
トラコム社員がお届け!
「最近急に応募効果が悪くなった…これまでと同じ方法で掲載をしているのにどうして?」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
市況の悪化によって、「ただ広告を出せば応募がくる」という時代は過ぎ去りました。応募を集める、求める人材を採用する、その第一歩は『振り返り』です。
本記事では求人広告の振り返りの方法をご紹介します。
A株式会社 採用担当者:「1人辞めちゃって求人出したいんだけど。この前と同じ感じで!急ぎでよろしく!」
営業担当:「時給や勤務時間の変更はありませんか?特にないようでしたら、この前と同じ感じでいきましょう!」
採用できたらオッケー!採用できなかったら、もう1回求人出してみるか…。
こんな良くないPDAサイクルを回していませんか?そうです、この流れでは大事な「C:check」が抜けてしまっているんです。
上手くいかなかった時はもちろんのこと、上手くいった時もしっかりと効果検証を行いましょう。
起きたことには必ず原因があります。求人広告の効果も然りです。時間も手間もかかる作業ではありますが、この原因検証がなければ、同じ失敗を繰り返してしまいます。
採用市況が悪化し、「広告を出せば採用できる」時代は終わりました。だからこそ、成功も失敗も次に活かすことがなによりも大事です。
検証をすると言っても、具体的に何を見たらいいの?と思う方も多いかと思います。大きく分けて、下記2点の観点で見ていきます。
市況の悪化・採用力の高い求人の出現はないか?
同エリアで求人が増えていたり、自社と同業で採用力の高い求人が出てはいないかをチェックしましょう。例えば、採用力:知名度、時給、シフトの柔軟性などです。
原稿内容の魅力度/ターゲット層とのアンマッチは起きていないか?
内的要因に関しては、定量ベースの分析がおすすめです。ご掲載される各メディアではレポートが出せるものが大半ですので、そちらをベースに分析を進めましょう。
各項目の中から「閲覧数」や「応募数」をピックアップし、そもそも閲覧はされているのか、閲覧はされているが応募に至っていないのか、などを見ていきましょう。
ターゲット層から魅力的な求人として見られていない可能性が高いため、掲載メディアを変えるか、募集条件を見直すか、一覧画面の工夫をするか、などを検討しましょう。
原稿内容での動機形成が弱い可能性があります。自社の求人に興味を持って一覧画面から詳細画面へ遷移しているものの、何らかの理由で離脱しています。
・仕事内容が分かりづらい?
・条件面で不安を覚えるような内容になってしまっている?
・応募後のフローが分かりづらい?
この部分に関しては仮説の要素が強いので、多くの仮説を出し、1つひとつ潰していきましょう。特に、仕事内容、募集条件、選考フローなどを中心に見直しをしていくと良いでしょう。
最近では『口コミサイト』や『SNS』等の情報も応募数に影響してきます。口コミサイトに退職者がネガティブな書き込みをしていないか、自社製品やサービスがSNSでネガティブな反応をかっていないかなども定期的にチェックしていきましょう。
口コミに関する情報は、こちらの記事でも詳しくご紹介しています。併せてご覧ください。
人材採用の口コミ対策の方法は?主な企業口コミ・評判サイトも紹介
貴社の採用活動は、PDAサイクルになっていましたか?良い採用活動をするためには、しっかりとPDCAサイクルを回すことが大切です。
弊社では、振り返りを強化した広告掲載を強みとしております。
「自社のケースがわからない」「どんな仮説が考えられる?」などの疑問がございましたら、弊社までお気軽にご相談ください。
この記事を書いた人
Y.HACHINOHE
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2013年に新卒入社
東京本社に配属。東京HRとして5年間社員領域を中心に営業。
2016年リクルートの営業ランキングクラストップを受賞。
2018年アルバイトパート領域のチームへリーダーとして就任。
2019年HRチームのリーダーに就任し、個人の営業、メンバー育成に従事。
2021年からは総合企画グループへ異動をし、
アルバイト~中途・新卒と総合的な提案を手掛ける。
2022年福岡営業所へ異動。マネージャーとして、拠点運営に従事。
年間1万社以上の取引と採用実績から採用課題の解決につながる、現場のリアルな事例やお役立ち情報を発信しております。
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