【東京編／2020年8月】月間掲載件数レポート・採用動向まとめ

当社トラコムでは、企業が抱える経営課題を採用面から解決するリクルーティング事業を展開しています。年間1万社以上の取引実績のある当社が、独自に採用動向を調査。月に1度レポートをまとめております。

『業界・エリアごとの掲載件数』『採用活動の動向・傾向』の情報として、参考にしていただけますと幸いです。

全体掲載件数動向

先月よりも12万554件のマイナスとなりました。

〈エリア別〉掲載件数動向

23区エリア

まずは23区内から見ていきます。多くの区で減少となり、特に、渋谷区、中野区では約7割ほどの減少となりました。

プラス：中央区
マイナス： 渋谷区、中野区、港区

その他エリア

23区外でも、多くの区で微減となっています。中でも増減が大きかったのは下記エリアです。

プラス：あきる野市
マイナス：稲城市、国分寺市

〈業種別〉掲載件数動向

続いては業種別の掲載件数となります。おおむね減少傾向となっており。中でも、営業や医療関連職種では大きく件数を減らしました。

件数比較

プラス：ファッション・アパレル・インテリア
マイナス：営業・事務・企画・管理、医療・医薬・福祉

マーケットシェア比較

プラス： 飲食・フード
マイナス： 営業・事務・企画・管理、医療・医薬・福祉

掲載傾向・採用動向

8月の求人件数は7月よりは約12万件減。
但し、「ファッション・アパレル・インテリア」をはじめ、
「ITエンジニア・IT系専門職」、「ホテル・旅館・ブライダル」で
求人数が増加しています。

余暇を過ごす為のホテル・旅館関連の需要や
在宅ワーク等で家で過ごす時間が増加したことにより、
インテリア・ファッションの充実が世間的に増加したためと考えられます。

また、事業の見通しが立ち始めた企業や、営業時間の拡大をする店舗も
増加しており、従業員の募集を開始する企業が目立ってきています。

反面、「営業・事務・企画・管理」は先月比67%と大幅減となっています。
夏期休暇の影響もあってか、オフィス系職種の求人が鈍化傾向となりました。
業種によって増減の差が大きく発生しています。

9月に向けた採用活動

9月以降は例年、求人件数が増加する傾向です。
今年も傾向は変わらないと思われます。

また今年度、上半期は事業の様子をみる企業が多かったことから
下半期に求人が集中する可能性も考えられます。

現状、コロナ前と比較すると、人材獲得の好機であることは変わらない為、
特に中小企業や採用難易度が高い職種は早めに採用を行うことが
採用成功のポイントとなるでしょう。

データのダウンロードが可能です

さらに詳細なエリア×職種での掲載件数データをお出ししております。今月は『大田区×運輸・物流』のリストをご用意しました。 より多くのデータ、カスタマイズしたデータをご要望のお客様は、お気軽に下記ボタンより問い合わせください。（ダウンロードは無料です。）

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