
トラコム社員がお届け!
モノづくりを通して私たちの日常生活を豊かなものにしてくれる「製造業」は、社会貢献度の高さ・やりがい共に抜群の業種ですが、新卒採用や中途採用問わず採用難に悩む企業は少なくありません。
本記事では、Indeedでの製造職募集で効果がでた事例をご紹介!Indeedで製造職募集を行う際の効果出しのポイントもまとめていますので、製造職の採用にお悩みの方はぜひお役立てください。
まずは、現在の製造業界の採用市場について見ていきましょう。
厚生労働省のデータを確認してみると、製造業全体の有効求人倍率は1.73倍。1人の求職者に対して、求人数が上回っていることがわかります。
そして、製造業の中でも特に高い数字を示しているのが「機械整備・修理」。こちらの有効求人倍率は4.43倍となっており、4社以上の企業が1人の求職者を取り合っている状態を表しています。これは他の業種と比べてみても高い数字と言えるため、採用難易度が高いことが明白です。
参照:厚生労働省/職業別一般職業紹介状況[実数](常用(含パート))/令和5年9月
https://www.mhlw.go.jp/content/11602000/001159972.pdf
では、実際に製造業界で働いている人・製造業界への就職や転職を検討している人は、どんなことを重視して仕事や職場を選んでいるのでしょうか?
下記は「日研トータルソーシング」が実施した調査結果です。
【就職・転職先を選ぶ際に重視するポイントとは】
上記の回答があった中、最も多くの人が支持したのが「雰囲気・人間関係」で、回答者全体の68.0%が重視すると答えました。
参照:2023年・製造業の就労ニーズ白書|求職者が就職・転職先を選ぶポイントとは
https://www.nikken-totalsourcing.jp/business/tsunagu/column/1673/
製造職の求人募集には、求人検索エンジン「Indeed」の活用がおすすめです。
Indeedは求人広告に特化した検索エンジンです。業界・業種を問わず、あらゆる求人情報を集約して掲載しています。
職種名や勤務地を入力するだけで簡単に仕事探しができる便利さから、年齢や性別を問わず幅広い層のユーザーが活用しています。アルバイト・パートから正社員までさまざまな雇用形態で、多様な属性の求職者を募集することが可能です。
Indeedの特徴や求人掲載の仕組みなど、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
Indeedに求人掲載する方法を徹底解説!採用につなげるコツも紹介
Indeedは利用するユーザーが非常に多いです。そのため、資格や経験など、ターゲットを絞った募集をしても閲覧数を担保しやすい傾向にあります。
製造職の中でも特にニッチな職種や、資格・経験年数・スキルなどの求める要件が多く、求職者の母数が少ない募集にもIndeedは向いています。
Indeedは「職種名」×「勤務地」のキーワード検索のため、求職者はキーワード検索で自分に合った求人を探します。求人メディアとしての知名度・話題性だけでなく、キーワード検索でマッチング度の高い求職者を獲得できる点が特徴です。
製造職と言っても、大きなものを作っている企業もあれば、プラモデルのような組立をしている企業もあり、さまざまです。Indeedであれば、製造する製品や仕事の特徴を掲載する原稿に記載することで、その仕事に携わりたい求職者からの応募が期待できます。特に製品や製造職の専門知識を有した経験者を狙いたい場合に、Indeedは効果を発揮します。
製缶工・溶接工・CADオペレーター・工場内作業員兼配送ドライバー(アルバイト・パート)
製造職の募集の中には、何を作っているのかがわかりにくい、理解しにくい求人原稿が多数あります。せっかく求人を見てもらえても、いまいち仕事内容がよくわからない原稿では「よくわからないな」「怪しいな」と思われ、敬遠されてしまうかねません。さらに面接どころか応募にもつながらず、Indeedにおいては閲覧(クリック)=無駄な費用がかかってしまいます。
そのため、製品の写真を複数掲載し、何を作っているのか、どんな工程で仕事を進めていくのかが一目でわかるようにしました。
また、複数人の採用を予定していたため、「経験者向け」と「未経験者向け」でそれぞれ原稿を作成し、職種名や給与などの条件を分けて募集。経験者採用は特に採用が難しいため、具体的に何が出来たらいくら保障されるのかといった、スキルアップ・キャリアップについて詳細に記載しました。
その結果、総応募数33件と多くの応募を獲得することができました。
工場内の機械作業(社員)
こちらの会社様も複数人の採用を予定していたため、ターゲットごとに求人原稿を作成。「週休2日」と「完全週休2日」の原稿を展開し、休日日数に応じて働き方を選べるようにしたことで、応募数が以前よりも増加。総応募数17件を獲得し、2名の採用に成功しました。休日が少ない製造業界においては、休みや働き方の柔軟性があることは、他社との差別化になり効果的です。
建設会社のルート営業(社員)
Indeedの運用をスタートし、最初は思うような結果が得られなかったため、再度採用ターゲットのペルソナを細かく設定。女性ターゲットと男性ターゲットに分けて細かくペルソナを設定し直し、女性ターゲットにはネイルOK、髪色OKなどのメリットも打ち出しました。
その結果、原稿修正後の1ヶ月で応募数8件を獲得。原稿を変えてから応募単価が約12万円だったのが約9,000円に減少。採用は2名(男性と女性)で、採用ターゲットとして狙った方を採用することができました。
製造職の採用がうまくいかない原因として、求人原稿内の情報が不足していることが挙げられます。
経験者の場合、「製品・技術にこだわりたい」「新しい仕事に挑戦したい」「スキル・技術を深めたい」といった思考の方も多いため、転職先でどんな製品製造に携われるか、どんなスキルが身につくかを気にされます。仕事内容は詳細に、特に「何を製造しているか」を、下記のポイントを押さえて詳しく記載しましょう。
未経験者をターゲットに募集する場合は、1日の流れもあわせて明記することで、より働くイメージを持ってもらいやすくなるでしょう。
文章だけでは伝わりにくい内容も、写真であればパッと見ただけで理解が深まることがあります。
前述した「製造しているもの」「使用する道具」は、写真も併せて掲載するようにすることで、仕事内容の理解が深まり、応募からの面接につながりやすくなります。
写真撮影の際に注意する点はいくつかあります。詳しくはこちらの記事をご覧ください。求人広告に掲載する効果的な写真とはどんなものかや、写真撮影のコツもまとめています。
求人広告の写真はどんなものが効果的?プロが教える「応募意欲を高める求人写真」撮影のコツ
製造職は、営業などの仕事と違ってインセンティブがないことが多いため、スキルアップした場合の報酬や年収例をしっかりと記載してあげるのが効果的です。
〇年目で年収△△円といった年収例や、●●ができるようになったら◎◎円といったスキルアップについて具体的に記載することで、経験者なら自分の技術レベルでの給与がわかりやすく、未経験者なら将来像が見えやすくなります。
製造業の採用にあたり、Indeedはとても効果的な採用手法のひとつです。
また、Indeedには効果を高めるための“運用のコツ”もありますので、それらを理解・実践することで、採用成功にさらに近づくことができるでしょう。
弊社トラコムは、Indeedプラチナムパートナーとして認定されています。豊富なノウハウで求人掲載・運用支援を行いますので、Indeedでの採用成功を実現したい企業様はぜひご相談くださいませ。
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