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卒業などで学生の入れ替えが多い春の時期ですが、新しい人を採用するなら長く働いてくれる人だといいなと思う方も少なくないですよね。学生を採用するのであれば、在学期間中は自社に貢献してくれるアルバイトを採用したくありませんか?
しかし、求人を出すからといって時給や待遇といった勤務条件面は簡単に変えられることではありませんよね。そこで本記事では、アルバイトが初めてといった学生の気持ちを紐解き、給与面・待遇面以外で学生に選んでもらうための原稿作成のコツをお伝えします!
学生によって初めてのアルバイトを開始する時期は、大きく分けて4つに分けられます。
2~3月は、高校3年生が春休みの短期アルバイトをスタートする傾向にあります。他にも、4月は入学式やガイダンス・さまざまなイベントによりアルバイトを探す暇がないと考えて、一足先に長期アルバイトに応募する学生もいます。
4~5月は入学式や履修登録などがひと段落するため、初めてのアルバイトをスタート時期になります。また、遠方から一人暮らしをしている場合は、ゴールデンウィーク以降にアルバイトをスタートすることも。5月以降は前期のテストを意識し始めるため、アルバイト探しが落ち着く傾向にあります。
前期のテストが終了し、夏休みに入る時期にアルバイトをスタートする学生もいます。学校が休みなことから時間に余裕が生まれ、アルバイトに集中しやすい環境になります。レギュラー勤務でしっかり稼ぎたい学生も多いです。
夏休みが終了し、後期の授業が始まる前や履修登録が済んだ10月にアルバイトをスタートする学生もいます。学生生活にも慣れたこと、冬休みに向けて稼ぎたいなど、スタートする理由はさまざまです。
長期で働ける新1年生を募集したいとお考えの企業様は、ぜひ上記の時期を参考にしてください。
これまでに「働く」という経験をしたことがない学生さんにとって、初めてのバイト選びはとても不安なものです。初めてというだけで、数多くある求人の中から仕事場を1つ選ぶという作業にも慎重になってしまうものですよね。
4年前、大学に進学したばかりの私も不安を抱えながらアルバイト探しをしていました。学生に限らずですが、基本的にアルバイト先を選ぶ基準や決め手となるのは、給与や待遇といった勤務条件が大きいです。
しかし、初めてのアルバイト探しでは、条件面<環境面で考える学生も少なくありません。きっかけはお小遣い稼ぎだとしても、初めてのアルバイト先で馴染めるかどうか、ちゃんと仕事ができるかどうか…など、初めての社会経験を目の前にしている新入生にとっては、好条件よりも不安をどれだけ除いて入社できるかが重要になってきます。
そんな学生さんの不安を払拭するために私たちができることを、条件面以外でバイトを行う3つの目的と、その目的ごとに合わせた原稿作成のコツをご紹介します。
初めてのアルバイト探しで重視されることの1つが、「雰囲気」です。アルバイトに限らず若い人の多くは、一緒に勤務する人の情報を特に気になる点として挙げます。
特に見ず知らずの場所で1人暮らしを始める学生さんたちは、1人で生活する不安を少しでも解消するために、交友関係を広げることをアルバイトの1つの楽しみと捉えて仕事選びをする傾向があります。例えば居酒屋や飲食店のお店は職場内での交流が多いというイメージが強いのではないでしょうか。
求人原稿には、スタッフ間の関係性やエピソード等を具体的に示して差別化しましょう。
活躍スタッフの性格や年齢層を、数字や写真を使って具体的に伝え、イメージの湧く内容にしていきましょう。
例)
× 人とかかわることが好きな人活躍中!
◎ 忙しい日も「ありがとう」の言葉で頑張れる!感謝の気持ちを大切にしています。
◎ バイト未経験8割!
◎ 学生スタッフ最長7年!初めてのバイト選びで高校から大学卒業まで
せっかく「働くこと」を経験するのなら、将来に活かせる仕事がしたい!と、スキルを身に着けることを目的にアルバイトを行う学生もいます。例えば接客業であれば、コミュニケーション能力を高められるなどですね。
同じ業界や職種でも、力を入れていることや売りにできることはそれぞれの企業で異なると思います。求人原稿には、不安払拭とメリット提示をわかりやすく反映することで、社会経験を積みたい未経験の学生さんをゲットしましょう!
そもそも、求人でよく目にする「未経験歓迎」の言葉。私は学生時代、この言葉を使用する原稿があまりにも多く、逆に選択肢から外した記憶があります。もちろん全員がそうではないと思いますが、未経験を歓迎するのであれば、なぜ未経験でも大丈夫なのか、安心できる材料を求職者の方に伝えなければ、せっかく対象となる求職者を増やそうとしても逆効果になります。
価値観や基準は人それぞれ違うので、具体的な内容を並べて、「これなら私にもできる!」「このスキルを将来のために身に着けたい」と思ってもらえる原稿を作りましょう。
具体的に仕事内容をイメージしてもらうためには、1日の仕事の流れや使う道具を紹介しながら、イメージを湧かせるようにしましょう。
例)
× ホールスタッフとして接客業務をお願いします。たまにキッチンのお手伝いも♪
◎ 注文はハンディを使用するので安心!メニューを全部覚える必要もないです
◎ キッチンのお手伝いは簡単な盛り付けや洗い物のみです。包丁などの調理器具は一切使いません。
さらに、この仕事が将来どのように活かせることを伝えると、さらに効果的です。
例)
◎ お客様は小さなお子さんからご年配の方まで。色んな会話を楽しめるからこそコミュニケーション能力アップも期待できます!
◎ 暇な時間はキッチンのお手伝いも!1人暮らしの方は料理のスキルも身に付きます!
あくまでも本業は学生であり、学問以外にも部活動やサークルといったプライベートを重視したい学生がほとんどです。例えば、基本は週3日でバイトに入れるけど、テスト期間や趣味の時間に費やしたい週はシフトを入れたくないなど、働き方にメリハリをつけたい学生もいます。
求人原稿では、私生活優先でもお小遣い稼ぎができることをメリットに、不足している時間を埋めてくれる求職者を見つけましょう!
シフトの自由度を伝えるために、「シフトの相談可能」などでは、実際にどのくらい働けるのか、曜日の相談はできるのかなどはわからず、応募を辞めてしまう可能性があります。具体的性を持たせて記載することが大切です。
例)
× スキマ時間だけの勤務OK
× シフト応相談
◎ 週0日~ok
◎ シフトは月2回提出するタイミングがあります
◎ SNSでシフト管理のため、急な用事があってもすぐに代わりを探せます!
十人十色という言葉があるように、異なる企業である限り、その企業にしかない特徴や魅力が必ずあります。求職者側もそれは同じで、同じ内容に対してメリット・デメリットを感じる観点は異なります。
貴社ならではの原稿を作成することで、それに合った新入生の方を採用しましょう!アピールできる貴社のポイントをぜひ一緒に考えさせてください!
今回は、長期で働ける新1年生を採用するための原稿内容を具体例と共にご紹介しました。しかし新1年生と一括りに言っても、実家暮らしか一人暮らしか、どんな目的でアルバイトをしたいかなど、どこのどんな人を採用ターゲットにするかによって、原稿で訴求すべき内容は変わってきます。また、掲載する媒体によっても効果が変わることがあります。
適切な媒体選定と求人原稿で、採用の効果を今よりも上げることが可能です。
トラコムでは、求人ボックスやIndeedといった複数の媒体からお客様の求めるターゲットに合わせた媒体のご提案が可能です。
また、「応募があっても面接に来ない」「アルバイトがすぐに辞めてしまう」といった募集後のお悩みに関しても改善策をお伝えしています。
アルバイト採用に関してお悩みの企業様は、トラコムまでお問い合わせください。
この記事を書いた人
A.HOJO
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2021年4月に新卒入社し、千葉支社に配属。
千葉県を中心に、関東圏・関西エリアまで広く担当。
あらゆる業界の採用支援をしてきましたが、特に物流系や現場系など、
採用難職種の効果改善に力を入れてきました!
お客様とのコミュニケーションの時間を大切にしているので、
会話の中で出てきたお客様の当たり前を、他社との差別化内容として、
原稿に取り入れることを意識しています。
年間1万社以上の取引と採用実績から採用課題の解決につながる、現場のリアルな事例やお役立ち情報を発信しております。
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