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Indeed(インディード)の導入を検討されている企業の担当者様や、運用を代理店にすべて任せている担当者様の中には、「Indeed内でどのように予算が使われるのか」「クリック単価の相場はいくらくらいか」「有料掲載する場合の費用感はどうなっているのか」など、いまひとつわからないという方も多いのではないでしょうか。
本記事では、Indeedの料金の仕組みやクリック単価について解説し、Indeedで効果を出すポイントをご紹介します。課金の仕方やチャージ方法など、Indeedの掲載を検討されている方はぜひご覧ください。
Indeed(インディード)は世界最大級の求人サイトです。Indeedへ直接掲載されている求人情報だけでなく、求人サイトや企業が保有する採用サイトなどからも情報を集約しています。会員登録なく求人情報をここで一気に探せる便利さから、非常に多くのユーザーに利用されています。
アルバイト・パートから正社員までさまざまな雇用形態で、多様な属性の求職者を募集することが可能です。
Indeedの特徴や求人掲載の仕組みなど、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
Indeedに求人掲載する方法を徹底解説!採用につなげるコツも紹介
Indeedの料金形態は、「掲載企画(広告サイズ)×掲載期間」で料金プランが決まる有料の求人広告とは違い、チャージ金額からクリックされるごとに費消されていく「クリック課金型」の仕組みをとっています。
①チャージ金額(120,000円~)
②上限クリック単価(15円~)
以上の2つの金額を自由に設定することが可能です。
Indeedには有料掲載と無料掲載*の2パターンがあります。
*利用規約、Indeedが定める掲載基準、及び使用制限が適用されます。
Indeedは無料で掲載することもできますが、有料であるスポンサー求人(スポンサーオプション)として掲載された求人は、求職者の目に留まりやすい位置に表示されるため、閲覧数が増え、より効率的に採用を行うことができます。
無料掲載と有料掲載では効果が大きく変わりますし、それぞれ向いている募集がありますので、うまく使い分けすることが重要です。
参考記事:Indeedの効果的な掲載方法と運用のコツ。9つのノウハウをご紹介
CPC(クリック単価)の相場設定は100円~300円ほどです。
事務職や短期イベントなどの人気の高い募集はクリック単価が低くなり、採用難易度が高い職種、人が集まりにくいエリア、競合が多い募集などはクリック単価が高くなります。
参考までに、弊社独自で調査したIndeedの業種別・職種別の平均クリック単価はこちらです。
※あくまで参考値としてお考えください。
業種 | 平均クリック単価 |
IT・Web・ゲームエンジニア | ¥191 |
エンジニアリング・設計開発 | ¥535 |
ビューティー・家事 | ¥187 |
医療 | ¥126 |
飲食・フード・サービス | ¥173 |
営業・販売 | ¥256 |
金融・財務・会計 | ¥236 |
経営・事業企画・人事 | ¥607 |
整備・修理 | ¥362 |
製造・工場 | ¥124 |
倉庫・物流・生産管理 | ¥214 |
派遣 | ¥86 |
不動産 | ¥308 |
保育士・教員・講師 | ¥275 |
旅行・レジャー・イベント | ¥27 |
職種別 | 平均クリック単価 |
コールセンタースタッフ | ¥245 |
一般事務 | ¥97 |
介護職 | ¥389 |
看護師 | ¥486 |
清掃スタッフ | ¥140 |
警備 | ¥204 |
ピッキング | ¥86 |
製造 | ¥130 |
ホールスタッフ | ¥233 |
営業 | ¥412 |
販売スタッフ | ¥59 |
保育士 | ¥297 |
ドライバー | ¥239 |
SE | ¥396 |
現場作業員 | ¥609 |
Indeedのクリック単価は、業種や職種、条件や運用方法によっても差がでます。実際のところは運用してみなければわかりません。2~3ヶ月運用してみることで、リアルな相場情報が把握できてきて、企業ごとに最適なクリック単価が設定できるようになっていきます。
Indeedはクリック課金型。実際にIndeedに掲載し、チャージした金額から費消(課金)されるクリック単価はオークション制(入札制)にて決まります。
そのため、Indeedに掲載する際には「うちの会社は1クリック当たり●●円まで出します!」という上限クリック単価を設定し、クリックされるごとにオークション制で決まったクリック単価でチャージした金額が費消(課金)されていきます。
例えば、C社がIndeedを掲載し、上限クリック単価を200円に設定していた場合。
同じ検索結果の一覧に表示されたB社、A社の上限クリック単価はそれぞれ150円と100円。上限単価を200円に設定していたC社がクリックされた場合、費消(課金)金額は151円になります。
このように、チャージした金額により、費消(課金)されるクリック単価は決まります。
平均クリック単価とは、費消されているクリック単価の平均値をいいます。
Indeedの検索は「キーワード×勤務地」の完全フリーワード検索。検索の内容は求職者によってさまざまです。同じ事務の仕事を探している人でも、以下の画像のように検索窓に入れるキーワードや働きたい勤務地などは違います。そのため、求職者ごとに検索結果も変わり、費消されるクリック単価も変わります。
Indeedはクリック課金型のため、有料掲載において、掲載前に費用をチャージするのが決まりとなっています。SuicaやPASMOといった交通系ICカードをイメージするとわかりやすいでしょうか。例えば事前に20万円をチャージすると、クリックされる度に、チャージ額の20万円から取り崩されていくという仕組みです。
チャージ額がなくなれば有料掲載は終了します。反対に、チャージがなくなる前に採用が決まった場合は、掲載を停止すればそれ以降費用が取り崩されることはありません。残ったチャージは次回掲載のタイミングで利用可能です。
では、Indeedへの有料掲載にあたりチャージの入金が完了したら、どのようにしてチャージを使っていけばよいのでしょうか。大きく分けて2つの方法があります。
自動設定は、AIが入札相場の動向を見ながらクリック単価を設定してくれるものです。(上限は1150円)※Indeedは、以前まで手動設定でのクリック単価も行なえましたが、現在は自動設定でのクリック単価調整のみとなっております。
自動的に最適なクリック単価で運用してくれるため、運用者にとっては安心感があります。
クリック単価の相場は日々変動していますので、まずは自動設定で動向を見てから手動設定に切り替えるなど、相場を読む目的で選択するのもおすすめです。
絶対数の少ない募集職種でクリック単価の相場が読みづらい場合には効果的かと思います。
また、こちらもある程度の掲載期間をとりたい場合は、掲載終了日を設定することが可能です。
20万円で1ヶ月間掲載したい場合はそのように設定することもできます。
上記でご紹介した「自動設定」について、弊社でのそれぞれの運用事例をご紹介します。
都心のコンビニでのスタッフ募集。
欠員募集のため、できるだけ早めに採用したいとのことでした。
競合が多い地域であったため、24万円のチャージを1ヶ月半で使い切る設定に。
1日のクリック単価が上限に達する日もあるなど、手動では設定できないであろう大胆な運用手法の甲斐もあり、想定数以上の応募数を獲得。
チャージを使い切る前に採用ができ掲載を休止しました。
この他にも弊社では多数の運用事例がございます。
ご興味をお持ちの方はお気軽にご相談ください。
クリック単価や上限クリック単価などの設定により、予算や消費額を把握しながら掲載をすることができるIndeed。
ある程度の平均的な応募シミュレーションを設定することは可能ですが、こちらも運用してみて初めてわかります。
イメージとして、下記のようなシミュレーションをだして逆算することで応募効果を想定していきます。
<応募数のシミュレーション>
応募数:5人
↓(※応募率1%)
必要なクリック数:500クリック
↓
相場クリック単価×500クリック
↓
必要なチャージ金額予算
※応募率1% 概ね100~200クリックに1人くらいが平均的な応募ペースです。
逆に考えると、必要な応募人数を想定したうえでの予算設定が重要です。
運用しながら応募数を増やしていくことが目標のため、長期的にプランを考え、しっかりとゴール設定をしていく必要があります。
Indeedの掲載順位は、「検索されたキーワードとの関連性」「求職者の行動履歴」「募集情報の内容」など、様々な要素が含まれたIndeedアルゴリズムによって決められています。ちなみにこのアルゴリズムはIndeedが非公開としており、明確にはわかりません。
しかし、その中でも「クリック単価」も掲載順位に影響する重要な要素です。クリック単価は15円~1000円までで設定できるようになっており、高い金額設定の方がより上位に表示されやすくなります。エリアや職種に応じ、適切な広告費用を算出した上で掲載を始めることがおすすめです。
せっかく費用・労力をかけて流入や応募を獲得するなら、管理画面を使いこなしてスムーズに採用につなげたいですよね。そこでここではIndeedの応募者管理画面でつまづきやすいポイントにフォーカスして、管理画面の使い方を解説します。
応募者に返信する内容は「テンプレートの保存」も可能です。あらかじめテンプレートのパターンをいくつか設定しておくことで、応募があった際にスムーズにメール返信することができます。
1つの職種だけでなく、複数の職種を募集している場合、管理画面の「応募者」タブで「職種名」から絞り込みをかけることができます。その他に「ステータス」や「未読」で検索することも可能なため、すぐに対応が必要な応募者を簡単に絞り込むこともできます。
管理画面上で選考ステータスを「採用決定」に変更すると、「他の応募者を不採用にしますか?」といったポップアップが表示されます。
これを「はい」と選択すると、他の応募者に一括で不採用通知のメッセージが送付されます。
その他、応募者管理画面や応募者対応に関するご質問がございましたら、お気軽にお問合せください。応募者管理画面マニュアルやテンプレートのパターンを提供させていただくことも可能です。
Indeedのユーザー属性は、一言でいうと「幅広い」です。Indeedは登録制の求人サイトではなく、求職者が情報を登録しなくとも自由に応募できるようになっているため、ユーザーの属性データは公表されていません。
弊社でご掲載いただいた企業様に応募者属性を聞いてみると、10代~70代まで、男女比率もバラバラです。Webメディアだから若い人が多いということもなく、スマホユーザーの年齢層が上がってきたことに比例して、年齢層の高い方の応募も多いようです。
※参考資料:https://marketing-rc.com/article/20160731.html
ちなみに、よく言われるのは「アルバイト・パートのユーザーが多い?」というご質問です。ですが、実際にはそんなことはありません。
Indeedは、リクナビNEXTやハローワーク、その他の正社員系の求人サイトからの転載情報も多いため、正社員でお仕事を探している方の割合も多いです。実際に、「正社員」は Indeed内でよく検索されるキーワードの1つです。
Indeedはアルバイトもパートも正社員も、すべての雇用形態の募集ができる媒体です。
※参考記事:
・Indeedを使った中途採用は効果的?メリット・デメリット、効果的な掲載方法をご紹介
・Indeedを使った新卒採用は効果的?メリット・デメリット、効果的な掲載方法をご紹介
Indeedで効果を出すには運用が肝となります。募集職種や募集条件にもよりますが、掲載しただけでは無駄な費用をかけてしまう場合も往々にしてあります。いかにクリック単価を最適化し、ターゲットとのマッチングを高めた原稿内容で応募単価を低くできるかどうかが効果を出すための重要なポイントです。
自社で無料で掲載できることから、利用される企業様も多いIndeedですが、「掲載してもなかなか応募がこない」「そもそもターゲットに見られているかわからない」「どこをどう改善すれば良いかわからない」そのようなお声を多く聞きます。
そこで、Indeedの掲載でよくあるお悩み別に、効果改善のための打ち手を資料にまとめました。現在Indeedを利用されていて、「今よりも効果を上げたい!」「どこをどう改善すれば良いかわからない」といった方は、下記よりダウンロードのうえ、お役立てください。
社内に専属のWeb担当者やマーケティングができる方がいない場合、日々変わっていくクリック単価の相場を把握し、増える競合他社との競り合いに勝ち、調整を行いながら効果を高めていくことは非常に難しいことです。
日々の業務をこなしながら、定期的にIndeedの効果分析を行い、原稿改善を行っていくことは、人事・採用担当の方にとってはかなりの労力がかかります。業務負担をかけずにより良い効果を出すためには、Indeedや採用に関して知識のある代理店に運用を任せるのも1つです。
代理店の選定基準はいくつかありますが、一部をご紹介します。
こちらの資料では、Indeedの自社運用と代理店運用の違いや代理店の選び方のポイント、運用先を切り替えるデメリットや注意点について詳しく解説しています。あわせてご覧くださいませ。
Indeed PLUSのリリースなど、昨今の求人広告市場は拡大し続けており、企業が数ある求人広告媒体の中から自社に最適なものを選定することは難しく、結果として求めるターゲットにリーチできていないケースが多くあります。
本資料では、大手企業の採用市場の現状・課題について取り上げ、「採用戦略がどう変化したか」について調査を行いました。成功事例や導入方法についてもご紹介していますので、ぜひご活用ください。
トラコムは、Indeedから認定を受けたIndeedの正規運用代理店(プラチナムパートナー)として、Indeedの運用をご支援しております。多くの企業様のアカウントを運用した豊富な実績から、採用につながりやすいノウハウをご提供しております。
求人広告のプロとして、Indeed運用のプロとして、効果の出る運用方法をご提案させていただきます。
Indeedのご掲載や、Indeed運用の効果改善にご興味をお持ちの方は弊社までご相談ください。
■お電話での問い合わせはこちら:0120-989-779(平日10~18時)
この記事を書いた人
K.SASAKI
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2005年に新卒入社。
東京→千葉→東京と異動。
営業領域はエリア営業、大手営業、Indeed営業、WEB広告営業
といった変遷を辿っている。
現在は既存の求人メディアはもとより、
求人メディア以外の手法も含めた提案をしている。
年間1万社以上の取引と採用実績から採用課題の解決につながる、現場のリアルな事例やお役立ち情報を発信しております。
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