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応募課金型求人広告とは?仕組み・メリット・費用対効果を高めるコツを解説

応募課金型求人広告とは?仕組み・メリット・費用対効果を高めるコツを解説

「求人広告を出したのに、全く応募が来なかった」「採用できたのは良いが、応募単価が想定よりも大幅に高くなってしまった」など、採用活動において、コストに関する悩みは尽きないものです。多様化する採用手法の中で、近年注目を集めているのが「応募課金型」という広告モデルです。 

この記事では、応募課金型求人の基本的な仕組みから、メリット・デメリット、そして費用対効果を最大化するための運用ポイントまで、人事・採用担当者が知りたい情報を網羅的に解説します。

目次

応募課金型求人広告の基本と仕組み

まずは、「応募課金型求人広告とはなにか」という基本、他の課金形態との違いについて説明していきます。

応募課金型(PPA)とは?

応募課金型求人広告とは、その名の通り、求職者からの「応募が1件ごと」に費用が発生する料金体系の求人広告モデルです。「Pay Per Application(PPA)」とも呼ばれます。

従来の求人広告で主流の「掲載期間」に費用を支払う方式ではなく、応募という「成果」に対して費用を支払う点が最大の特徴です。求人広告が何回表示されようと、何回クリックされようと、応募に至らなければ費用は一切かかりません。

このシンプルで分かりやすい料金体系が、採用コストの最適化を求める多くの企業から支持を集めています。

他の課金形態との違い

採用市場には、応募課金型以外にも複数の課金モデルが存在します。それぞれの特徴を理解することで、自社の採用戦略に最も適した手法を選択できます。

課金形態課金のタイミングメリットデメリット
応募課金型応募があった時・掛け捨てリスクがない
・費用対効果が高い
・予算管理がしやすい
・応募の質が担保されにくい
・応募後の歩留まり改善が必須
掲載課金型掲載する時・応募が多いほど応募単価が下がる
・ブランディング効果が期待できる
・応募がなくても費用が発生する
・採用市場の変動に対応しにくい
採用課金型採用が決定した時・採用成功まで費用がかからない
・初期投資リスクがゼロ
・一人あたりの採用単価が高額
・複数名採用には不向きな場合もある
クリック課金型広告がクリックされた時・求人をクリックされるまでは費用がかからない
・詳細な効果測定が可能・ターゲットを絞りやすい
・応募につながらないクリックでも費用が発生する
・運用に専門知識が必要

クリック課金型求人広告の基本やメリット・デメリットについては、以下記事で詳しく説明していますのでご参照ください。
クリック課金型の求人サイト・広告とは?メリット・デメリットを解説

クリック課金型の求人サイト・広告とは?メリット・デメリットを解説

このように、応募課金型は「掛け捨てリスクを避けたい」掲載課金型と、「一人あたりの採用単価を抑えたい」採用課金型の中間に位置する、バランスの取れた求人広告モデルと言えます。

「自社にはどの課金形態が最適か、プロに相談してみたい」と思われた方は、お気軽にトラコムまでご相談ください。貴社の採用課題をヒアリングし、最適なプランをご提案させていただきます。

応募課金型求人広告を導入する5つのメリット

応募課金型には、採用担当者の悩みを解決する多くのメリットが存在します。ここでは代表的な5つのメリットを解説します。

メリット1:無駄なコストを削減できる

やはり最大のメリットは、採用コストにおける「掛け捨てリスク」を徹底的に排除できる点です。掲載課金型の場合、たとえ応募が0件でも掲載料は全額発生します。一方、応募課金型は応募がなければ費用は0円。広告費を「成果」に直結させることができるため、無駄なコストを大幅に削減し、予算を効率的に活用できます。

メリット2:応募単価を管理しやすい

応募課金型は「1応募あたりの単価」が明確です。例えば、応募単価10,000円の求人で10件の応募を獲得した場合、費用は100,000円と正確に算出できます。これにより、「今月はあと何件応募を集められるか」といった予算管理が非常に容易になります。データに基づいた客観的な採用戦略を立てるうえで、これは大きな強みです。

メリット3:機会損失を防ぎ、潜在層にも届く

多くの応募課金型サービスは、掲載自体に費用がかかりません。そのため、「良い人がいれば採用したい」というポジションの求人を常に掲載し続けることが可能です。これにより、今すぐの転職を考えていない「転職潜在層」にも継続的にアプローチでき、突然の欠員や増員が必要になった際の機会損失を防ぐことができます。

メリット4:求人原稿の効果改善がしやすい

「どの求人広告から、何件の応募があったか」がデータとして明確に可視化されるため、原稿の効果測定が非常に容易です。たとえば、2パターンの求人原稿をA/Bテストとして同時に掲載し、応募数を比較することでより求職者に響く訴求ポイントやフレーズ、キーワードを見つけ出すことができます。

データに基づきPDCAサイクルを回し改善していくことで、応募の質と量を高めていくことができます。

メリット5:スピーディで柔軟な募集が可能

掲載期間に縛られることがないため、企業の採用ニーズに応じてスピーディかつ柔軟な対応が可能です。「急な退職者が出て、すぐにでも後任を探したい」「採用目標人数に達したので、一旦募集を停止したい」といった状況にも即座に対応できます。市場の動向や社内の状況にあわせて、採用活動のアクセルとブレーキを自在にコントロールできる点が大きな魅力です。

応募課金型求人広告のデメリット・対策

多くのメリットがある一方で、応募課金型の求人広告を効率的に活用するためには事前にデメリットとその対策を理解しておくことが重要です。

デメリット1:応募の「質」が課題になる可能性

求職者にとって応募のハードルが低いため、企業の求めるスキルや経験とマッチしない応募者が増える可能性があります。母集団形成に強い一方で、応募者のスクリーニングに時間がかかるケースも少なくありません。

対策

  • 求める人物像の具体化:求人原稿の「求めるスキル・経験」欄に、必須条件と歓迎条件を記載する
  • 仕事内容の解像度を上げる:業務内容だけではなく、「1日の流れ」や「入社後の研修体制」などを具体的に記載し、入社後のイメージを湧きやすくする

デメリット2:人気職種では費用が高騰するリスク

事務職や人気の専門職など、応募が集まりやすい職種では、想定以上に応募が殺到し、広告費用が予算をオーバーしてしまうリスクがあります。効果が良いからといって放置しておくと、月末に高額な請求が届く可能性もゼロではありません。

対策

  • 上限予算の設定:多くの応募課金型サービスには、月間の利用上限額を設定する機能があります。事前に予算を設定し、想定外のコスト発生を防ぎましょう。
  • 定期的な進捗確認:少なくとも週に1度は管理画面を確認し、応募数と費用をモニタリングする習慣をつけるようにしましょう。

デメリット3:応募後の「歩留まり」改善が重要

応募課金型の求人広告は、あくまで「応募」を獲得するためのサービスです。「応募=採用」ではないため、応募から面接、内定、入社までの各フェーズで辞退者が増えてしまうと、結果的に採用単価が高騰してしまいます。

対策

  • レスポンス体制の構築:応募者への連絡が遅れると、他社に流れてしまう可能性が高まります。応募があったら24時間以内に連絡するなど、社内の対応フローを確立しましょう。
  • 歩留まり率の計測・改善:「応募→面接設定率」「面接→内定率」「内定→承諾率」などそれぞれの数値を計測、どこに課題があるのかを特定し、改善策を講じることが不可欠です。

【歩留まり改善の具体策】採用DXツール「HRモンスター」の活用

「HRモンスター」は、応募は集まるのに採用できない…そんな人事担当者の悩みを解決する採用DXツールです。応募受付後にSMSとメールで面接予約を自動で案内し、応募者がカレンダーから希望日時を選ぶだけで面接設定が完了。この仕組みにより、採用担当者の日程調整の手間を大幅に削減できます。

また、応募者の熱量が高い内にスピーディーな選考案内が可能となり、面接設定率の向上と離脱防止に大きく貢献します。応募課金型求人広告と組み合わせることで、採用の費用対効果を最大化できる有効な一手です。

料金は、月額6,980円~(ロボ台数やサポート範囲に応じて変動)ですが、「完全従量課金型」のプランもございます。「完全従量課金型」プランは、初期費用・月額費用ともにゼロで導入でき、費用が発生するのは「応募自動対応のチャットが完了した件数」のみ。応募のみでチャットが完了していない場合やチャットの途中離脱は課金対象外のため、無駄なコストを抑えられます。募集時期の季節変動が大きい企業様や、通年で採用を行っていない企業様でも導入しやすいプランとなっています。

「HRモンスター」紹介ページ

応募課金型求人広告のデメリットを克服し、効果を最大化するには専門的なノウハウが欠かせません。トラコムでは、応募の質を高める原稿作成から、費用対効果を最大化する運用代行まで、プロの視点で一貫してサポートします。お気軽にご相談ください。

応募課金型求人広告の選び方・比較ポイント

自社に最適な応募課金型求人広告を選ぶためには、いくつかの比較ポイントがあります。ポイントを押さえて解説していきます。

ポイント1:ターゲット層とのマッチ度

最も重要なのが、サービスを利用している求職者の層です。たとえば年齢、性別、経験職種、希望雇用形態などが、自社の採用ターゲットと合致しているかが重要です。応募課金型求人サービスの中でも、総合的なものもあれば、特定の職種や層(例:主婦、若手向けなど)に特化したサービスなどさまざまです。

ポイント2:応募単価と料金体系

応募単価は、職種やエリア、採用難易度により変動します。まずは、自社が募集したい職種の単価相場を確認しましょう。また、サービスによっては、初期費用や月額システム費用が発生する場合もあるため、応募単価以外にかかる費用についても必ず確認しましょう。

ポイント3:管理画面の機能性

応募者情報を一元管理する管理画面の使いやすさは、日々の運用効率に直結します。たとえば、応募者への自動返信メール機能、Web履歴書によるスクリーニング機能、面接日程の調整機能など、自社の運用フローを効率化してくれる機能が揃っているかを確認しましょう。

ポイント4:サポート体制の有無

「初めて応募課金型求人サービスを利用するので不安」「効率的な原稿の書き方がわからない」と感じる方も多いはずです。こういった場合、サービス提供会社、または代理店のサポート体制が重要になります。市況感に合わせた応募単価の調整提案や、応募効果の改善に向けたアドバイスなど、採用成功まで伴走してくれるパートナーがいると心強いでしょう。

多数の媒体から自社に合うものを選び抜くのは難しいです。採用のプロであるトラコムが、最適な求人媒体をご提案します。ぜひ一度お問い合わせください。

【目的別】おすすめ応募課金型求人広告3選

ここでは、採用のプロである私たちトラコムが取り扱うサービスの中から、特におすすめの応募課金型求人広告を3つ、目的別にご紹介します。

幅広い層にアプローチ「エンゲージプレミアム」

特徴

エンゲージは、エン株式会社が提供する採用支援プラットフォームです。エンゲージプレミアムには、事前にチャージした金額から応募が発生したタイミングで費用が差し引かれる「応募課金プラン」がございます。最大20の求人媒体へ同時に掲載でき、業界トップクラスのリーチ力を発揮します。さらに、複数媒体の応募データをエンゲージ上で一元管理できるため、採用担当者の業務負担を大幅に軽減できます。加えて、AIスカウトやターゲットオファーといったオプション機能もチケットで利用でき、柔軟かつ効率的な採用活動を実現します。

おすすめの企業

  • 正社員からアルバイトまで、多様な職種を募集したい企業
  • データに基づいた採用戦略で、採用の質と効率を両立させたい企業

エンゲージプレミアムについては、以下記事で詳しく説明していますのでご参照ください。
エンゲージプレミアムとは?メリット・デメリットや無料版との違いを解説

エンゲージプレミアムとは?メリット・デメリットや無料版との違いを解説

主婦・主夫採用の決定版「しゅふJOB」

特徴

パート・アルバイト採用、特に主婦・主夫層の採用に特化した求人サイトです。「扶養内OK」「週3日勤務」「16時退社OK」など、主婦層のニーズに合わせた独自の検索軸があり、質の高いマッチングが期待できます。

無料で掲載ができ、応募1件あたりの料金を設定することも可能。コストを抑えながら効率的に採用活動を行いたい方におすすめです。

おすすめの企業

  • 軽作業や事務作業など主婦や扶養内で働きたい方を採用したい企業
  • 簡単な事務作業や軽作業、サービス業などで、長く安定して働いてくれるパート人材を求める企業

しゅふJOBについては、以下の紹介ページで詳しく説明していますのでご参照ください。
しゅふJOB紹介ページ

アルバイトの母集団形成に「ギガバイト」

特徴

複数の大手求人メディアと提携しており、一度の掲載で幅広い求職者にアプローチできる圧倒的なネットワーク力が魅力です。特に若年層のユーザーが多く、アルバイト採用の母集団形成に強みを発揮します。勤務地や給与などの条件から簡単に検索でき、スマホからも手軽に応募できます。

おすすめの企業

  • 飲食・販売・イベントスタッフなど、短期間で多くのアルバイト・パートスタッフを集めたい企業
  • 学生やフリーター層など若年層(10〜30代前半)を採用したい企業

ギガバイトについては、以下の紹介ページで詳しく説明していますのでご参照ください。
ギガバイト紹介ページ

応募課金型求人広告で迷ったらトラコムにご相談ください

応募課金型求人広告は、ただ出稿するだけではその効果を100%引き出すことは困難です。どの求人媒体、サービスを選び、どのような原稿を作成し、どう運用していくか。そこには採用マーケットの知見と専門的なノウハウが不可欠です。

複数の求人媒体から最適なプランを提案

トラコムは、今回ご紹介した「エンゲージプレミアム」「しゅふJOB」「ギガバイト」をはじめ、多数の求人媒体を取り扱う総合求人広告代理店です。お客様の採用課題やターゲット、ご予算を丁寧にヒアリングし、単一のサービスにとらわれず、中立的な立場から最適な求人媒体を提案します。お話を進める中で万が一、応募課金型が合わない場合は、その他の課金形態の商材もご案内させていただくことが可能です。

トラコムでは多くの求人媒体・メディアを取り扱っております。以下のページでご確認いただけます。
取り扱いメディア一覧

求人専門ライターによる原稿作成

応募課金型で成果を出す鍵は、応募の「量」だけでなく「質」を高める求人原稿です。トラコムの経験豊富なライターが、貴社の魅力を最大限に引き出し、ターゲットに響く原稿を作成します。さらに、出稿後の効果測定、応募単価の調整、応募者対応のアドバイスまで、採用成功まで一貫してサポートいたします。

採用成功までの伴走支援

応募課金型の求人広告では、掲載後の運用が成果を左右します。トラコムでは、掲載開始後も定期的に応募状況を分析し、原稿の改善やターゲット設定の見直し、予算配分の最適化など、必要に応じて柔軟に対応します。数値に基づく提案と迅速な対応で、応募効果の最大化を支援。採用成功まで責任を持って伴走するパートナーとして、お客様の課題に寄り添います。

応募課金型求人広告に関するよくある質問

ここでは、応募課金型求人広告に関してお問い合わせの多い質問にお答えします。

Q1.応募単価の相場はどのくらいですか?

A1. 応募単価は職種やエリアなどで変動します。アルバイトなら数千円から、エンジニアなどの専門職なら数万円が目安です。上限予算の設定も可能なのでご安心ください。貴社の募集内容に合わせた、より具体的なお見積りについてはお気軽にお問い合わせください。

Q2.応募の「質」が低いと聞いたことがありますが、対策はありますか?

A2.求人原稿で求める人物像やスキルを明確にすることでミスマッチは大幅に減らせます。トラコムでは、求人広告専門ライターが作成代行を行っています。応募の質を高める原稿作成のノウハウを活かし、貴社の採用を成功へと導きます。

Q3.途中で募集を止めたり、再開したりすることはできますか?

A3. はい、利用するサービスによって異なりますが、基本的にいつでも簡単に掲載の停止・再開が可能です。応募課金型の大きなメリットです。採用充足による停止や、急な欠員による再開など、貴社の採用状況に合わせてリアルタイムかつ柔軟な運用が行えます。

応募課金型求人広告のことならトラコムにご相談ください

応募課金型求人広告は有効な手段ですが、「自社に最適なサービスがわからない」「日々の運用に追われずコア業務に集中したい」「現状の採用コストは適正なのか」といったお悩みは尽きない方も多いでしょう。これらは多くの企業様が抱える共通の課題です。

私たちトラコムは、求人広告のプロとして、こうしたあらゆるお悩みにお応えします。専門スタッフが貴社の状況を丁寧にヒアリングし、メディア選定から運用代行、コスト診断まで、課題解決に向けた最適なプランをオーダーメイドでご提案します。まずはお気軽にご相談ください。

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