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【企業向け】採用率が上がる面接とは?工夫ポイントをご紹介

M.IKEDA

【企業向け】採用率が上がる面接とは?工夫ポイントをご紹介

採用率と面接内容は関係があるの?とお考えの人事・採用担当者様も多いのではないでしょうか。応募が集まりにくい現在の市況感で応募があり、面接もできて内定も出した。それなのに後日、内定辞退の連絡がきてしまう。そんなご経験がある企業様は、もしかすると面接に問題があるのかもしれません。

そんなお悩みを解決すべく、今回は採用がうまくいっている企業様に、面接時に工夫しているポイントを聞いてみました。面接で活用できる便利な採用ツールもご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

最近の採用の市場感について

採用率が上がる面接について説明する前に、まずは最近の採用市場をご紹介します。

現在の有効求人倍率は?

有効求人倍率は、2024年4月時点では1.26倍でした。2023年4月の有効求人倍率は1.32倍のため、2023年と比べると0.6ポイント下回りました。この有効求人倍率とは、求職者1人に対して何件の求人があるかを示す数値で、「採用のしやすさ」の目安となる指標になります。

そもそも有効求人倍率とは?

人手が足りず多くの企業が積極的に求人募集を出している時は、有効求人倍率は1を上回り、数値が大きいほど「採用しにくい」傾向にあることを意味します。反対に、企業があまり求人を募集していない時は、有効求人倍率は1を下回ることになり、数値が小さいほど「採用しやすい」傾向にあります。

上記を簡単な例にするならば、求職者が100人、求人数が200件ある時、有効求人倍率は2.0倍となります。現在は1.26倍ということで、「採用しにくい」といえるでしょう。

求職者は複数の会社の選考を受けている

また、前提として求職者は複数の選考を同時に進めているケースが多いです。希望度の高い企業との面接を優先されることも多く、冒頭でもお伝えしたように、応募があっても面接に繋がらない、面接ができても内定辞退されてしまう、といったことも起きています。

採用がうまくいっている企業様の面接の工夫ポイントをご紹介

ここからは「採用しにくい」中で、採用をうまく進めるにはどうしたらよいのか、採用がうまくいっている企業様の面接例にフォーカスして解説します。

面接時の工夫:A社の場合

A社は、応募から面接までの遷移率がとても高いため、何か工夫があるか聞いてみました。

ポイントは、「応募者に選択してもらう」こと

面接日程を設定する際に、いくつか候補日や時間帯を用意して、応募者に選んでもらうそうです。また、連絡するのはメールのみではなく、日程が決まった際などは追加で電話をかけるそう。直接話をして「面接時に飲み物を用意するので、コーヒーか紅茶どちらが良いですか?」という質問をしているとのことでした。

私の所感として、応募者自身が選んで決めることと、応募者に対して丁寧であるという点が、面接に繋がっているポイントだと感じます。複数の選択の中から自分が選んだ手前、「行かなくては」という心理的な制御が働きます。また、応募者全員が同じ働き方をしているわけではないため、日程を複数提示することでどんな人にも柔軟に対応できるよう、準備できるというメリットもあります。飲み物を用意することも、他社との差別化にもなり、より親切さが伝わります。

求人に応募する際、1社に決めて応募するというケースはまれです。上記の対応を行うことで、応募している複数の企業の中で自然と優先度が上がり、面接率が上がるのではないかと思います。

採用においては、求職者側の目線になることが求められます。求職者と企業である前に人と人であり、応募時や面接前の最初の印象は重要です。

面接時の工夫:B社の場合

続いて、面接から採用までの遷移率がとても高いお客様に、実際に気を付けている点を聞いてみました。

ポイントは「アイスブレイク」

面接ではいきなり本題に入るのではなく、その日の天気の話や来社方法を聞いたりして、少しでも場を和ませることを意識しているようです。極力、面接とはあまり関係のないテーマで会話をして、応募者の緊張をほぐすことを大事にしているとのことでした。

ただ、この時に家族や恋人、出身地など、面接でのNG質問をしてしまうと、応募者とのトラブルや職業安定法に基づき、指導や罰則の対象になる場合があります。面接官が知っておくべきNG質問は事前におさえておきましょう。

こちらの記事でも具体的にご紹介しています。
え、ダメなの?実は面接で聞くのはNGな質問まとめ

応募者は、面接という場に対して少なからず緊張しています。緊張状態で面接を開始すると、応募者の本音を引き出しづらくなるばかりか、固いままで面接が進んでしまいます。意図しない方向に変に解釈したり、会社に対して悪い印象を持たせてしまうことも考えられます。

応募者の緊張をほぐすことで会社への印象を良くすることにも繋がりますし、数ある面接を受けている中でも印象に残る企業になると思います。

アイスブレイクのネタにお困りの方は、下記の記事も参考にしてみてください。
【面接官向け】面接時のアイスブレイクに使えるネタ

面接で使える|採用ツールのご紹介

前述では面接の工夫ポイントをお伝えしました。求職者は他企業と同時に選考を進めているため、面接の日程調整・やり取りはスピーディーに行うことが重要です。下記では面接の日程調整や面接に使える便利な採用をツールを3つご案内します。

1.LINE

「LINE」は、求職者とスムーズに連絡が取りやすく、密にコミュニケーションを取ることができ、電話やメールに比べて反応しやすいのがメリットです。またLINEの利用率は83.7%*と高く、多くの求職者が活用していると考えられます。そのため、抵抗感もなくやり取りを行うことができます。
*2023年4月時点
▶︎LINEを活用した新しい採用活動の方法とは?導入のメリットや採用事例をご紹介

2.Google Meet

Google Meet」は、ブラウザ上で手軽に利用でき、高画質・高音質で快適なコミュニケーションを実現できるオンライン会議ツールです。
また、Web面接ツールは時間や場所の制約を受けずに面接を実施できるため、採用活動の効率化やコスト削減に効果的です。面接官と応募者が物理的に同じ場所に集まる必要がなくなり、移動時間や交通費を節約できます。
【参考記事】用途別おすすめ!WEB会議システム比較表12選。面接用や無料ツールも紹介

3.Zoom

Zoom」は、Google Meet同様にオンライン会議ツールで、複数人でのオンライン面接にも対応しています。面接官や選考担当者だけでなく、別部署のメンバーや外部アドバイザーなどを面接に参加できるのもメリットです。

こちらの記事では採用におすすめのツールをご紹介しています。面接以外にも採用ツールを活用したい方はぜひご確認ください。

採用ツールのおすすめ10選!選び方・メリット・注意点を解説

まとめ

今回は、実際に面接・採用がうまくいっているお客様に工夫しているポイントを聞き、ご紹介しました。2社の工夫をご紹介しましたが、どちらも第一印象がかなり重要になるということに改めて気づかされました。

面接という場は、企業も求職者もお互い「初めまして」になります。企業側は求めている人材を選ぶことに必死になるかもしれませんが、求職者側も自分自身この会社で働いていけるかなど、慎重に、細かく企業のことを見ています。

求職者側の視点に立つこと、自社の求める人材を第一優先するのでなく、まず「人と人」であることを忘れずに、同じ目線で話をすることが大事です。
上記の工夫ポイントを参考に、ぜひ今後の採用活動に取り入れてみてください。

こちらの資料もおすすめ|スタッフを定着させる!応募対応~新人受け入れまでの対応マニュアル

スタッフを定着させる!応募対応~新人受け入れまでの対応マニュアル

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M.IKEDA

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2010年に中途入社、内勤営業職として全国チェーンのファーストフード店・コンビニエンスストアのアルバイト採用を担当しております。
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