お電話でのお問い合わせはこちら

0120-989-779

平日 10:00〜18:00

(祝日・年末年始を除く)

トラコム社員がお届け!

集客支援

採用LPのメリット・作成手順と参考デザインや事例を紹介

N.HIROSAKA

採用LPのメリット・作成手順と参考デザインや事例を紹介

「採用サイトは持っているがなかなか応募に至らない」「求人広告で集客はできるが、応募までつなげることが難しい」と感じている方も多いのではないでしょうか。そんなお悩みに、採用LP(ランディングページ)が効果的であることをご存じでしょうか?

今回は、採用LPの基礎知識からメリット・デメリット、応募獲得・採用成功に向けた作成のコツなどを徹底解説!採用LPの導入事例やお役立ちサイトもご紹介していますので、「活用しているけれどうまく運用できていない」「効果を上げるためのポイントが知りたい」とお悩みの方もぜひご参考にしてみてください。

採用LPについて採用担当者が知っておきたいポイント

企業へのお問い合わせや応募のアクションが期待でき、採用サイトとは別に運用している企業が増えている採用LP。まずは、仕組みや役割など、採用LPの基礎知識を深めていきましょう。

そもそも採用LPとは?

採用LPの“LP”とは、「ランディングページ」のこと。ランディングページというと、商用目的としたサイトを思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんが、採用目的としても効果的と評価され、新しい採用手法の1つとして注目が集まっています。

採用LPは、採用に特化したウェブサイト、あるいは単体ページで、企業情報や求人情報、それらの魅力を1ページにまとめ、ページ内で問い合わせや求人応募までが完結する仕組みになっています。ページ内のデザインやキャッチコピー、内容にも工夫が凝らされていて、スムーズに問い合わせや応募へのアクションにつながるような導線が作られているのが特徴です。

採用サイトとの違い

採用サイトも採用LPも、求人への問い合わせや応募を目的としている点は共通していますが、中身は大きく異なります。

最も大きな違いは、ページの構成。採用サイトは「会社紹介」や「社員紹介」「募集要項」など複数のページから構成され、読者は目的に応じてそれぞれのページを回遊しながら情報収集をしていきます。

一方の採用LPは、導入から会社紹介、募集要項や応募エントリーまで、全てが1ページに集約されている縦長の構成。目的に応じてページを移動する必要がなく、上から順に読み進めていくうちに応募意欲が増し、自然とエントリーへとアクションする流れが作られています。

採用LPが重要な理由

採用サイトは、応募意欲が高まっている読者が、目的に合わせて閲覧するのに有効なサイトです。一方、採用LPの場合、目的に関わらずページの上から順を追って読んでいくため、まだ応募意欲の高まっていない潜在的な求職者からの興味を獲得し、応募意欲を高めるのに有効な手段といえるのです。

具体的なメリットについては、次の項目で詳しくご紹介します。

採用LPを作るメリット

潜在的な求職者へのアピール手法ともいえる採用LP。さまざまな採用手法があるなかで、採用LPの活用にはどのようなメリットが挙げられるのでしょうか。

ここでは採用LPを作るうえでの具体的なメリットを詳しく解説します。

母集団形成につながる

まず1つ目に、求職者の母集団形成への効果が挙げられます。前述の通り、採用LPは会社紹介から応募エントリーまでが縦長の1ページに集約されています。

デザインやキャッチコピーにも工夫が凝らされ、エントリーへの自然な導線が作られているため、採用サイトを見てもイマイチ応募への決心が固まらず迷っている求職者や、そもそも応募を考えていなかったような潜在的な求職者に対して、応募へのアクションを促すことが期待できるのです。

サイト上での離脱を防ぎやすい

採用サイトやコーポレートサイトだけでなく、“採用LP”という誘導先を用意しておくことで、読者がWebサイト上のさまざまな角度から企業の情報を仕入れることができ、応募前の離脱を防ぐことが期待できます。例えば、「採用LPのない採用サイト」や「採用ページのみ設けているコーポレートサイト」の場合、なかなか決心が固まらずに“なんとなく”離脱してしまう可能性も。そうした離脱を防ぐためにも採用LPは有効です。

また、内部リンクによりさまざまなサイトへアクセスしながら閲覧する採用サイトと違い、1ページで完結する採用LPは、読者が途中でほかのページへ移動することなく、応募ページまでスムーズに進むことができる点も大きなメリットといえます。

制作コストを抑えやすい

複数ページに亘る採用サイトの作成には一般的に数十万円~数百万円の費用がかかります。一方、1ページで完結する採用LPの費用は数万円~数十万円。低予算でも情報量の多いページを作成できるのが採用LPの特徴です。

デザインの制約が少ない

新たに採用サイトを作成する場合、既存のコーポレートサイトやオウンドメディアのイメージに合わせたり、ほかのサイトとのバランスを考える必要があります。また、固定のフォーマットやCMSによる制約が発生することもあり、一定のデザインのなかでしか作成することができません。

採用LPは独立したページのため、そうした制約が少なくデザインの自由度が高いのも特徴の1つです。例えば、企業によって「ここを一番知って欲しい!」というポイントは異なりますよね。採用LPであれば、求職者に伝えたい情報から順に配列することもできますし、職種に最適なイメージをアピールすることも可能です。採用サイトやコーポレートサイトでは表現しづらいような個性的な表現もできるため、より企業らしさをアピールでき、求職者の印象に残るようなサイト作りがしやすくなるのです。

効果測定・改善施策をしやすい

採用サイトを作成した場合、サイトの管理や効果測定、さらに改善への手間と時間がかかります。採用LPは、そうした手間を最小限に抑えられるというメリットもあります。ヒートマップなどのツールを使えば、訪問者が離脱しやすい場所やよく見ている箇所が可視化され、効果測定から改善までを手軽に行うことができます。管理や効果測定の手間を省き、随時改善に努めることができるため、サイト運用しながらのCV率アップにつなげることができるのです。

複数チャネル展開がしやすい

成約が少なく自由度が高いことから、複数のチャネルに展開しやすいのも採用LPの特徴です。例えば、SEOコンテンツの誘導先として採用LPを設置したり、Web広告の1つとして同じ採用LPを流用して使ったりすることも可能。採用LPを作成することで、さまざまなチャネルに展開でき、問い合わせ件数アップ・応募数アップも狙えるのです。

採用LPを作るデメリット

さまざまなメリットが挙げられる採用LPですが、作成にあたってはデメリットも理解しておく必要があります。

直帰率が上がる可能性がある

ここでいう“直帰”とは、サイトを訪問したユーザーが1ページのみで離脱することを指します。採用LPに限ったことではありませんが、1ページで構成されるLP(ランディングページ)は、そもそも前のページやトップページに戻るという設計になっていません。つまり、最後まで読み進めれば「応募」が期待できる一方で、読み進めても応募意欲が高まらない読者にとっては、「離脱」=直帰を促す可能性もあるのです。

サイト内の導線設計が必要

採用LPは独立したサイトとして作ることができるメリットがある一方、流入への効果を高めるには既存の採用サイトやコーポレートサイトから採用LPへと誘導する導線を設計する必要があります。例えば、バナーの設置やテキストによる誘導を上手に活用することで、より採用LPの効果を高めることができます。

また、採用LPは応募へのアクションが最大の目的です。そのため、応募に至るまでの導線づくりや構成にはかなりの工夫が必要です。

通常ページよりも制作コストがかかる

1ページから成る採用LPは、ページあたりのボリュームが通常のサイトと比べて大きくなります。全体的なコストは複数ページを要する採用サイトよりも抑えることができますが、1ページあたりの制作コストは通常ページよりも高くなる可能性が高いです。

また、1ページのなかで応募に至るまでの様々な情報を伝える必要があるため、デザインや導線設計の手間がかかるのも事実です。

長期的に分析・メンテナンスが必要になる

採用LPに限らず、ランディングページは作って終わりではなく必ず効果測定や測定結果による改善施作、A/Bテストなどを行う必要があります。効果的な採用LPを運用し続けるためにも、長期的なメンテナンスが大切です。

効果的な採用LPをデザインする3つのコツ

では、採用LPを効果的に活用するには、どのようなことに気をつければよいのでしょうか?採用LPを作成するうえで重要なポイントとなるデザインにフォーカスし、採用LPの効果を高めるためのコツをご紹介します。

1.ファーストビューに力を入れる

ファーストビューとは、読者がWebサイトを訪れた際に最初に目にする箇所のことをいいます。ページをスクロールせずに表示される部分のことで、ページの上部にあたります。

一般的に、読者はサイトを目にして3秒以内に興味を持つかどうかを判断するといわれており、ファーストビューはいわばサイトの第一印象を左右する重要な箇所です。

つまり、採用LPにおいても、ファーストビューでの印象が良ければCVにつながる可能性が高まりますが、印象が悪かったり読者とマッチしていない内容であれば、離脱を招きかねません。ファーストビューでの離脱を防ぐためにも、採用LPのターゲットとニーズを明確にし、読者に伝わりやすいよう端的に自社の魅力を表現することが大切です。

また、ファーストビューで求職者の心を掴むためにも、読者目線に立ったデザインやキャッチコピーを心掛けるとよいでしょう。

2.社風・雰囲気が伝わる配色・デザインを採り入れる

サイトの配色は、読者の印象に大きく影響します。会社の雰囲気や印象を表現するためにも、配色は重要な要素の1つです。表現したよいメージを明確にしながら好印象を与えられるような配色を選びましょう。例えば、「明るさ」「親しみやすさ」を表現したいなら、白を基調に手書きや手作り風デザインを使用し、社員の自己紹介や顔写真など親しみやすい内容を盛り込みます。

また、橙や黄色を使うと、「楽しい雰囲気」「仲の良さ」を伝えることができます。年代や性別によっても好まれる色や親しみやすい色には違いがあるため、ターゲットに合わせた配色を選ぶことで採用LPの効果を高めることができるでしょう。

▼「目を引く配色」についてはこちらの記事もご参考にお読みください。
https://www.tracom.co.jp/tralog/coloring/

3.数字・データを分かりやすく伝える

数字やデータを用いて説得力を高めたり、具体性を強めたりすることは効果的な採用手法の1つです。従業員数や売上高、実績や受賞歴などを数字やデータで表現することで、企業の情報が一目で分かり読者の記憶にも残りやすくなります。一方で、ただ単に数字を羅列するだけでは、かえって伝わりにくくなることも。
数字やデータを用いる際は、グラフ化したり大文字や色を変えて強調するなど、視覚的な工夫を凝らすことが大切です。

採用LPデザイン・制作で成功するポイント

効果的なデザインを意識したうえで、採用LPを成功に導くにはどのような点に着目すればよいのでしょうか。ここからは、採用LP成功に向けた制作のポイントについてご紹介します。

ターゲットを明確化する

前述の通り、採用LPの最大の目的は「応募の獲得」です。着実に応募へのアクションへと導くためにも、まずはターゲットを明確にしておくことが大切。ターゲット目線でのサイトづくりができるよう、目を引く表現や訴求ポイントなどをしっかりとリサーチしておくことも重要です。

自社のCIや強みを洗い出す

採用LPは、求職者への興味の導入から企業情報、募集要項といった情報収集、応募までの一連の役割を担っています。特に、現時点では応募意欲の高くない潜在的な求職者へ、採用LPで自社の魅力を伝える重要な役目を果たします。求職者に自社の魅力をきちんと伝えるためにも、CI(コーポレート・アイデンティティ)や強みを洗い出し、興味を引くためのポイントを整理することが大切です。

ポイントを整理しておくことで、採用LPの内容がターゲットとマッチし、着実なCVが期待できます。

実績のある制作会社に依頼する

採用LP成功に向けた3つ目のポイントは、実績のある制作会社に制作を依頼することです。採用LPは、デザインやキャッチコピー、構成などに工夫を凝らす必要があり、通常ページの作成よりも手間がかかるだけでなく知識や経験も求められます。ランディングページに限らず採用サイトや求人広告などの制作・運用実績のある制作会社に依頼することで、採用LPの効果アップも期待できるでしょう。

採用LPの作成時に参考になる事例掲載サイト

採用LPを作成するにあたって、様々な採用LP事例を掲載しているまとめサイトをご紹介します。

それぞれ、検索の仕方や注力している点・デザインなど、異なる特徴がありますので、ぜひ自社のイメージや課題、希望に合わせて参考にしてみてくださいね。

LP ARCHIVE

さまざまなLP事例を「カラー」「カテゴリ―(職種)」「イメージ」から検索でき、ファーストビューだけでなく下部のデザインまで一覧で見られるのが特徴。
また、PC用だけでなくスマホ用の表示に切り替えることができるため、LP作成時のイメージがわきやすい点も人気を集めています。

LP advance

心に刺さるLP制作を手掛け、見やすく使いやすいLPデザインを集めた参考サイト。「カラー」「カテゴリ―」「タイプ」に加え、「メインビジュアル(人物、動物など)」や「効果・エフェクト」などの詳細条件からも検索でき、よりイメージに合わせたLPを探すことができます。キャッチコピー検索もできるため、コピーライターの方にとっても役に立つサイトです。

WebDesignClip

オシャレでシンプルなデザインが印象的なLPまとめサイト。独自のコラムや作成の際のスキルアイデアも紹介されており、事例だけでなく知識の習得にも役立ちます。

また、海外ユーザーに向けたLPも紹介しているため、海外の人材をターゲットとしたLPを作成したい時にはぜひ参考にしたいサイトです。

LP-WEB.COM

Webディレクターとして現役で活躍する管理人が厳選したLPを集めた参考リンク集。カテゴリー(商材)だけでなくサイトの更新年月からも検索することができ、その年に流行っていたデザインや特徴などが一目で分かるようになっています。

また、レイアウトやキャッチコピー、A/Bテストなどに関するコラムもあり、LP作成だけでなく運用の際にも役立つ情報が満載です。

まとめ

問い合わせ・応募獲得のための手法として、改めて注目が集まっている採用LP。会社情報から募集要項、エントリーまでの全てが1ページに集約され、CV率向上に効果的いわれています。潜在的な求職者への興味喚起や応募への着実な誘導など、メリットが多い一方で、採用LPの作成にはデザイン性や構成・設計に関する知識と経験が求められる難しさもあります。

トラコムでは採用LPの作成・運用を行っています

採用サイトやコーポレートサイト、採用オウンドメディアなどの制作・運用を通して企業様の採用を数多く支援してきたトラコム株式会社 テクタス事業部では、これまでの経験と実績を活かし採用LPの制作も手掛けています。お客様の抱えていらっしゃる課題や状況に合わせて構築から改善まで柔軟に支援し、コンテンツ企画・デザイン・ライティング・運用サポートなど、幅広くお手伝いさせていただきます。

「採用LPについてもっと詳しく知りたい」「サイトへの流入アップを目指したい」などといったお問い合わせもお待ちしております。まずはお気軽にご相談ください。

リンク先のお問い合わせフォームにて、「採用LPについての相談」とご記載ください。

この記事を書いた人

N.HIROSAKA

この人の記事一覧を見る

2018年1月中途入社。ステイセールスとして配属され、1~2年目はタウンワーク・フロムエーナビなどの求人広告提案~原稿作成に従事。
現在、テクタス事業部のメンバーとして、新卒・中途採用の代行サポート、HPの提案・作成をメインに取り組む。2020年SNSエキスパート検定初級取得、Googleデジタルワークショップ修了。前職で労務管理や採用に携わっていた経験や、原稿作成のスキルを活かして、お客様1社1社のお困りごと解決に努めていくことが今後のミッション。

トラログはこんな記事を
書いています

  • 採用ノウハウ

    年間1万社以上の取引と採用実績から採用課題の解決につながる、現場のリアルな事例やお役立ち情報を発信しております。

    記事一覧を見る
  • 求人媒体のノウハウ

    いつもご利用されている求人採用を見直してみませんか?悩み、ぜひ教えてください!御社の魅力を一緒に考えさせてください!

    記事一覧を見る
  • 集客・販促ノウハウ

    今注目されているGoogleマップやSNS(インスタ等)を活用した集客、インバウンド対策、オウンドメディア企画・運用など最新の集客トレンドやノウハウを発信していきます。

    記事一覧を見る
  • セミナー情報

    媒体活用の採用支援や人材育成に関わるセミナーから研修や集客方法をご紹介するワークショップまで、さまざまな自社開催のセミナー情報をお届けします。

    記事一覧を見る

お問い合わせ CONTACT

お電話でのお問い合わせはこちら

WEBでのお問い合わせはこちら

メルマガ登録

最新の採用事例やノウハウ、新着ブログ、セミナーなど採用活動全般にプラスになる情報をお届けします。

ご登録いただく前にプライバシーポリシーをご一読ください