
トラコム社員がお届け!
「求職者の4月の動きは?」「4月に学生アルバイトを採用したい」そんな人事・採用担当者様へ向けて、4月の求職者の動向をお伝えします。
学生(アルバイト)・主婦(パート)・フリーター・新卒・中途といったターゲットに分けて4月の動きと対策をまとめました。ぜひ採用活動にお役立てください。
4月は入学式を終えた新1年生がアルバイトを探し始める時期となります。同時に、学生生活がスタートしたばかりで、さまざまなガイダンスや履修登録などの行事も多くあります。そのため学生からの応募が増えるのは履修登録が完了するなど、生活リズムが安定してくる4月中旬~後半の傾向にあります。
3月に引き続き、4月の主婦は入園式・入学式といったお子様の行事が多いことから仕事探しは後回しとなりやすいです。学校給食が始まってからなど、お子様の学校生活がひと段落するタイミングで仕事探しをスタートされる場合が多いです。
入学式など特別な行事がない主婦の場合、新年度のタイミングで仕事探しをされる方もいらっしゃいます。
主婦の方の年間の動向については、こちらの記事で詳しく解説しています。
3月末(年度末)退社により、4月のフリーターは新しい仕事探しをスタートします。また、短期・単発アルバイトではなく、長期的に働ける職場を探す傾向にあります。
4月は節目の月にあたるため、「好きなことを仕事にしたい」「自分らしく働ける環境がいい」「夢を叶えたい」といった想いから、フリーターとして働きだす方が増える時期となります。
就職活動の情報解禁となった3月から継続して就職活動を進める時期になります。新卒採用を行っている企業にエントリーをしたり、企業の一次・二次面接を進める学生が多くいます。
2026卒の内定状況は、3月1日時点で48.4%となっており、前月の39.3%と比較して8.1ポイント上昇しています。(※)
例年通りの場合、4月から5月に向けて内定状況が最も上昇するため、4月に内定を提示されて就職活動を終了する学生は増える見込みです。
(※)就職プロセス調査(2026年卒)「2025年3月1日時点 内定状況」/株式会社リクルート 就職みらい研究所
4月に転職活動を行う中途の方は、3月末に退職しじっくりと転職活動を始めるパターンが多いです。また、新年度の異動・転勤を機に転職を考える方もいます。
同時に新卒入社の方が仕事をスタートしたものの、「イメージしていた仕事内容と違う」など就職活動時とのギャップを感じることにより早期退職を選択する場合もあります。昨今では、「退職代行サービス」などによる退職も増えており、「第二新卒」として新しい仕事を探す方も増えます。
退職代行サービスについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
退職代行を使われたらどうする?企業側の対応手順と意識したいポイント
新1年生の採用をお考えの企業様は4月の求人掲載が重要です。求人を掲載する際には、「アルバイトが初めてで不安」「授業や学校行事に合わせてシフトに融通を利かせたい」「どんな先輩が働いているのか、職場の雰囲気が気になる」といった学生の心情に寄り添った内容を記載することがおすすめです。具体的には、
求人原稿を通して応募へのハードルを下げることが重要です。
新1年生の採用についてはこちらの記事を参考にしてください。
長期で働ける新1年生を採用するには?アルバイト未経験の学生を獲得する求人原稿
4月の主婦採用では、子育てや家庭との両立が可能なことを求人原稿に記載すると効果的です。家族の転勤やお子様の進級など、新年度は家庭環境が変化することも多いため、柔軟な働き方ができることを求人原稿でアピールするようにしましょう。
家庭環境が変化することは、すでに働いてくれている主婦の方にも当てはまります。現職の主婦パートの方へ、働き方やシフト変更などの希望がないかヒアリングを行うようにしましょう。
4月は3月と比較して求人の掲載数が下がる傾向にあり、かつ仕事探しをしているフリーターの母数も増えるため、企業にとってはフリーターを採用しやすい時期となります。
求人原稿内では、時給などの給与をアピールする以外にも職場環境や待遇などを詳しく説明し、求職者に「安定して長く働くことができそう」といったイメージを持ってもらうことが大切です。
学生からのエントリー対応はもちろん、説明会や面接の開催に向けて準備を進めましょう。リクナビなどのナビサイトを活用している企業様の場合は、DMを送信することで学生へアプローチを行うことができます。また、自社の採用サイトなどで募集を行っている企業様は表示回数やクリック数・応募数などを確認し、適宜改善を実施することが重要です。
面接では他社の選考状況や志望動機・キャリアパスなどを確認するだけでなく、面接を通して候補者の志望度を高めることが重要です。
こちらの記事では面接官の方へ向けて、意識したいテクニックや心得、よく使う質問例などを解説しているのでぜひ参考にしてください。
【企業向け】面接官の質問例と意識したいテクニック・心得を解説
4月の中途社員の動向でご説明した通り、じっくりと仕事を探す中途社員が増える時期となります。そのため、面接だけでなく先輩社員との面談などを行うことが効果的です。面談では、実際に働く社員のリアルな声を聞くことができるので、候補者の志望度を上げることができます。また、仕事内容や企業理解が深まるため、採用のミスマッチを減らす効果もあります。
面接と面談の違いはこちらの記事でご説明しています。
【企業向け】面談と面接の違いとは?効果的に行うコツも解説
また、第二新卒の採用をお考えの企業様の場合、求人に「第二新卒歓迎」などと記載することがおすすめです。新卒として入社後、早期退職を選択した方は「次の仕事選びは失敗したくない」といった心理にあると考えられます。そのため、求人に記載する内容や面接では、仕事内容や自社に関する情報をできるだけ正直に伝えることで採用のマッチング力や定着率を上げることができます。
本記事では4月の求職者の動向とその対策をご紹介しました。4月は学生や主婦にとってイベントが多く、それぞれのターゲットに合わせた訴求が重要です。また、4月は長期で働ける仕事を探す方が増えるため、人材確保が必要な企業様にとって、積極的に採用活動を進めたい時期となります。
トラコムでは採用時期やご掲載手法、掲載プランなど、貴社に合った動き方をお伝えさせていただきます。4月の採用・ご掲載を検討されている企業様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
年間1万社以上の取引と採用実績から採用課題の解決につながる、現場のリアルな事例やお役立ち情報を発信しております。
記事一覧を見るいつもご利用されている求人採用を見直してみませんか?悩み、ぜひ教えてください!御社の魅力を一緒に考えさせてください!
記事一覧を見る今注目されているGoogleマップやSNS(インスタ等)を活用した集客、インバウンド対策、オウンドメディア企画・運用など最新の集客トレンドやノウハウを発信していきます。
記事一覧を見る媒体活用の採用支援や人材育成に関わるセミナーから研修や集客方法をご紹介するワークショップまで、さまざまな自社開催のセミナー情報をお届けします。
記事一覧を見る