求職者は本当はココが知りたい！選考時に"知り得なかったこと"TOP３

「選考時は聞きにくくて聞けなかった・・・」そんな求職者の声を集めました！原稿内容や面接時に求職者に伝えるべきポイントをお伝えいたします。

“企業”を知ることが出来ても、”職場環境”を知ることは出来ない

転職者に「入社後にギャップを感じた項目は何か」をアンケートしたところ、
どの年代にも共通してTOP３に入る項目があります。

第３位：将来のキャリアパスについて

「前の職場ではどうキャリアを築いたら良いかわからなくて…」
「ノルマはあるけど、ただこなすだけでルーティン作業になってしまい、将来の目標がみえてこない」など
前の職場で抱いていた悩みを解消するために転職したのに、
結局新しい職場でもうまく見つけられず、結局退職に…というケースはありませんか？

入社後のギャップを少しでも埋めるために、
選考時に歳の近い社員の働き方やロールモデルを掲示してあげ、
前向きな気持ちで入社してもらえるよう、
選考時に先輩を同席させ、座談会を設けることをお勧めいたします。

第２位：配属先の上司やメンバーについて

転職理由ランキングで１位にあがる程、重要なポイントです。

「女性が多いかを聞いたら、前の職場でトラブルがあったと思われるかな」
「賑やかな職場が好きだけど、聞いてもし違ったときに気まずいかな」
「人間関係について何か問題を起こす人だと思われるかな」など、
転職者が踏み込んで聞けない項目の１つです。

転職者の気持ちを汲み取って、人事の方から、
職場の雰囲気が伝わる写真や、配属先のメンバーやエピソードについて話していただくことで
「想像していた雰囲気と違った…！」というギャップを埋められます。
併せて選考時には職場見学もお勧めいたします。

第１位：配属先の風⼟や慣⾏について

配属先の部署の風土を知ることで、会社が大事にしていることや
どんな人たちが働いているかが想像しやすくなります。
入社前から会社のDNAについて知ることで、入社意思は強くなり、
仕事をする上でもブレない軸になるので、是非意識してみてください。

オマケ：女性が気にするポイント

男女で比較をすると、女性が知り得なかった項目上位に
「仕事と⽣活のバランスをとりながら働ける職場かどうか」があがっています。

女性のライフイベントである子育てや介護と両立しながら働けるのか、
実際に活躍している方や復帰している方はいるのか、という情報を重視する方が多いので
企業側からはそういった情報提供が求められています。

最後に

定着率が上がれば、欠員で募集をかけることも少なくなります。
選考時に１つでも入社後のギャップをなくすことで、退職者を減らすことが出来れば幸いです。