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工業地帯などの同業他社が固まっているエリアは、競合他社が多いことから採用が難しいと言われることが多いです。しかし、そんなエリアでも採用に結び付いている企業様はいます。
今回は、派遣会社様での採用成功例を基に、採用競合が多いエリアでの求人の出し方や、原稿内容の工夫ポイントについてご紹介します。
工場などでの製造系の募集は、経験や資格が必須である場合があります。
また、必須でなくともフルタイム勤務、交替制勤務、週5日勤務など、条件面で応募のハードルが高くなるケースが多いです。
特に派遣の募集ともなると、それが顕著に表れるため、そもそもの応募数を確保することが厳しいと言えます。
このような条件の中で勝ち筋を見つけるには、まずは競合他社の調査をすることが不可欠です。
同エリアの競合他社がどんな条件や待遇、給与で募集しているか、自社の募集と比較してどの点が劣っていて、他社よりも優位な点はどこにあるのかを把握することが大切です。
例えば、応募数を増やすために新たに「入社祝い金」を出そうと検討している場合。
調査したところ競合他社が2倍の額の「入社祝い金」を用意していたら、それはアピールポイントとして有効ではありません。
この場合、「入社祝い金」としてアピールするのではなく、入社祝い金を時給に還元してもともとの時給を上げ、競合他社よりも給与面で優位性を持つほうが有効でしょう。
このように競合他社を調査することで、戦略を立てて採用活動をすることが可能になります。
他にも、「無料送迎」や「寮の完備」などの待遇は、近隣のみならず遠方に住む求職者にも網を広げられるので、工業地帯での募集では有効です。
まずは、競合他社に負けない自社の強み・メリットを洗い出すことから始めるのが良いでしょう。
求人媒体に掲載する場合、媒体によって様々なサイズやプランがあるかと思います。
大きいサイズのほうが情報量が多く載せられたり、掲載できる写真の数が多かったり、ネットで上位に表示されたりなど、媒体によって違えど大きいサイズで掲載するメリットは色々とあります。
しかし、競合他社が多いエリアでは、大きいサイズの原稿が必ずしも良いというわけではありません。
例えばリクルートの求人媒体タウンワークでは、A3サイズ原稿の価格は、正価で¥68,000(*)ですが、A1サイズ原稿は¥18,000(*)です。 大きいサイズの原稿を1原稿掲載していたところに、A1サイズの原稿を3原稿掲載すると、3倍の量の原稿を露出させることができます。
複数原稿出すことのメリットは、ターゲットを一括りにまとめることなく、➀未経験者向け➁有資格者向け➂高収入・休み推し といったように、原稿ごとにターゲットを分け、各ターゲットに向けて訴求できることです。
*いずれも関西エリアの価格
また、ネットでの検索軸を増やすことも可能になります。
同じくタウンワークであれば、原稿1本に対して設定できる検索軸は、勤務地/職種でそれぞれ3つになります。
3原稿掲載すれば、3検索軸×3原稿=9個の検索軸を張ることになります。
これにより、製造系でお仕事を探す求職者に対して原稿の露出量が増え、原稿の発見率を上げることが可能になります。
このように、小さいサイズの原稿で掲載費用を抑えながら、求職者に対して情報を拡散する方法も有効です。
実際にこの手法で掲載していただいたお客様の中で、1原稿で掲載していた時は応募数1~2件でしたが、2原稿に分けて掲載してから応募数が合計7件にまで増やすことに成功したお客様もいらっしゃいました。
ここまでは、原稿の出し方のご紹介でした。
ここからは、複数原稿掲載において、効果を上げるために見直すポイントをご説明します。
募集エリアに対してどこのエリアからの人口流入が多いかを調べます。
例えば、西宮市への流入はどこからの流入が多いのか、明石市や尼崎市だとそれはどう変化するのかなど。
このように、人の流れをデータに基づいて把握することが大切で、そのデータをもとに勤務地などの検索軸を設定していきましょう。
タウンワークの検索軸は細かく分かれています。
上記でお伝えしたように職種は1原稿に3つまで設定できます。
担当営業に相談し相場情報を共有してもらった上で、該当する職種検索軸の中で応募が集まっている製造系の検索軸を設定すると良いでしょう。
競合他社と比べて、人を集めたい案件が条件や待遇面で劣る場合、比較的集まりやすい案件と一緒に出しましょう。
まずは”応募してもらう”ことで、説明会や面接など次のアクションへと繋げやすくなります。
工業地帯では求職者の争奪戦が起こりやすいエリアです。そのような激戦区で採用成功するためには、掲載手法の工夫や掲載ごとの振り返りを欠かさないことがとても大切です。
掲載データをもとにどの地域からの応募が多かったのか、どのターゲットに打ち出した原稿が反響を得ていたのか、どの検索軸を設定した原稿の効果が良かったのかなど、次回掲載に活かせる情報を蓄積して、勝ちパターンをつくっていきましょう。
他にも採用手法や原稿の工夫ポイントについて、本サイト・トラログでご紹介していますので、是非参考にしてみてください。
この記事を書いた人
Y.MIYACHI
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2019年に新卒入社。
1年目より総合企画グループで関西の大手企業を担当。
全国展開の企業や派遣会社を担当し、
2024年4月より新しく発足した
派遣会社向け広告専門グループにて全国展開の派遣会社を担当。
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