【企業向け】バイトルとは？特徴・メリット・デメリット・効果目安などを解説

「アルバイトやパートがいなければ現場が回らない」という企業は少なくありません。アルバイト・パートを採用したいときに便利な求人サイトの1つが、「バイトル」です。バイトルのテレビCMやWebプロモーションなどを見て、気になっている採用担当者様も多いのではないでしょうか。

当ページでは、バイトルの特徴やメリット・デメリット、求人を掲載する方法や掲載料金、さらに効果を出すためにチェックしておきたいポイントなどを解説します。バイトルの活用を検討する際の参考に、ぜひご参照ください。

目次

• バイトルとは？
• バイトルの掲載効果の目安は？どのぐらい応募が来る？
• バイトルのメリット・特徴
• バイトルのデメリット
• バイトルの掲載方法
• バイトルの掲載料金
• バイトルの掲載効果を高めるコツ
• まとめ
• バイトル掲載のご相談はトラコムへ

バイトルとは？

「バイトル」とは、ディップ株式会社が運営するアルバイト・パート向けの求人サイトです。2002年のサービス開始以来、テレビCMやWebのプロモーションなどを積極的に活用して知名度を高め、現在は若年層を中心に幅広い求職者が利用しています。

掲載求人数240万件以上（※1）、掲載企業数3.5万社以上（※2）、取引実績15万社以上（※3）というデータからも、多くの企業と求職者が利用しているサービスであることが分かります。

バイトルには「求人情報への動画掲載」や「しごと体験・職場見学の募集」など、特徴的な機能が豊富です。バイトルの特徴については、当ページの「バイトルのメリット・特徴」で詳しく解説します。

※1　2023年9月15日15時時点のバイトルデータ
※2　2023年8月度のバイトルデータ
※3　dip全サービスの取引実績に基づく社数

バイトルの掲載効果の目安は？どのぐらい応募が来る？

バイトルならではの特徴の1つが、掲載してすぐに応募が来る確率が高いことです。バイトルに求人を掲載した企業のうち、81％が掲載後1週間以内に応募を獲得しています。（※）

アルバイトやパートで働きたい求職者は、社会経験の少なさやブランクなどの理由で、「仕事内容に興味があるけれど、自分にできるかどうか不安で応募を迷っている」といったケースも少なくありません。バイトルにはこういった求職者のニーズに寄り添い、不安を解消する仕組みが備わっているため、相応の掲載効果を期待できます。

さらに認知度が高く、「アルバイトを探したい」という意思を持っている顕在層のユーザー数が多い点も、高い掲載効果が期待できるポイントです。

※ バイトル管理画面上での期間内に応募があった企業の割合【集計対象】2023/1/9～1/29の週平均値、Cプラン以上で掲載した場合

バイトルのメリット・特徴

求人サイトを使って人材を募集する際は、サービスのメリットや強みを確認しておきましょう。バイトルの特徴や具体的なメリットとして以下の5つが挙げられます。

• 学生・パート・アルバイト・フリーターのユーザーが多い
• 動画を掲載できる
• しごと体験・職場見学の募集ができる
• 最短即日でも掲載できる
• 割引料金で再掲載できることがある

それぞれ詳しく見ていきましょう。

学生・パート・アルバイト・フリーターのユーザーが多い

バイトルのユーザーには、高校生・学生をはじめ、パート勤めの主婦・主夫、アルバイトで収入を得ているフリーターが多いという特徴があります。

こういったユーザーは、正社員の就職活動や転職活動とは違い、「条件の合うところにパッと決めたい」と考えていることが珍しくありません。そのため掲載してすぐに応募を集めやすい傾向があります。

また自宅近くや通学圏内で働きたいと希望する人も多く、エリアを絞った地域密着型の採用にも適しています。

動画を掲載できる

バイトルでは、求人原稿に写真や動画を追加料金なしで掲載できます。世の中には多くの求人サイトがありますが、写真の掲載は可能でも動画の掲載には未対応というサービスが少なくありません。

動画は写真よりも圧倒的に情報量が多く、ありのままを伝えやすいことがメリットです。仕事風景や職場の様子を動画で伝えることで親しみを持ってもらいやすく、採用ミスマッチの防止にも役立ちます。

しごと体験・職場見学の募集ができる

バイトルでは、本格的に採用する前に「仕事の体験」や「職場見学」を目的とした募集ができます。これは「職場になじめるか不安」「仕事が自分に合っているか分からない」といった求職者に寄り添うための仕組みで、企業側には採用のミスマッチを減らせるというメリットがあります。

「職場の雰囲気が合わなかった」「仕事内容が思っていたものと違った」などの理由で、採用した人材がすぐに辞めてしまうことは、企業にとって大きな痛手です。バイトルの「しごと体験・職場見学」の仕組みを通じて事前に「お試し」ができることは、企業と求職者の双方にとって大きなプラスとなります。

最短即日でも掲載できる

バイトルでは、最短で申し込みをしたその日から求人を掲載できます。（※）

アルバイトやパートが多い職場では、急な欠員が発生することも珍しくありません。採用を予定していた人材から辞退されることもあるでしょう。そんなときにスピーディに求人を掲載できることは、企業にとって大きなメリットです。

求人サイトには、申し込みから掲載まで時間がかかるところもあります。人手不足が続く中で効果的な採用活動を行うには、掲載対応のスピードも重視し、タイミングを逃さないことが重要です。

※ 新規掲載の場合は1営業日以上

割引料金で再掲載できることがある

バイトルで求人を再掲載する場合、「リピ得」というキャンペーンで掲載料金の割引を受けられることがあります。

求人を再掲載する場合に限ってお得にプランをアップグレードできるサービスで、応募数アップやコストパフォーマンスの向上が期待できます。

「リピ得」を利用できる場合には、掲載終了した求人を再掲載して「長期掲載」する場合でも、お得に利用することが可能です。

バイトルのデメリット

バイトルは非常に魅力的な求人サイトですが、メリットばかりというわけではありません。より効果的に活用するために、デメリットについても把握しておきましょう。主に以下の3つが挙げられます。

• 専門職・レア人材の採用には不向き
• 掲載課金のためクリック・応募数の保証はない
• スピーディな応募者対応が求められる

それぞれ以下に解説します。

専門職・レア人材の採用には不向き

バイトルのユーザー層は若年層が多いため、「未経験歓迎」の求人に向いているサービスです。そのため、専門職やレア人材の採用にはあまり向いていません。特定の資格や技能が必要な専門職、応募条件が厳しいレア人材などの採用には「バイトルPRO」を利用することをおすすめします。

例えば飲食店の場合、ホールスタッフであれば「バイトル」、調理師や栄養士などの専門職の採用は「バイトルPRO」と使い分けることで、採用効率アップが期待できます。

掲載課金のためクリック・応募数の保証はない

バイトルの料金形態は、求人を掲載すること自体に費用が発生する「掲載課金」です。そのため費用を支払って掲載しても求人情報を見てもらえるという保証はなく、十分な数の応募が集まるとは限りません。応募数が増えてもコストが増えないことがメリットですが、1名も採用できずに掲載が終了してしまう可能性もゼロではありません。

ただし、前述の「バイトルPRO」であれば、応募のたびに費用が発生する「応募課金」、実際に採用したときに費用が発生する「採用課金」のプランもあり、リスクを回避した運用が可能です。

スピーディな応募者対応が求められる

バイトルには、求職者が1度に5件まとめて応募ができる「まとめて応募機能」があります。そのため、求職者は複数の求人に応募している確率が高く、応募後の連絡が早い企業の選考を優先しがちです。応募を受け付けた後の連絡が遅れてしまうと、応募者と連絡がつかなくなったり、断られたりする可能性があるため、十分に注意しておきましょう。

人力でのスピーディな対応が難しい場合は、応募受付の自動化ができる「面接コボット」の導入がおすすめです。自動化により24時間365日応募者対応ができる体制を構築でき、取りこぼしを防ぐことができます。

「面接コボット」について詳しくは、こちらの記事も合わせてご覧ください。
面接コボットとは？基本機能や強み・導入メリットなどを詳しく解説

バイトルの掲載方法

バイトルでは自社での求人掲載ができないため、原則として広告代理店などを通して担当者と相談しながら手続きを進めていきます。大まかな掲載の流れは以下の通りです。

1. お問い合わせ・ご提案
2. 求人原稿作成・入稿
3. 掲載スタート後のサポート
4. 応募者対応・選考・採用

まずはバイトルを取り扱っている広告代理店に、電話またはメールフォームでお問い合わせください。担当者が募集の条件や採用課題などをヒアリングのうえ、最適なプランやオプションなどをご提案します。

プランや掲載期間が決定したら、求人原稿を作成します。自社での作成もしくは広告代理店による作成の2通りから選択可能です。代理店に写真・動画の撮影も依頼できます。原稿を最終確認後、入稿を済ませると掲載がスタートします。

掲載後は、アクセス数や応募状況などのデータを分析しながら、担当者がサポートを行います。バイトルでは、掲載後であっても無料で原稿の修正が可能です。掲載効果を高めるために、キャッチコピーなどを調整して最適化していくことができます。

応募者対応・選考・採用などは基本的に企業側で行いますが、代理店によっては代行してもらうことも可能です。弊社トラコムでも、応募受付など各種代行サービスをご提供しています。

バイトルへの掲載方法については、こちらの記事をご参照ください。
バイトルに求人掲載するには？料金プランや採用までの流れを徹底解説

バイトルの掲載料金

バイトルの料金形態は「掲載課金」です。複数のプランがあり、料金が高いプランほど検索で上位表示されやすくなります。ただし、どのプランでも求人原稿に盛り込める情報量は同じです。写真や動画を載せる場合も、追加料金はかかりません。

なお、各プランの料金はエリアによって異なりますが、掲載費用は「2週間で3万円～」が目安です。

バイトルの料金に関する詳しい情報は、以下のページでご確認ください。
バイトルに求人掲載するには？料金プランや採用までの流れを徹底解説

バイトルの掲載効果を高めるコツ

バイトルを活用して採用へと結びつけるには、採用ターゲットの目にふれやすくするなど、掲載効果を高めることが重要です。より効果を上げる3つのコツをご紹介します。

• 求人原稿に含めるキーワードをよく検討する
• 採用キャッチコピーを工夫する
• リスティング機能を活用する

それぞれ以下に詳しく解説します。

求人原稿に含めるキーワードをよく検討する

求人原稿を作成する際は、タイトルや原稿本文に含めるキーワードをよく検討しましょう。バイトルにはフリーワード検索の機能があるため、人気の高いキーワードを含めることで、検索にヒットしやすくなります。

検索によく使われるキーワードは、業種名・職種名・駅名・地名など多岐にわたります。例えば数日間のみアルバイトを雇いたいときは、「期間限定」「短期」「単発」など、関連キーワードを盛り込むことがポイントです。

人気の求人キーワードはこちらの記事よりご確認いただけます。
求人キーワードを原稿に入れて採用率アップ/人気検索ワードを解説

採用キャッチコピーを工夫する

応募数を増やすには、求職者が最初に目にするキャッチコピーを工夫することも大切です。キャッチコピーとは、求人情報のタイトルに表示するテキストのことで、求人の内容や企業の印象を左右します。

味気ないキャッチコピーを付けてしまうと、肝心の求人を見てもらえません。自社の強みや魅力をアピールしつつ、求職者の興味・関心を引きつける効果的なキャッチコピーを考えましょう。

効果的なキャッチコピーの付け方は、こちらの記事で解説しています。
求人広告で効果的なキャッチコピーや見出しの決め方のコツやポイントをご紹介

リスティング機能を活用する

リスティング機能とは、求職者がバイトル上で求人を検索した際の検索結果画面に、自社の求人情報を優先表示させるオプション機能です。バイトルの有料オプションである「沿線リスティング」や「エリアリスティング」を活用すると、求人の露出を増やすことができます。

「沿線リスティング」は、駅や沿線を基準に仕事を探している求職者に対して求人を上位表示させるオプションです。「エリアリスティング」は、エリアを指定した検索結果に求人を上位表示します。いずれの場合も自社の求人情報に興味を持つ可能性が高いユーザーにターゲット絞って上位表示できるため、掲載効果の向上が期待できます。

まとめ

バイトルは、アルバイト・パートの採用を効率的に行える求人サイトです。求人には写真や動画を掲載でき、幅広い層へ効果的なアプローチができます。

料金形態は掲載課金型で、複数の掲載プランから選択でき、採用活動を活性化させるための有料オプションも豊富に用意されています。ユーザーは高校生や学生をはじめ、フリーター、主婦・主夫など幅広く、採用ニーズに合わせた使い方が可能です。アルバイト・パートの採用に、ぜひご活用ください。

バイトル掲載のご相談はトラコムへ

弊社トラコムでは、バイトルへのお申し込みやご相談を受け付けています。「初めてバイトルを利用するので相談に乗ってほしい」「しごと体験や職場見学の仕組みを詳しく知りたい」など、バイトルに関することはぜひ正規代理店のトラコムへお問い合わせください。ヒアリングをもとに最適なプランをご提案しつつ、求人原稿の作成や掲載後の原稿修正、さらに「面接コボット」の導入まで、幅広くサポートいたします。

※バイトル・バイトルPRO・コボットは、ディップ株式会社の登録商標です。