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広告を出す以上、多くの人の目に留めてほしいと思うのは当然です。このコンテンツでは広告を読んでもらう工夫の中から、色が持つ情報と使い方についてまとめています。色というのは広告の中でもとても重要な要素で、様々な印象付けに欠かせません。それぞれの色が持つイメージや、色についてお話します。
本記事は、求人広告代理店であるトラコムのデザイナーが、ノウハウをまとめた内容となります。求人広告における視覚的な訴求方法にお悩みの方はぜひお気軽にご相談くださいませ。
トラコムに求人広告について相談する
色というのはいくつも種類がありますが、 代表的なものは白と黒を含めて9種類です。まずはそれぞれが持つイメージについて、一例ながらおさらいしてみましょう。
色のイメージは 火→赤、空→青 といった具体的なものと、情熱の赤、爽やかな青といった抽象的なイメージのふたつがあります。
抽象的なものは 火→情熱 といった具体的なものからの連想が多いですが、地域や文化で色の持つ意味が変わることもあり、中には全く逆の意味になることも珍しくありません。まずはこれらをきちんと知っておくことが、目を引く広告づくりにつながります。
求人や商品を説明する場合に視認しやすい色を使うことで、より正しく情報が伝わります。
例えば和気あいあいとした職場環境で、快活な人を採用したいとするならば、オレンジや黄を使って楽しい雰囲気を伝えることがセオリーです。楽しげな雰囲気を灰や黒で伝えようとすると、どうしてもチグハグな印象になってしまいます。
色が持つイメージを理解して、伝えたい情報と照らし合わせながら色を選ぶことが大切です。
求人広告の場合、誰を目的にした記事を作るかが重要になります。年齢や性別により、好まれる色は変わってくるのです。中でも、最近はシニアをターゲットにした求人募集も増えていますが、シニア男女問わずに好む色は緑だとか。
こういった点も踏まえて色を選んでいくのがおすすめです。詳しくはこちらの記事でもご紹介しています。
【シニア採用】ターゲットに合わせたデザインを知ろう
目を引く色というと何が連想されるでしょう。
わかり易い例としては道路標識です。
危険や注意をうながす標識には、赤や黄が使われています。
これは赤や黄が人の注意を引く目立ちやすい色、「誘目性の高い色」として知られているからです。
誘目性とは「人の注意を引く度合い」を指していて、
赤・橙などの暖色系は高く、青・紫などの寒色系は低いとされます。
色を誘目性の高い順に並べてみると、
というような形を取ります。
誘目性の高い色は背景にある色が白・灰・黒のいずれであってもハッキリと主張する色であり、目立つ色と理解することができます。
先程例としてだした、道路標識の危険や注意を促す標識に、赤や黄が使われるのは「意識しなくても注意を引く色」だからということになります。
以上のことから、目立つ色についてご理解を頂けたかと思います。
もしかすると、「じゃあ目立つ色だけで広告をつくればいいじゃないか」という風に考えられる方がいらっしゃるかもしれません。
ですが、それはちょっとおすすめできません。
色というのは相対的なもので、目立つ色ばかりある中ではせっかくの色も目立たなくなってしまいます。
背の高い人がたくさん集まると、それが当たり前の光景に見えてしまうようなもの。「赤は目立つ色なんだ、とにかく赤をつかうんだ!」というやり方は、せっかくの内容もちっとも目立たないという最悪の事態につながってしまいます。
どうすれば「目立つ色」を効果的に使うことができるのでしょうか。
ポイントとしては「目立つ色」と「目立たせるための色」を使うことです。
たとえば白い紙の上であれば、黒がもっとも目立つ色です。
これは言い方を変えると「一番明るい色」と「一番暗い色」の組み合わせです。
お互いに性質が全く逆の者同士がそれぞれの違いをハッキリ主張しているということです。
先程「誘目性が低い色」として紹介した青も、黄色地の背景に合わせれば、お互いにとても目を引く配色になります。
これは白黒と同じように、明るい色と暗い色の組み合わせに当てはまるからです。
より目立たせたい情報には、明るい色と暗い色の組み合わせを意識して使用することで、より目を引く情報として読みやすく受け手に届いていきます。
それぞれの色を目立ちやすくさせる方法はわかりました。
しかし、「じゃあ白を背景色にして、目を引く色をたくさん置こう。赤も青も橙もたくさん使おう。」というのもおすすめしません。
色にはそれぞれイメージがあることは先程のとおりです。
たくさんの色をつかうということは、それだけイメージを溢れさせることになるからです。
とっても面白い本があって、それを誰かに紹介したいと思っても、一度にあれもこれもとまくし立ててはなかなか理解はしてもらえませんよね。
伝えたいことをまとめて、ひとつずつ話していくことが大切です。
色にも同じことが言えます。たくさんの色を使いすぎるとどの情報を受け取ればいいのか混乱してしまいます。
広告などの情報を伝える媒体では、色の数は控えめに。
メインの色、メインの補色、そしてとっておきの色の3種類くらいが目安です。
今回は色について、基本的な5つのことをお話しました。
簡単にまとめると、
つい読んでしまう広告は色を上手に使った広告です。
より良い広告づくりのために欠かせない色のこと。
いざ、目に留まる広告を!と思った際に今回の記事を思い出していただければと思います。
弊社トラコムでは、求人広告代理店として多数の求人広告作成に携わってきました。培った広告作成ノウハウを記にてまとめています。あわせてご覧ください。
・効果的な求人広告を作るコツ。ターゲットの目を引く表記やポイントとは?
・知識がない方も簡単にできる!プロが教える「求人写真」撮影のポイント
・求人広告で効果的なキャッチコピーや見出しの決め方のコツやポイントをご紹介
この記事を書いた人
トラコム制作スタッフ
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ライター6名、デザイナー5名、ライター&デザイナー1名の12名のチームで
お客様の原稿を担当します。
「女性向けの可愛らしいデザインが得意」「ストーリー調の原稿が得意」など、
各メンバーごと得意なスタイルを持っておりさまざまなご要望に対応可能!
ときには取材や写真撮影に伺うことも。
また求人原稿だけでなく、応募の受け皿となる採用LPやSNSのアイコンやチラシなども作ります。
お客様をよく理解している営業と連携し、会社の魅力を形にして届けます!
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