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【企業向け】スポットワーク採用のメリット・デメリットとは?募集方法も解説

【企業向け】スポットワーク採用のメリット・デメリットとは?募集方法も解説

スキマ時間などを活用した「スポットワーク」という働き方の人気が高まっていますが、企業側にとってはどのようなメリットがあるのでしょうか。

当ページでは、スポットワークの人材採用を検討している企業様向けに、「そもそもスポットワークとは何か」といった基礎知識に触れながら、スポットワークの人材を採用する企業側のメリット・デメリット、効果的に採用するためのポイント・注意点などを詳しく解説しています。

そもそもスポットワークとは?

スポットワークとは、空き時間などを活用しながら、数時間や数日などの短期間、単発の契約で働くことです。

多くの場合、短期間の雇用契約を結ぶ「スキマバイト」のことを指しますが、雇用関係を結ばずに単発・短時間で働く「ギグワーク」も含まれることがあります。

「スキマバイト」について詳しくは、以下のページをご参照ください。

【企業向け】スキマバイトとは?短期バイトとの違いなど特徴を解説

スポットワークでの人材募集は、正社員・パート・アルバイト募集のような面倒な手間が不要で、必要なタイミングで必要な分だけ人材を確保できることから、効率的に人手不足を解消できる手段として注目を集めています。

スキマバイトでの人材募集は多くの場合、専用の「スキマバイトアプリ」を使って行います。ギグワークの募集は、業務委託の仕事を手軽に依頼できる「クラウドソーシングサービス」を使うのが一般的です。

スポットワークの人材を採用する企業側のメリット

スポットワークは働く側にもメリットがありますが、人材を採用する企業側にはどのようなメリットがあるのでしょうか。主に以下の5つのメリットが挙げられます。

  • 手続きが簡単ですぐに稼働してもらえる
  • 正社員・パート募集とは違った層からの応募が期待できる
  • 長期採用のためのお試し期間にもなる
  • 即戦力を確保しやすい
  • 人件費削減になる

以下、順に解説します。

手続きが簡単ですぐに稼働してもらえる

スポットワークの人材募集では、専用のアプリやサービスを活用することで、採用から稼働スタートまでの手続きを簡単に済ませることが可能です。多くの場合、履歴書の提出や面接といった通常の採用手順を踏む必要はありません。

また労働条件通知や契約締結などの手続きもアプリやサービス上で電子的に完結でき、稼働後の報酬もアプリやサービスの運営会社が立て替えてくれるため、ワーカーと銀行口座の情報などをやり取りする必要はありません。

募集をスタートして即日でも働いてもらうことができ、急な人手不足の解消に役立ちます。

正社員・パート募集とは違った層からの応募が期待できる

スポットワークは、空き時間を活用して自由に仕事が選べるなど、ワーカーにとってもメリットのある働き方です。長時間の勤務が難しいために働くことを諦めていた人でも、スポットワークでなら働けるという場合もあるでしょう。

そのため、正社員募集やパート募集では出会えないような人材から応募が入ることが期待できます。募集の裾野が広がることで、普段の採用活動ではなかなか応募が来ないような企業でも、スポットワークでなら多くの応募が集まるといった可能性も考えられます。

長期採用のためのお試し期間にもなる

スキマバイトアプリで募集する場合、働いてもらったワーカーの中に気に入った人材がいれば、本人と交渉の上で長期のアルバイトや正社員として雇用してもOKです。

つまりスポットワークを「お試し期間」として、企業側は実際の働きぶりを見ながら長期雇用に適した人材かどうかを見極められます。一方で、ワーカーにとっても、リアルな現場の雰囲気や仕事を直接体験することにより、ミスマッチが防げるというメリットがあります。

即戦力を確保しやすい

特定のスキルがある人・特定の業務の経験がある人など、即戦力となる人材を探しやすいこともスポットワークのメリットです。

スキマバイトアプリでは、特定の仕事の経験の有無などを募集要項として登録することにより、自社で即戦力になりやすいと思われるワーカーが自動でマッチングされます。アプリによってはプロフィールを詳しくチェックして、即戦力になりそうな人を手動で選ぶことも可能です。

クラウドソーシングサービスも、多くのワーカーが保有スキルや実績を詳しく公開しており、即戦力になる人材を探しやすくなっています。

社員教育のリソースが足りないときなど、即戦力を探している場合に、スポットワーク採用はおすすめの手法です。

人件費削減になる

スポットワークでの人材採用をうまく利用すると、パート・アルバイトを雇用する場合に比べて人件費が削減できることがあります。

正社員・パート・アルバイトで人材採用するデメリットは、繁忙期・閑散期といった事業の状況にかかわらず継続的に人件費が発生することです。

一方スポットワークなら、必要なときに必要な分だけ人員を確保できます。例えば「繁忙期だけ一時的に増員する」といった柔軟な対応も可能です。また多くの場合、スポットワークは社会保険の対象外になるため、各種福利厚生費の削減にもつながります。

スポットワークの人材を採用する企業側のデメリット

スポットワークでの人材採用には、上述した通り多くのメリットがある一方で、デメリットも存在します。主なデメリットは次の4つです。

  • 人材の育成・定着につながりにくい
  • ノウハウ流出に注意する必要がある
  • 人材の質の見極めが難しい
  • 細分化できない仕事の依頼には不向き

デメリットも十分に把握したうえで導入しましょう。以下、それぞれ順に解説します。

人材の育成・定着につながりにくい

スポットワークを活用して人材を確保しても、社内人材の育成や、優秀な人材の定着といった面ではマイナスに働く可能性があります。

クラウドソーシングサービスでは「業務委託契約」で仕事を依頼するため、人材確保というより「外注」であり、社内の人材にノウハウを蓄積することができません。

スキマバイトアプリなら気に入った人材と交渉の上、長期雇用に移行することも可能ですが、短期的な付き合いで終了してしまうことも多いのが現実です。

社内に優秀な人材を保有したい、定着率を高めて長期的な視点で採用コストを抑えたいといった場合には、スポットワークは不向きだといえます。

ノウハウ流出に注意する必要がある

スポットワークでの人材採用では、ノウハウ流出に十分注意する必要があります。前項で触れた通り、形態としては外注に近いため、特に独自のノウハウや機密情報を扱う際には、外部の会社に依頼するのと同様の意識を持つことが大切です。

クラウドソーシングサービスの多くは、NDA(秘密保持契約)を締結できますが、それだけで完全にノウハウ流出を防止できるわけではありません。

スポットワークの人材に機密情報を共有しないようにするなど、外注と同様の意識で仕事を依頼するようにしましょう。

人材の質の見極めが難しい

スポットワーク人材はスピーディに採用できる分、事前にじっくりと人材を見極めることが難しい点がデメリットです。

スキマバイトアプリ、クラウドソーシングサービスのいずれを使う場合でも、面接による事前の選考はできません。

アプリやサービスに登録されているスキル・実績やプロフィール、他企業からの口コミ評価などを参照することは可能ですが、細かな人柄などについては実際に働いてもらうまで分からないことがあります。

スポットワークは、じっくり人材を選考したい場合には不向きな採用手法だといえます。

細分化できない仕事の依頼には不向き

スポットワークは単純作業など「細分化」がしやすい業務には向いていますが、何ができるかを臨機応変に考えながら働く職種など、作業の切り分けが難しい職種には向いていません。

例えばスキマバイトアプリで人材募集する場合、簡単な研修ですぐに業務スタートできるような単純作業を依頼するのが基本です。複雑な仕事をお願いするには長時間の研修・教育が必要になり、限られた時間内に成果を上げてもらうことが難しくなってしまいます。

クラウドソーシングを利用する場合も、完成データなど具体的な納品物が明確な場合には向いていますが、任せたい作業の種類が多岐にわたる場合などには不向きです。

依頼したい仕事が「スポットワーク向きかどうか」を見極めてから募集するようにしましょう。

スポットワーク人材の募集方法

スポットワーク人材は、主に以下の2種類の方法で募集できます。

  • スキマバイトアプリ
  • クラウドソーシングサービス

以下、それぞれの特徴や具体例を紹介します。

スキマバイトアプリ

リモート勤務ではなく、実際に現場へ来てもらう必要があるタイプのスポットワークでは、スキマバイトアプリの活用がおすすめです。

代表的なスキマバイトアプリには、次の4つがあります。

いずれも求人の掲載費用は無料で、実際にワーカーが稼働した分だけ料金が発生します。そのため一般的な求人広告と比べて、無駄なコストが発生するリスクを抑えた利用が可能です。

契約はアプリ上で電子的に完結するので、雇用契約書などのやり取りは必要ありません。出退勤の管理もアプリ上でQRコードを表示・読み込みするだけの簡単操作で行えます。

スキマバイトアプリについて詳しくは、以下のページをご参照ください。

【企業向け】スキマバイト採用アプリ・サービスおすすめの7社を比較!

【企業向け】スキマバイト採用アプリ・サービスおすすめの8社を比較!

クラウドソーシングサービス

リモートで完結できるタイプのスポットワークであれば、クラウドソーシングサービスの活用がおすすめです。代表的なクラウドソーシングサービスには、次の2つがあります。

いずれもプログラミングやデザイン、データ入力、書類作成といったデスクワーク系の幅広い業務が募集されています。

いずれも掲載費用は無料で、報酬から一定割合が差し引かれる形で料金が発生します。またスキマバイトアプリと同様、ワーカーへの支払いは運営会社が立て替えてくれるため、銀行口座などの情報を直接やり取りする必要はありません。

スポットワークの人材を効果的に採用するためのポイント・注意点

スポットワークの人材を効果的に採用して、高いパフォーマンスを発揮してもらうためには、受け入れ態勢をしっかりと整えておくことが大切です。

疑問や問題が生じた際に迅速な手助けができるよう、受け入れ担当を決めておきましょう。「誰に聞いたらよいのか分からない」「誰も助けてくれない」といった状態では、ワーカーは気持ちよく仕事ができず、生産性も低下してしまいます。そればかりか企業イメージが悪化する恐れもあるでしょう。

初めての人でも仕事の進め方をすぐに理解できるように、業務マニュアルを整備しておくことも大切です。

スポットワーク人材を採用する際のコツについて詳しくは、以下のページでも解説しています。

【企業向け】スポットワーク(スキマバイト)募集のやり方・ポイントを詳しく解説

人材採用サポートのご相談ならトラコムへ

「スポットワークの人材採用を効果的に進めたい」「スポットワークのメリットを最大限に活かしたい」といったご相談なら、ぜひトラコムにお問い合わせください。

トラコムでは、スポットワークに限らず、採用手法選びの前提となる採用戦略の立案やターゲット設定など、人材採用全般のコンサルティングを提供しています。さまざまな求人メディアを扱う代理店として、利用する求人メディア選定のご提案も可能です。まずは以下のフォームより、お気軽にご相談ください。

まとめ

スポットワークでの人材採用は、即日でも来てもらえて、人件費削減になるなど、企業にとって「効率的な採用手法」としてのメリットがあります。また正社員・パート募集とは違った層からの応募が期待でき、長期採用のためのお試し期間にもなるなど、効率だけにとどまらないメリットもあります。

一方で、人材の定着につながりにくいことや、面接ができないなどのデメリットもあることを意識しましょう。細分化できない仕事は依頼しにくいという、特性上の弱点も把握しておく必要があります。また、外注に近い意識で利用し、機密情報の管理を徹底することも大切です。

スポットワーク採用ならではの特徴を把握して、従来の採用活動とは違った意識で取り組むようにしましょう。

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