
トラコム社員がお届け!
「5月の求職者の動きは?」「5月に中途募集を行いたい」そんな人事・採用担当者様へ向けて、5月の求職者の動向をお伝えします。
学生(アルバイト)・主婦(パート)・フリーター・新卒・中途といったターゲットに分けて5月の動きと対策をまとめました。ぜひ採用活動にお役立てください。
5月はゴールデンウィーク明けに学生のアルバイト探しが活発となります。新1年生にとっては初めての長期休暇で、地元への帰省などゴールデンウィークの予定を楽しんでからアルバイトをスタートしたいと考える傾向にあります。
また、授業や学生生活に慣れてくる時期でもあり、アルバイトをスタートできる余裕も生まれてきます。
学生同様に、5月の主婦に関してもゴールデンウィーク明けにパートを探す方が増えます。4月からの新生活が落ち着いたこともあり、主婦にとっては仕事をスタートしやすい時期ともいえます。
また、固定資産税や自動車税などの通知がくる時期のため、家計の足しになるお仕事探しを意識される方もいらっしゃいます。
5月上旬はゴールデンウィークの短期で稼ぐフリーターが多いですが、ゴールデンウィーク以降は長期で働ける仕事を探す傾向にあります。
また、5月は新卒の退職などにより、企業が正社員の募集を掲載する時期でもあるので、正社員として働きたい方が就職活動を始めるパターンも多くあります。
5月は内定を獲得している学生が多く、就職活動を終了する方も増えます。企業選考中の学生も「夏までに就職先を決めたい」と考える方が多く、企業エントリーや説明会への参加を継続される方がほとんどです。
内定を獲得している学生の中には、「色々な企業を見たい」「妥協はしたくない」といったように、内定獲得後も企業研究や就職先を選ぶ方もいらっしゃいます。
また、大学4年生以外は夏のインターンシップ参加に向けてエントリーを進める時期となります。
5月は6月末でのボーナス退職を考えている方の転職活動が本格的となります。仕事が休みのゴールデンウィーク期間中に履歴書や職務経歴書を準備し、随時企業への応募をスタートしていく傾向にあります。
また、4月に新卒で入社し早期離職を選択した第二新卒の転職活動も活発となります。
授業やプライベートとの両立が可能なことを求人原稿でアピールするようにしましょう。また、テスト期間などにはシフト調整が可能かどうかは学生が気になるポイントです。シフト提出のルールやテスト期間中のシフトを考慮できることを記載すると効果的です。
また、4月に入社した新人アルバイトの属性や情報を記載することで、「自分以外にも経験の浅い仲間がいるんだ」といった安心感から、応募のハードルを下げることができます。可能であれば、新人アルバイトへのインタビューを行い、インタビュー内容を求人原稿に記載することもおすすめです。
5月に主婦採用を行いたい企業様は、ゴールデンウィーク期間から求人原稿を掲載し、「面接はゴールデンウィーク明けでOK」といったような訴求を行うようにしましょう。休み期間中の子育てや家事の合間に求人を見ていて、面接の日程調整に融通を利かせることができるのであれば、応募意欲が高まる可能性があります。
一方で、ゴールデンウィーク期間中に主婦の方から応募があったものの、連休明けに連絡がつながらない…といったケースが発生することがあります。これは連休中に複数の企業に応募することで、レスポンスが早かった企業のみ選考を進める傾向にあるためです。そのため、応募完了の自動返信メールに自社の休暇を記載し連休明けに連絡をすることや、応募管理システムで面接日程を自動調整するなどの対策が必要となります。
フリーター採用を5月に成功させるためには、Wワークが可能なことやレギュラーでシフトに入ることができることをアピールしましょう。その他にも福利厚生や身に付けることができるスキルなどを記載し、他社との差別化を図ることが重要です。
また、フリーターをターゲットとし、正社員採用を狙う場合には「社会人デビューの先輩社員が活躍中」といったような、フリーター出身の方が活躍していることや、特別な経験・スキルが不要なことを求人原稿に記載することがおすすめです。
26年卒の場合、4月末から5月初旬に向けて大手企業の内定ラッシュとなります。そのため新卒採用に難航している企業様が5月に取るべき行動としては、大手企業の選考に落ちてしまった学生獲得に向けて第二弾の企業説明会を実施することです。5・6月に企業説明会のスケジュールを設定することで、春採用のラストスパートに向けて母集団形成を行うことができます。5・6月以降は、学生がテスト期間や夏休みに入るため、エントリーが落ち着く傾向にあり、新卒秋採用に向けた準備期間となります。
27卒以降の場合は、夏のインターンシップ開催に向けて、学生募集の開始・スケジュール設定・インターンシップのプログラム内容をどうするかといったことを検討するようにしましょう。
インターンシップの内容やプログラム内容・実施する際のポイントはこちらの記事よりご確認いただけます。
【企業向け】インターンシップの内容や実施するポイント・事例を解説
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6月末退職に向けて、転職を考えている層からの応募獲得のためにも、欠員募集や増員募集を積極的に行うようにしましょう。5月は経験者採用以外にも第二新卒やフリーター獲得に向けて、ポテンシャル採用を行うことで、応募を集めることができます。
また、応募があった際には面接の日程調整を柔軟に行うようにしましょう。在職中の求職者の場合、面接を平日の18時以降に実施するなど、求職者の希望に合わせて設定することが重要です。
ポテンシャル採用についてはこちらの記事よりご確認いただけますでしょうか。
若手採用の手法「ポテンシャル採用」とは?メリットと導入のポイントを解説
本記事では5月の求職者の動向とその対策をご紹介しました。5月はゴールデンウィーク明けから学生や主婦の仕事探しが活発となり、現職の方も転職活動が本格化します。5月に採用活動を成功させるためには、優秀な人材獲得に向けて、求職者への対応を細やかに行うことが重要です。
トラコムでは採用時期やご掲載手法、掲載プランなど、貴社に合った動き方をお伝えさせていただきます。5月の採用・ご掲載を検討されている企業様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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