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【企業向け】新卒の就職活動、何を重視する?離職のときは何を考える?

T.YOSHIDA

【企業向け】新卒の就職活動、何を重視する?離職のときは何を考える?

新卒の学生が就活をするとき、いったい何を重視して就活しているのでしょうか。重視した点が叶う会社に入社したからといって、果たしてその会社に満足するのでしょうか。

重視した条件が、離職する原因にはつながってないのかを考察していきます。

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離職率の高い業界とは?ランキング形式で発表

その前に、まずは離職率の高い業界を見ていきたいと思います。

新卒の離職状況については厚生労働省が発表している「新規学卒者の離職状況」で見ることが出来ます。2018年の時点では大学卒業者で21.7%であり(*1)新規学卒者を含めた平成30年度の全体の離職率は14.6%でした。(*2)

離職率の高い業界としては、同じく厚生労働省 が発表している「雇用動向調査」で見ることが出来ます。飲食サービス業界・宿泊業界(26.9%)・娯楽業界・生活関連サービス業界(23.9%)その他サービス業(19.9%)教育・学習支援業界(16.6%)医療福祉業界(15.5%)となっています。(*3)

学生が就活するときに重要視していること

次に大学生が就活する際に、何を重要視しているのか見ていきたいと思います。

自身や友人の就職活動時の軸を思い返してみると、「将来性」「給与」「待遇がいい」「福利厚生がしっかりしている」「業績がいい」「職場の雰囲気がいい」などを、最重要視していました。調査方法や質問の文言によって結果は異なると思いますが、さまざまなアンケートを見ても、これらはおおむね上位にランクインする条件です。

学生はこれらの条件と、業界・職種を照らし合わせて就職活動するものと考えて良いでしょう。私が就職活動をしていた際も、職場の雰囲気や福利厚生を重要視していました。実際にこれらの条件は働く上で大事になってきます。

また、企業側は、学生がこのような情報を知りたがっていると認識し、会社説明会や採用サイト、ナビサイト等で積極的に開示することがおすすめです。

入社した理由は、会社を続ける理由になるのか?

しかし、入社の際に決め手となる条件が揃っているからといって、その先会社を絶対にやめないという理由にはならないのです。

実際に、3年以内の離職率は平成29年の大学卒生で32.8%となっています。(出典:学歴別就職後3年以内離職率の推移/厚生労働省)いいなと思った人材が入社しても、そのうち3人に1人が、新卒で入社した会社を3年以内に退職しているという状況です。

新人社員は何をきっかけに離職するのでしょうか?次は、新卒が辞める理由についてみていきます。

入社した新卒が退職してしまう理由

新卒が退職する理由として挙げられるのは、「理想とのギャップがあった」「残業が多い」「休日出勤が多い」「人間関係が上手くいかなかった」「給料が見合っていない」などが多く挙げられます。こちらの記事でも新人・新卒が会社を辞めたい理由についてご紹介していますので、ご覧ください。「辞めたい」新人・新卒のホンネ

休日出勤や残業が多いかどうかなどは、募集条件を見たり面接時に聞けばわかる事です。しかし、理想とのギャップや人間関係については働いてみないと感じることはできないもの。企業様にとってみると、事前に防ぐことは難しいのでは…と思われるかもしれません。

確かに、すべてのギャップを取り除くことは難しいかもしれません。しかしギャップを小さくすることは可能だと思います。では、どのようにすればいいのでしょうか?

入社後のギャップを小さくする方法

キャップを埋めることでどう良くなるのか、また、就職する前と後のギャップをどうやって小さくすればいいのかについてまとめていきます。

満足度の向上、やりがいにつながる

ギャップを小さくすることは、「学生が働く上での満足度の向上や、やりがいを感じられる」ことにつながります。

ギャップがあればあるほど、やりがいを見つけるのは難しいです。新人の場合は基本的な条件が満たされた上で、初めてやりがいを見つける部分に意識を向けられます。というのも、学生側は「こういう仕事がしたい、こんな風に働きたい」と理想を抱えています。その理想と異なれば目の前のネガティブな感情に意識が向いてしまいモチベーションは下がる一方。

反対に、思い描いた通りの仕事・働き方であれば、目の前の仕事に集中でき早く仕事の楽しさややりがいに気づけるようになります。

募集・面接の際に会社情報を伝える

そして、本題の「ギャップを小さくするにはどうすればいいのか」ですが、募集・面接をする際に、会社についての詳細をきちんと伝えること、これに尽きます。

企業にとってマイナスになる情報は、どの企業であっても伝えたくないと思うのが普通です。しかし、どういう仕事内容なのか、やっていく中でしんどいなと思うところはどこなのか、など具体的に詳しく伝えてあげることで、仕事を選ぶ学生は、働くイメージをしやすくなるのです。ミスマッチの防止にもつながります。

求人原稿に細かな情報を載せたり、面接では聞きにくいことを補っていくことで、学生の理想とのギャップが小さくなっていきます。離職の原因払拭、はたまた応募意欲の向上にもつながるのです。

まとめ

ここまで「離職率の高い業界」「就活するとき学生が重要視していること」「新卒の退職の理由」について述べてきました。ここで、何が言いたかったのかというと、「仕事内容、条件については、なるべく詳細に伝えるようにすることで、求職者の方にその企業で働くイメージを持ってもらうことが重要」ということです。

学生が就活で重要視していることと学生の退職理由からわかるように、実際に働いた後に、学生がどう感じるかを考えることも大事になってくるのです。改めて就活をする学生が「何を重視して就職活動しているのか」を把握し、採用活動を行っていただくことで、企業様にとってより良い採用活動が出来ればと思います。

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※参照
*1… https://www.mhlw.go.jp/content/11650000/000556486.pdf
*2… https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/19-2/dl/kekka_gaiyo-01.pdf
*3… https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/19-2/dl/kekka_gaiyo-02.pdf

この記事を書いた人

T.YOSHIDA

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2020年に新卒入社し、大阪支社に勤務。
Ⅲグループに所属し、大東と門真市を担当。
2020年1月より京都営業所へ異動。
京都では伏見区と南区を中心に担当。

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