【東京編／2020年9月】月間掲載件数レポート・採用動向まとめ

当社トラコムでは、企業が抱える経営課題を採用面から解決するリクルーティング事業を展開しています。年間1万社以上の取引実績のある当社が、独自に採用動向を調査。月に1度レポートをまとめております。

『業界・エリアごとの掲載件数』『採用活動の動向・傾向』の情報として、参考にしていただけますと幸いです。

全体掲載件数動向

先月よりも3,380件のマイナスとなりました。

〈エリア別〉掲載件数動向

23区エリア

まずは23区内から見ていきます。件数は14,762件マイナス。全体としては大きく減少しましたが、足立区や中央区、北区などでは10～20％前後の増加となりました。

プラス：足立区、中央区、北区
マイナス：港区、中野区

その他エリア

一方23区外では、11,375件の増加に転じています。ほぼすべての区で増加となっており、国分寺市や国立市では30％以上の増加と、大幅に伸びています。

プラス：国分寺市、国立市、西多摩郡奥多摩町
マイナス：大島町、武蔵村山市

〈業種別〉掲載件数動向

続いては業種別の掲載件数となります。件数、マーケットシェアともに、医療・福祉関連職が増加。特に23区外の介護系の職種の募集が増加していることが見受けられます。

件数比較

プラス：医療・医薬・福祉
マイナス：ファッション・アパレル・インテリア

マーケットシェア比較

プラス：医療・医薬・福祉
マイナス：飲食・フード

掲載傾向・採用動向

9月の求人件数は先月比で約1万件のダウン。業種別では「医療・医薬・福祉」、「運輸・物流・配送・警備・作業・調査」が120％近い高い伸び率を示しております。一方で「飲食・フード」は先月比76％と大幅減。7月に件数が盛り返してからは2ヵ月連続の減少傾向となっています。

求人数が減少している事から、1企業様に対して応募数は増加傾向にあり、採用充足がしやすいマーケットであると言えます。通常9月という時期は、決算期を迎えた企業様や、年末の繁忙期に備えた飲食店やサービス業の募集等で、1年間でも求人件数が増加しやすい時期です。

しかしながら、コロナ影響が尾を引き、例年とは異なる傾向になっている事が伺えます。飲食・フード業界の求人減少傾向があるのも、年末に向けた人員が既にそろっているorそもそも採用予定がない、等の話も伺っています。

10月に向けた採用活動

例年であれば、年末にかけてイベントが増える時期であり、11月までは求人件数が増える傾向にあります。国の施策で実施される「Go Toキャンペーン」「Go Toイート」等、新しい取組も10月から実施されます。

求人市場にも変化が起こる事が予想されますので、営業担当に逐一情報共有を受けながら、検討頂くことをおすすめ致します。

データのダウンロードが可能です

さらに詳細なエリア×職種での掲載件数データをお出ししております。今月は『大田区×運輸・物流』のリストをご用意しました。 より多くのデータ、カスタマイズしたデータをご要望のお客様は、お気軽に下記ボタンより問い合わせください。（ダウンロードは無料です。）

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