【大阪編／2020年9月】月間掲載件数レポート・採用動向まとめ

当社トラコムでは、企業が抱える経営課題を採用面から解決するリクルーティング事業を展開しています。年間1万社以上の取引実績のある当社が、独自に採用動向を調査。月に1度レポートをまとめております。

『業界・エリアごとの掲載件数』『採用活動の動向・傾向』の情報として、参考にしていただけますと幸いです。

全体掲載件数動向

先月よりも4296件のマイナスとなりました。5月以降、増加の一途をたどっていましたが、今月5ヶ月ぶりに減少しました。

〈エリア別〉掲載件数動向

大阪市エリア

まずは大阪市内から見ていきます。先月比1414件のマイナスです。中でも変化が大きかったのは下記のエリアです。

プラス：東成区、港区
マイナス：鶴見区

その他エリア

その他のエリアでは、先月比2736件のマイナスとなりました。しかし、プラスとなった市町村では、20～30％前後の増加があったりと、エリアにより大きな差が出ている状況です。

プラス：三島郡島本町、泉南郡岬町、南河内郡太子町、豊能郡能勢町
マイナス：泉南郡田尻町、泉南郡熊取町

〈業種別〉掲載件数動向

続いては業種別の掲載件数となります。件数とマーケットシェアともに、運輸・物流・配送関連職が最も伸びています。

件数比較

プラス：運輸・物流・配送・警備・作業・調査、製造・工場・化学・食品
マイナス：ファッション・アパレル・インテリア

マーケットシェア比較

プラス：運輸・物流・配送・警備・作業・調査
マイナス：飲食・フード

掲載傾向・採用動向

8月と9月では、求人件数はほぼ横ばい。

その中で、「物流・倉庫・運輸」と「製造・工場・化学・食品」が前月を10％近く上回りました。両業種ともに、扱う商材・商品により仕事量も二極化が予想されます。
また、エリアとしては大阪市港区・東成区が10％近くのUP。両エリアともに物流・製造業の件数拡大が要因と思われる。

応募数については、正規雇用・非正規雇用ともに、コロナ前に比べて各段に上がってきています。

特に正規雇用に関しては、1月・2月の平均値よりも、倍以上の応募数があるといったデータも出ているほどです。飲食・観光業からの転職者も多く、他にも、コロナ影響で業績悪化し、転職を決意した同業の経験者が採用できたといった声もありました。

10月に向けた採用活動

応募数が増えている今だからこそ、きっちりと「自社らしさ」「求める人物像」を明確にして、採用のマッチ度を高めていく必要があります。

特に大阪府では10月より、府民の雇入れ企業に対して支援金を提供開始予定です。（参考：https://www.tracom.co.jp/tralog/osaka-job-seeker-support/）そんな時だからこそ、採用がゴールでなく、長年活躍する「人財」採用に取り組みませんか？

データのダウンロードが可能です

さらに詳細なエリア×職種での掲載件数データをお出ししております。今月は『大阪市住吉区×医療・福祉』のリストをご用意しました。より多くのデータ、カスタマイズしたデータをご要望のお客様は、お気軽に下記ボタンより問い合わせください。（ダウンロードは無料です。）

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