
トラコム社員がお届け!
ここ数年、都市開発や東京オリンピックなどの需要の増加により「建築バブル」と呼ばれるほど好調となっている建築・建設業界。
建設投資額は回復しており、今後も右肩上がりの成長が予測されています。
業界の成長には人材の確保が不可欠!
今回はそんな建築・建設業界の中でも「施工管理」にスポットを当て、施工管理の人材募集におすすめの求人媒体と採用効果を上げるポイントをご紹介します。
建設関連職種の有効求人倍率は2022年4月時点で4.4倍と、かなりの売り手市場となっています。
ですが、これは今に始まったことではなく、過去5年の建設関連職種の有効求人倍率の推移を見ても大きくは変わっておらず、業界としての人材確保の難易度の高さは常にある大きな課題です。
(過去の建設関連職種の有効求人倍率/2021年:4.47倍、2020年:4.57倍、2019年:5.45倍、2018年:5.01倍、2017年:4.29倍)
そのため、単純に応募を待っているだけでは採用はかなり厳しく、企業側からの積極的な応募者獲得の動きが重要となります。
参照:厚生労働省/職業別労働市場関係指標(実数)(平成23年改定)(平成24年3月~)
また、別の問題として建築・建設業界内の高齢化問題もあります。
国土交通省の調査では、建設業の55歳以上は約3割、29歳以下は約1割となっており、平成13年以降高齢化の動きはどんどん進んでいます。
そのためどの企業も20代や30代の若手を採用したいと思うものの、競合とバッティングし、建築・建設業界の若手採用は特に厳しい状況と言えます。
参照:国土交通省 不動産・建設経済局/最近の建設業を巡る状況について【報告】
若者離れの理由の1つに、建築・建設業界の仕事に対するイメージがあります。
「長時間労働」「休みが少ない」「働きに対しての給与が見合っていない」などの仕事が大変というイメージがあるため、未経験者へはこれらに対する不安の解消、経験者へは現状からの環境改善が、採用成功するうえで大きなキーポイントとなります。
2024年4月1日からは、今まで適用除外となっていた改正労働基準法が建設業にも適用されるなど、将来的な職場改革が必要となってくる企業様も多いことかと思います。
「期限までに間に合えばいい」ではなく、先んじて環境整備が行えていれば、それが人材募集の際にも武器になります。
すぐに全てを変えるのは難しいかと思いますが、一つ一つ出来るところから改善していくことが、将来的にも必ず役に立ちます。
建築・建設関連職種の中でも、施工管理を希望して転職する方の多くは、施工管理経験者や現場の技能工の方々など、建築・建設関連の仕事に就いていた方が占めています。
その方々の志望動機の共通点としては、「自身のスキルや技術を高めたい」「自身(企業)の技術にこだわりを持って働きたい」といった、自身の知識やスキル・技術を活かした転職を目指すことが多い傾向にあります。
もちろん、経験を活かした転職である以上、待遇改善やより上位のポジションに就くことを目的とした方が多いと言えます。
ですので、
このような内容をしっかりと求職者に伝えていくことが、施工管理志望の方を採用するためのポイントとなります。
施工管理の経験者募集には、リクナビNEXTとBIZREACH(ビズリーチ)がおすすめです。
このような場合にリクナビNEXTとBIZREACH(ビズリーチ)の利用が向いています。
リクナビNEXTの大きな特徴としては、そのデータベースの豊富さです。下記3つにおいて日本最大級の数値を誇るため、母集団形成に優れた求人媒体となっています。
特に、膨大なデータベースを利用したDM機能が施工管理の経験者募集の有用性が高く、狙ったターゲット層への訴求に一役買ってくれます。
※リクナビNEXTメディアガイドより
BIZREACH(ビズリーチ)は、日本のオンライン求人・転職サービスの1つで、高い専門性や経験を持つプロフェッショナル人材と企業をつなぐプラットフォームです。求職者側の会員登録には審査があるのも特徴の1つ。経営層や管理職、専門職、高収入ポジションに特化した求人情報が多数掲載されており、施工管理の採用にも相性が良いサービスです。
また、潜在転職者に対しても直接アプローチできるため、「いい企業があれば転職してもいい」「いつかは転職するつもり」などと考えている潜在層にもアプローチできます。
施工管理の募集において効果的なリクナビNEXTのDM機能や、BIZREACHのスカウト機能の使い方とポイントをご紹介します。
リクナビNEXTやBIZREACHには求職者に直接アプローチできる機能がありますが、ターゲットとなり得る求職者へアプローチすることが可能です。リクナビNEXTの「求人告知メール」を例にご説明します。「求人告知メール」は、リクナビNEXTの登録会員情報の中から条件で絞り込んだ対象者に自社の求人情報を届けるDMです。
例えば、「経験職種:施工管理」×「希望職種:施工管理」という条件で絞り込めば、前述したような「経験を活かした転職をしたい」といったターゲット設定ができ、「希望職種:施工管理」という条件のみで絞り込めば、未経験者も含めたターゲット設定が可能です。
他にも、「地域」や年齢の目安となる「卒業年」などでも設定できるため、企業側から狙ったターゲットにアプローチすることができます。
求人告知メールについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。
【リクナビNEXT】求人告知メールの有効な活用法について
求職者にアプローチできる機能を活用し、求職者へ情報を届けることができても、その情報がターゲットに合うものでなければ意味がありません。
結論、「これを伝えれば正解!」というものは残念ながらありません。
届ける情報を考えるうえで、どんな社員が自社にとって必要なのか、その社員に自社が提供できること(やりがいや職場環境、待遇など)は何なのかを整理していくと、おのずと打ち出すべき内容が見つかってくるはずです。
また、「求人告知メール」とは別に「こだわりアプローチ」というDMもリクナビNEXTにはございます。こちらは、求職者のレジュメ(簡易的な職務経歴などが記載されたもの)を見て、企業側からメッセージを送れるというものです。
良いなと思った求職者のレジュメに記載されている内容の中から、「どんな経験・スキルが自社で活かせそうか」「どういう経歴が期待できそうと感じたか」など、その方に向けたメッセージを送ることで、DMの効果をより一層高めます。
「誰でもいいから応募してほしい」ではなく、「あなただから来てほしい」といったメッセージを届けることがポイントです。
こだわりアプローチについてはこちらの記事もご覧ください。
・〈リクナビNEXT〉有資格者もGET!こだわりアプローチの効果的な送り方
・コピペでOK!リクナビNEXT「こだわりアプローチ(DM)」文例集
会員登録している求職者にDMを使ってアプローチができるリクナビNEXT。しかし、「アプローチする時間が取れない」「効果的な送り方がわからない」「自社に合った文例が知りたい」といったお悩みの声も多くお聞きします。
そこで弊社ではこだわりアプローチの送信代行サービスをスタート!リクナビNEXTのお申し込みと合わせてご利用いただくことで、求めるターゲットへの計画的なアプローチが可能に!応募可能性アップにもつながります。
詳しくは下記の記事でご紹介しております。
リクナビNEXT「こだわりアプローチ送信代行サービス」のご紹介。中途採用に効果的なダイレクトリクルーティングが可能
施工管理の採用成功のために押さえておきたいポイントや採用手法、求人に書くべきこと、採用成功事例をまとめた資料を無料でダウンロードいただけます。
施工管理は、有効求人倍率が高く採用が難しい職種のため、ただ求人掲載するだけでは上手く採用につながりません。
経験者の採用となると、さらに採用難易度は上がります。
今回ご紹介したリクナビNEXTやBIZREACHは、数ある手法の1つです。
弊社トラコムでは、運用型広告であるアグリゲーションサイトやリスティング広告を使った採用支援、採用オウンドメディアのコンテンツ企画・ライティング・運用サポート、SNSを活用した採用支援サービスなど、幅広いサポートをワンストップでご提供させていただいております。
それぞれの企業様に合った採用手法や運用の仕方がありますので、施工管理の人材募集・採用でお悩みの企業様は、お気軽に弊社までご相談ください。
この記事を書いた人
T.YAGI
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2014年に中途で入社し、新卒・中途採用をメインに担当。
2017年にリクルート関西エリアのSM3クラスTOP賞を獲得。
2019年4月より東大阪グループへ異動。製造や物流業界の顧客をメインにアルバイト・パート採用をメインに担当。
2023年4月より総合企画グループへ異動。全国展開の大手企業や派遣会社の採用をメインに担当。
現在は2024年4月より新しく発足した派遣会社向け広告運用グループにて派遣会社を専属に担当。
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