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Indeed(インディード)をご掲載いただいた方にだけ利用できる機能「採用市場レポート」についてご存じでしょうか?
今回の記事では、Indeedの採用市場レポート(労働市場分析)を活用して、自社求人の分析を行い、より効率的に運用する方法をご紹介します。市場データを知り、自社の求人情報の応募効果を高めていきましょう。
Indeedの採用市場レポート(労働市場分析)の機能では、「職種」×「都道府県」の月ごとの市場調査を行うことができます。現在Indeedに掲載している企業がどれくらいあるのか、どれくらいの求職者がいるのか、給与相場はどれくらいかなどの市場感を知ることが可能です。
この機能を使うことで、自社の求人募集の採用難易度を知ることができます。この機能は、以前はIndeedの有料掲載(スポンサー求人)で一定の消費額があるアカウントにしか開放されていなかった機能ですが、現在はどのアカウントでもご利用いただけるようになりました。
Indeedの採用市場レポート(労働市場分析)は、Indeedの応募者管理画面にログインすることで利用できます。応募者管理画面にログイン>アナリティクス>採用市場レポートの順でクリックすれば、レポート画面にたどりつき、各情報を見れます。
「職種名または職種カテゴリ―」×「都道府県」を入力して「レポート作成」ボタンを押すと、下記の項目が表示されます。※職種名または職種カテゴリ―は、対象となる求人が少なすぎる場合はでてきません。
検索窓に何かを入力すると予測候補がでてくるので、その中から近いものを選択してください。
採用難易度スコア | 職種×都道府県の採用難易度を確認することができます。 100をMAX値として数値が高い方が採用難易度が高いことを表しています。 |
求人 | 検索ワードに対して、クリックされた求人数を示しています。 |
求職者 | 検索ワードに対して、クリックした求職者数を示しています。 |
求人あたりの求職者数 | 求人ごとの平均求職者数を示しています。 1を超えていれば、求人よりも求職者が多いことがわかります。 |
求職者のデバイス | 携帯、スマホなどのモバイルデバイスからのクリック割合がわかります。 近年、スマホからのサイト閲覧が増えているため、モバイルデバイスからのクリック割合は高くなる傾向にあります。 |
平均給与 | 検索ワードでの平均給与を示しています。 「時給」「日給」「月給」「年収」を選択することができ、全国平均での自社の立ち位置を確認することができます。 |
採用企業 | 検索したエリアでの有効な求人を掲載している採用企業数がわかります。 有効な求人とは検索した職種×都道府県で求人を掲載し、かつ求職者にクリックされた求人を保有する企業を指しています。 比較的アクティブな企業数がカウントされています。 |
クリック数上位の人気検索キーワード | クリックされた上位ランキング10位までのキーワードがわかります。 キーワードをクリックすると検索したキーワードで掲載している求人を見ることができます。 |
クリック数上位の人気採用企業 | クリック数が上位ランキング10位までの企業がわかります。 企業名をクリックするとどんな求人を掲載しているかを見ることができます。 ※現在、「クリック数上位の人気採用企業」のデータは利用ができないためご注意ください。 |
トレンドグラフ | 決められた週に対して、「求人あたりの求職者数」「求職者」「求人」「採用企業」の週ごとの変化率をグラフで確認することができます。 求人数の値が1.25の場合、その週の求人数はインデックスされた週より25%多かったことを示しています。 |
これらのデータを確認することで自社の求人に活用することができます。機能を最大限活用するために押さえておきたいポイントと注意点について解説します。
人気検索キーワードは自社求人内にうまく盛り込みましょう。ただし、キーワードを羅列して盛り込むことはおすすめしません。Indeed審査では「キーワードスタッフィング」を警告しており、意図したキーワードの羅列は求人のクオリティを下げてしまう可能性があります。例えば、「〇〇〇や★★★のような経験をお持ちの方は歓迎します」などのように文章にうまく盛り込むことで、キーワードスタッフィングに引っかかりにくくなります。
ターゲットに当てはまらないキーワードも無駄クリックを誘発してしまう可能性があるため、適切なキーワードを選ぶことで、自社の求人をより検索されやすく改善することができます。
採用難易度スコアで数値の高いものは採用が難しい職種ということがわかります。採用難易度が低い職種よりも予算配分を増やすことで、総応募数を増やすことができます。似たような職種でも「軽作業」と「構内作業」などで採用難易度が変わる場合もあります。採用難易度が低い職種名に表現を変えてみることで、採用難易度を下げることにつながるかもしません。
人気採用企業をクリックすると、その企業が出している求人情報を見ることができます。その企業が出している求人の打ち出し方を参考にしたり、自社の求人条件と比較して勤務条件や給与を見直してみたりすることで、自社の求人が人気採用企業にランクインするかもしれません。
※現在、「クリック数上位の人気採用企業」のデータは利用ができないためご注意ください。
トレンドグラフでは、週での求職者数や求人数の推移を確認することができます。この情報から、より効果的な募集時期を見極めることができます。求人数が少なく、求職者数が増えてきたタイミングを見計らって募集を出すことで、競合が少ないタイミングで応募を集めることができるかもしれません。
実はあまり知られていないIndeedの採用市場レポート(労働市場分析)の機能ですが、他社が出している求人情報の効果や、求人市場の傾向が気になる方は多いはず!この機能を活用することで、自社の求人と比較して募集内容の見直しや、どのような掲載が効果的かなど、より効率的に分析することができます。
Indeedには採用市場レポート(労働市場分析)の他にもさまざまな便利機能があります。機能の活用方法や効果的な運用ノウハウについては、こちらの記事をご覧ください。
・Indeedクチコミ機能とは?メリットや活用する際の注意点を解説
・Indeedに写真を載せる方法とは?採用率を高める画像掲載のポイントを解説
・Indeedの効果的な掲載方法と運用のコツ。9つのノウハウをご紹介
・Indeedで見てもらえる原稿づくり
弊社トラコム株式会社では、Indeed正規代理店・プラチナムパートナーとして、Indeedの運用サポートを行っています。Indeedの仕組みや豊富な機能の活用方法など、効果的な運用方法に関するお悩みはトラコムまでお気軽にご相談ください。
Indeedを掲載しているがなかなか効果につながらないという方のために、Indeedの効果改善の打ち手12選をレポートにまとめて公開中です。
応募数を増やしたい、求める人材が来ない、そもそも原稿が見られていないといったお悩みをお持ちの方におすすめです。それぞれの課題に合った打ち手をご紹介しています。ぜひご参考くださいませ。
※レポートは無料でダウンロードいただけます。
この記事を書いた人
M.IMAI
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2013年3月に中途入社。
京阪エリア担当の後、大手顧客を中心とした総合企画グループに配属。
その後、新規事業部でIndeed導入当初からIndeedやHP制作など幅広い事業に関わり、
現在はIndeed専任担当として、運用・効果改善を行っている。
年間1万社以上の取引と採用実績から採用課題の解決につながる、現場のリアルな事例やお役立ち情報を発信しております。
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