているビジネスSNSです。
日本ではまだ利用者数が少ないものの、2022年には国内ユーザー数が300万人を突破しました。今後、さらに利用が拡大することが予想されます。
特に、IT系やマーケティング系の人材募集に強い点が特徴です。

LinkedInの利用者には、「転職を希望している人」だけではなく、「機会があれば転職するかもしれない」と考えているような潜在層も少なくありません。
転職市場に表立っていない優秀な人材を見つけられることが期待できます。

無料でも利用することもできますが、機能がより充実している有料プランも用意されています。
必要に応じて利用を検討するとよいでしょう。

SNS採用を成功させるためのポイント

SNS採用は手軽に始められる方法のため年々普及率は高まっているものの、成功させるのは簡単ではありません。
ここではSNS採用を成功させるためのポイントを解説します。

採用ターゲットに合ったSNSを選ぶ

採用活動ではまず「採用ターゲット」を見極めることが重要ですが、これはSNS採用でも例外ではありません。

採用したい人材を見定め、ターゲット層の利用率が高いSNSを選ぶようにしましょう。
たとえば、若年層の採用ならXやTikTok、ミドル層をターゲットとするならFacebookを選ぶなどです。

運用体制を整える

アカウントを立ち上げる前に、SNSの更新は誰が担当するのか、どのくらいの頻度で更新するのかなどを明確にし、社内の体制を整えましょう。

必要であれば専任者を置き、運用するためのリソースをしっかりと確保しておけば、他の業務がひっ迫してSNSの更新が後回しになる…なんてことにはなりません。無理なく継続的に発信できる体制を整えることが重要です。

さらに予期せぬ炎上を防ぐために、ネットリテラシーの教育や投稿のチェック体制などの対策もしておきましょう。
加えて万が一炎上してしまった場合も想定し、「炎上時の対応マニュアル」を作るなどの対策をしておくと安心です。

魅力的なコンテンツを制作する

SNSの立ち上げにおいて「見切り発車」は禁物です。
SNSで何を発信するかを決め、コンテンツを作っていきましょう。

大切なのは、会社のリアルな雰囲気が伝わる投稿を心がけることです。
たとえば次のような投稿ができます。

  • 仕事風景(リモートワークの風景)
  • 社員のランチ風景や社員食堂の様子
  • 休日の過ごし方
  • 社員インタビュー

さらにInstagramであれば写真のキレイさを重視するなど、SNSの特徴とコンテンツの内容をマッチさせることも重要です。

ユーザー層に好まれる表現を心がけ、複数のSNSを同時に運用する場合は、SNSごとに表現を変えるなどの工夫を凝らしましょう。

特定のSNSにこだわりすぎない

Facebook・Instagram・Xなど、ひとえにSNSといってもその種類はさまざまです。自社に合ったものを見つけるためにも、ひとつに特定するのではなくぜひ複数のSNSを試してみてださい。

また、「一生懸命SNS運用をしているけれど、なかなか結果が出ない…」という悩みに直面した際には、別の手段を試してみることも有効です。
例えば「SNS広告」。SNS広告は、自社のことをまったく知らない人にも見てもらいやすいうえ、月数万円から出稿することが可能です。

状況に応じて臨機応変にSNSを活用していきましょう。
SNS運用のコツについては、以下のページも参考にしてください。

採用活動でのSNS活用ポイント|おすすめのSNSや重視すべき指標を徹底解説!

新卒・中途採用それぞれのSNS活用ポイント

SNSは、新卒採用・中途採用の双方に活用することが可能ですが、それぞれで留意すべきポイントが異なります。以下より、順に解説します。

新卒採用でSNSを活用する際のポイント

新卒採用でSNSを活用する際のポイントは、自社が求める人材(ターゲット)に適したSNSを選定することです。これは中途採用でも共通するポイントですが、特に新卒採用では「学生」にターゲットを絞り、その利用率が高いXやInstagram、LINEといったSNSを活用することをおすすめします。

また投稿内容についても学生に向けて工夫を凝らすことが大切です。たとえば「新入社員向けのイベント」の様子を伝えたり、入社後の「研修・教育制度」について説明したりなど、就職を希望する学生の興味・関心を惹きつけるようなコンテンツを投稿することで、訴求力を高めるようにしましょう。

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中途採用でSNSを活用する際のポイント

中途採用でSNSを活用する際のポイントは、XやInstagram、LINEといった新卒採用で活用できるSNSに加え、FacebookやLinkedInなど、比較的ユーザーの年齢層が高いSNSも候補に含めながら、ターゲットに適切なSNSを選定することです。

また新卒採用と同様、投稿内容についてもターゲットに合わせて、たとえば自社の「社風」や「福利厚生」をアピールするなど、求職者が見たい・知りたいと思われるコンテンツを発信する必要があります。

さらに、SNS上で検索機能などを活用しながら優秀な人材を探し、ピンポイントでアプローチする方法も有効です。

SNS採用のデメリットと注意点

SNS採用はコストのかからない手軽な採用方法だと思われがちですが、手軽に始められることや拡散性が高いことがマイナスに出てしまうケースもあります。SNS採用のデメリットや注意点についても把握しておきましょう。

効果的な運用にはノウハウが必要

企業の公式SNSは、その日にあった出来事やつぶやきをただ投稿すればいいというものではありません。
見た人の興味を惹きつける投稿を続け、アカウントをフォローしたくなる運用をしなければいつまで経ってもフォロワーが集まらず、効果が出ないこともあり得ます。

SNSはサービスごとに特徴が異なり、どのような投稿が受け入れられやすいかなどの傾向も違います。SNSごとの特性を把握し、効果的な投稿を続けていくには、相応のノウハウが必要です。

こまめな更新が必須

SNSを運用するうえで重要なのは、こまめに更新することです。投稿期間があいたり何ヶ月も更新がなかったりすると、見た人に「放置されている」「本当に採用活動をしているのだろうか」といったマイナスの印象を与えてしまいかねません。

更新を滞らせないためには、SNS投稿の担当者を決めるなど、社内の運用体制を整える必要があります。

効果が出るまでに時間がかかる

SNSは、アカウントを立ち上げてすぐに何らかの反応が得られるものではありません。
この点が、出せば即座に問い合わせや応募といったリアクションが期待できる求人広告とは異なります。

自社のSNSアカウントが、PRや採用に役立つツールとして大きな効果を発揮するまでには、ユーザーの興味を引く投稿を続けてアカウントを育て、フォロワーを集めるという中長期にわたる戦略が必要です。

人的コストが発生する

SNSそのものの利用料金は無料でも、運用のための人的コストはかかります。

SNSは、「通常業務の合間に投稿する」など、片手間の運用では後回しになりがちで、結果的に更新が滞ることも少なくありません。

定期的な投稿を継続していくには、そのためのリソースを確保する必要があります。
投稿する前に内容を決めたり、写真や動画などを用意したりするためにも人的コストが必要です。

炎上する可能性がある

SNSではうかつな投稿をすると、いわゆる炎上につながる場合があります。
一度炎上してしまうと、火消し対応などに多くの時間と手間を割くことになり、企業イメージが大幅にダウンしてしまうことにもなりかねません。

炎上に関しては未然に防ぐことが何よりも重要であり、そのためには運用体制を十分に整え、SNS担当者のみならず企業全体でネットリテラシーを身につけることが求められます。

SNS採用の成功事例

さまざまなメリットに加え、デメリットや注意点も存在するSNS採用ですが、実際にSNS採用を成功させた具体的な事例にはどのようなものがあるのでしょうか。
以下より、企業におけるSNS採用の成功事例を、いくつか紹介します。

株式会社フレスカ

岡山県や広島県を中心に約30店舗の飲食店を運営する株式会社フレスカは、もともと自社でInstagramを運用していたものの、知識やノウハウがなく、効果的に活用できていないことが課題でした。

そこで、SNS運用のアドバイスプランにお申込みいただくことに。
お客様のご意向や会社の風土などを丁寧にヒアリングするとともに、新卒採用に効果的な投稿内容や、打ち出すべき魅力などについてアドバイスを行いました。
また、最大の魅力である「人間関係の良さ」をアピールするために動画コンテンツもご提案。

現在は社内のSNS運用が軌道に乗ったことに加え、面接で「インスタを見ました」と言ってもらう機会も増えました。
さらに、動画コンテンツの積極的な投稿も続けており、再生回数も安定的に伸びています。

参照元:効果的なSNS運用の確立へ。魅力を最大限に引き出す新たなコンテンツに挑戦【株式会社フレスカ様】

株式会社ティーエム・テックス

地域密着の人材派遣会社として人材サービスを提供している株式会社ティーエム・テックスは、自社への登録者数増員に向けて、初めてInstagramを立ち上げることに。
まずは会社説明や社員紹介といったコンテンツを発信することから始めましたが、フォロー数・リーチ数が伸び悩んでいました。

そこで、流入を増やしたうえで会社説明動画へ誘導できるよう「エンタメ系動画+会社説明」というコンテンツ発信をご提案しました。
すると、フォロー数、リーチ数、IMP(インプレッション)数のすべてが向上。また、既存スタッフや求人広告経由の応募者からの「インスタ見ました」という声も順調に増加しています。

この成功をきっかけに、本社から始めたSNS運用を他の営業所でもスタート。InstagramやTikTokを開設し、会社のさらなる認知拡大のために取り組んでいます。

参照元:抵抗のあったエンタメ動画にも挑戦し、SNSの効果を実感!社内への展開にも成功【株式会社ティーエム・テックス様】

株式会社ベーシック

BtoBマーケティングツール「ferret One」などで知られる株式会社ベーシックは、プロダクトの知名度はあるものの社名があまり認知されておらず、採用活動においてもなかなか応募が集まらないといった課題がありました。

そこで、情報の拡散性が高いXに注目。社員が各自のアカウントでマーケティング・セールス・広報などの得意分野について投稿を続けたところ、サービス名とセットで認知されるようになり、会社の知名度アップにつながっています。
さらに企業カルチャーとマッチする人からの応募が増加し、内定承諾率も顕著に改善しました。

参照元:採用広報の決定版。社員のフォロワー数は合算6万人、内定承諾率と離職率を大幅改善するSNS活用法

サイボウズ株式会社

グループウェア開発などで知られるサイボウズ株式会社では、従前よりXの公式アカウントでの採用活動をしていましたが、募集開始の情報や説明会開催の告知を発信しても反応が薄いことが課題でした。

そこで、公式アカウントに加えて担当者の実名アカウントによる投稿を開始したところ、すぐに「いいね」や「リツイート」といった反応の変化を実感。
温度感のあるリアルなツイートによって、ユーザーの共感を生むことに成功しています。

実名アカウントでは共感や親しみやすさを醸成し、企業の公式アカウントでは情報を提供するといった棲み分けによって、効果的にSNSを活用している事例です。

参照元:実名Twitterで共感を、採用PRのススメ-サイボウズ綱嶋氏×ガイアックス管氏

株式会社西松屋チェーン

幼児・子供の日用品販売で知られる株式会社西松屋チェーンは、全体の20%ほどを占める自社採用ホームページ経由での応募をさらに引き上げるため、そこへの流入を増やすことを課題としていました。

10代・20代といったスタッフが多いことから、若年層にアプローチしやすいInstagramを活用し、1日の仕事の流れや、西松屋の仕事で活かせる経験といったリアルな内容を意識しながら発信を続けました。
その結果、自社採用ホームページへの流入数が1.5倍に増加したうえ、応募単価の削減にも成功しています。

参照元:自社の採用ホームページへの流入を増やす、新たなチャレンジへの伴走。【株式会社西松屋チェーン様】

SNS採用についてよくある疑問

SNSでは何を投稿すればいい?
SNSからどういう流れで選考に進む?
社内でSNSを運用する余裕がないときは?

SNSでは何を投稿すればいい?

SNS採用で自社のアカウントに投稿するコンテンツについては、たとえば以下のような内容がおすすめです。

  • 職場の人間関係や風土が伝わる投稿
  • 研修・育成制度の様子が感じられる投稿
  • 求人情報・イベント開催などのお知らせ

多くの求職者が高い関心を持つのが「職場の人間関係や風土」です。そのため、社員のリアルな声や実際に働いている様子など、それが分かるような投稿は高い訴求力が期待できます。

また特に新卒採用の場合、求職者は入社後における自己の成長に不安を抱えているため「研修・育成制度」の様子を伝えることが役立ちます。

さらに「求人情報・イベント開催」についてリアルタイムに告知することは、自社に合致した求職者を逃さず、応募数を高めるためにも重要です。

SNSの効果的な運用について、より詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

採用活動でのSNS運用の成功事例2選と効果的な運用のコツ

SNSからどういう流れで選考に進む?

求職者がSNSから応募・選考に至る流れにはさまざまなパターンがありますが、代表的なものは以下の3つです。

  • SNSで企業とつながりコミュニケーションを図る → 関係性が深まり応募に至る
  • SNSで求人情報を知る → リンクからHP・採用サイトにアクセスして応募する
  • SNSで企業の存在を知る → 別の機会に求人広告を見て応募する

上述の1番で特に活用できるSNSがLINEです。
企業説明会など、あらゆる機会を活用して自社アカウントの「友だち登録」を促すことで、1対1のコミュニケーションができるつながりを構築できます。
LINEを活用した採用について詳しくは、以下の記事をご参照ください。
LINEを活用した新しい採用活動の方法とは?導入のメリットや採用事例をご紹介

2番の流れを有効に活用するためには、効果的な採用サイトを公開しておく必要があります。
採用サイトの重要性について、詳しくは以下の記事をご参照ください。
採用サイトとは?その重要性とコンテンツ例・作り方を解説

求職者がさまざまな流れで応募・選考に進めるよう、SNSだけでなく採用サイトや求人広告など他のチャネルも並行して運用し、シナジーを生み出すことが重要です。

社内でSNSを運用する余裕がないときは?

SNS採用を効果的に実践するには、多くの手間や時間を要します。
自社内にそのリソースが不足している場合は、外部の代行サービスを利用するのもおすすめです。

代行サービスを利用することで、社内のリソース負担が軽減されるだけでなく、SNS運用のプロフェッショナルが持つ知見やノウハウを吸収する良い機会にもなります。
代行サービスの選び方について詳しくは、以下に解説します。

SNS採用の代行サービスの選び方

SNS採用において外部の代行サービスを選定する際、特に重要視すべきは「人材採用に強みのある会社かどうか」という点です。

代行サービスを提供する会社のなかには、SNSによる「集客・マーケティング」の全般を得意とする会社も多く、人材採用の分野を得意としているとは限りません。

SNS採用においては、採用サイトや求人サイトを効果的に併用するなど、人材採用全般についての高いノウハウが求められます。
SNS採用を依頼する場合は人材採用に対する強みを持った会社を選ぶようにしましょう。

弊社トラコムはSNS運用の代行サービスだけでなく、求人広告の運用サポートなど、人材採用全般の代行・コンサルティングサービスも提供しており、人材採用のノウハウを豊富に保有しています。
弊社のサービスについて詳しくは、以下の記事をご参照ください。

SNS運用代行で採用をサポート!代行プランのご紹介

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まとめ

SNS採用には、調査ツールとしてのSNS活用や、自社アカウントの運用、SNS広告配信などさまざまな手法があります。SNS採用を成功させるには、それらの手法の全体を把握し、目的に合った使い方をすることが重要です。またSNSの種類ごとの特徴や採用ターゲットに合わせた投稿を意識することも求められます。

弊社トラコムでは、SNS採用の代行・サポートサービスを提供しております。
「SNS運用に割ける人員がいない」「SNS採用のノウハウが不足している」など、SNS採用についてお悩みの際には、弊社トラコムへお気軽にお問い合わせください。

※当社の同業他社または競合企業にあたる方からのお問い合わせに対しては、回答できない場合がございます。あらかじめご了承ください。

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