
トラコム社員がお届け!
数多くのお客様の採用に携わってきた中で、「通年採用している」というお客様もいれば、「求人広告での募集は初めて」というお客様まで、様々なケースがあります。
今回は、製造業のお客様で、会社を設立して20数年、初めて有料の求人広告を使ってみるという事例をご紹介します。
「求人広告ってどんなもの?」
「何をどうやったらいいの?」
といった全くのゼロからのスタートで、採用成功に至った事例です。
電気工事も含めた日本の製造業は、普段の生活に欠かすことのできない重要なインフラに関する職種・業界です。
私達の生活がどんどん進化して快適になっていく裏では、インフラに関わる仕事が重要な役割を担っています。
しかし、昨今の少子高齢化などによる働き手の減少から、製造業も深刻な人材不足に悩まされています。
需要があっても工事を行う人がいなければ、会社は続きません。
2020年からのコロナの影響でも日本の製造業は大きなダメージを受けましたが、それでも需要があり、今は回復傾向にあります。
そうなった今、技術を担える人材の確保が必要ですが、なかなか若い人材が来なくなっていることもあり、業界では50代~70代が多くを占める高齢化が進んでいます。
今回ご紹介するお客様は、愛知県で舞台装置や減速機などのメンテナンス・修理・製造を行っており、設立20数年で求人広告を一度も利用したことがありませんでした。
従業員は全員で5名程度と少人数ですが、お取引先が全国にあるため、日本各地を飛び回り忙しくされています。
有料の求人広告に掲載されたことはありませんでしたが、過去には無料のハローワークや知人の紹介などで、人材の確保を行っておられました。
しかし、そのようなこれまでのやり方では応募が集まらなくなってきており、たまに応募があっても50代以上の高齢の方ばかり。
採用には至らない状況が続いていました。
社長が採用したいと思うターゲットは、
でした。
これまで有料の求人募集を行ったことがなく、且つ未経験の方に一から教えていくという経験が社員にないため、ある程度の知識がある人が欲しいとのことでした。
会社は愛知県の名古屋市外にある郊外。
且つ少し車を走らせれば会社が多いエリアになるため、他のエリアから呼び込むことが難しいエリアでした。
このことは、人口流入データからみても明らかでした。
労働人口が少ない且つ競合他社も少ないため、まずはエリアを広げ、はたらいくで同じような職種で現在掲載中の募集を調査。
その結果、募集件数や他社の募集内容、他社がどんな強みをアピールしているかなどを把握し、お客様の打ち出すべき内容を考えました。
はたらいくをご提案。
地元で働きたい人を結びつける+MUSTの年齢層にもマッチ+αで人物像をより詳細にヒアリングし、下記の内容で掲載しました。
8名の応募(ほとんどが20~30代の応募)
→4名面接
→32歳男性を採用。
お客様の近くに在住する方で、前職では減速機を触る仕事に携わっていた方でした。
前職では大規模な会社で働いていましたが、できることが一部に限られており、もっと色んな仕事がしたいと思っていました。
前職よりも小さい規模の会社で、全般的な仕事に関われることに魅力を感じました。
業界や職種で懸念されるケースは、世の中にたくさんあると思います。
ただ、実際にその業界で働いている方もいれば、知らないだけで知れば興味を持たれる方など、食わず嫌いになっていることも多々あります。
求人募集をする際には下記を押さえておくことが重要です。
求職者が、仕事に興味を持つのか、業界に興味を持つのか、会社に興味を持つのか、ここをしっかりとイメージして設計していくことが大切です。
どんな職種・業種でも、採用が出来ないということはありません。
なぜならその業界で働いている方が実際にいるからです。
一つ一つ紐解いて解決していきましょう。
この記事を書いた人
R.YOSHINO
この人の記事一覧を見る
2004年11月、大阪支社で中途入社。
大阪の京阪・市内・東大阪市・八尾市・京都など幅広いエリアを担当。
2010年リーダー職に就任。2011年4QリクルートクラスTOP賞を受賞。
2015年4月より名古屋営業所の立ち上げに伴い異動し現在も名古屋に在籍。
年間1万社以上の取引と採用実績から採用課題の解決につながる、現場のリアルな事例やお役立ち情報を発信しております。
記事一覧を見るいつもご利用されている求人採用を見直してみませんか?悩み、ぜひ教えてください!御社の魅力を一緒に考えさせてください!
記事一覧を見る今注目されているGoogleマップやSNS(インスタ等)を活用した集客、インバウンド対策、オウンドメディア企画・運用など最新の集客トレンドやノウハウを発信していきます。
記事一覧を見る媒体活用の採用支援や人材育成に関わるセミナーから研修や集客方法をご紹介するワークショップまで、さまざまな自社開催のセミナー情報をお届けします。
記事一覧を見る