【大阪編／2020年6月】月間掲載件数レポート・採用動向まとめ

当社トラコムでは、企業が抱える経営課題を採用面から解決するリクルーティング事業を展開しています。年間1万社以上の取引実績のある当社が、独自に採用動向を調査。月に1度レポートをまとめております。

『業界・エリアごとの掲載件数』『採用活動の動向・傾向』の情報として、参考にしていただけますと幸いです。

全体掲載件数動向

先月よりも4万1,096件のプラスとなりました。新型コロナウイルスによる自粛解除もあり、人の動きを見越して募集件数が増えているように思います。

〈エリア別〉掲載件数動向

大阪市エリア

まずは大阪市内から見ていきます。全体として、先月に比べ若干の現象傾向でした。そんな中でも、変動が大きかったのは下記のエリアです。

プラス： 港区 、西区
マイナス： 北区、中央区、淀川区、住之江区、城東区、大正区、平野区

その他エリア

その他のエリアでは、地域により若干の変動が出ています。

プラス：和泉市、堺市、堺市西区、池田市、羽曳野市、高槻市
マイナス：吹田市、和泉市、豊中市、松原市、枚方市、泉大津市、茨木市

〈業種別〉掲載件数動向

続いては業種別の掲載件数となります。ほとんどの業種で上昇傾向となりました。

プラス： 運輸・物流・軽作業、医療・福祉、営業・企画・事務、飲食
マイナス： 製造・工場、IT・エンジニア

掲載傾向・採用動向

港区、堺市などのエリアでは、通販取り扱い物流倉庫の掲載件数が多く
「オープニング」「大量採用」などの文言で
長期に渡る掲載が各媒体で多く見られました。

掲載件数の減少で有効求人倍率が下がっている状況でも
“港エリア”での採用においては苦戦を強いられています。

掲載件数が減少している今の時期での母集団形成は
「1つのメディアでいかに上位表示を目指すのか」よりも
複数メディアへの露出（掲載）が鍵になると思います。

（例）

• 求人ボックスへのクローリングがあるAirワーク 採用管理
• タウンワークネットへの転載
• Googleお仕事検索へのクローリングがあるフロムエーナビ　など

7月に向けた採用活動

例年通りであれば花火会場の警備、プールの監視員、フェスなど
夏休みのイベントにあわせて短期バイトが増える時期ではありますが
コロナウイルス第二波への懸念もありイベントの自粛が予想されます。
フリーター層が短期案件に動くことの多い季節ですが
今年はレギュラーで勤務ができるフリーター層を囲い込めるはず。

中途社員の採用においては
1～2月と比較した時に関西全体・全業種において応募数が1.5倍となっており、
本来10月入社に向けて活動が鈍化しがちな7月であっても、
優秀な人材からの応募、採用が実現できると思います。
今の時期だからこそ「有資格者」「経験者」の採用活動をお勧めします。

データのダウンロードが可能です

さらに詳細なエリア×職種での掲載件数データをお出ししております。今月は『大阪府×製造系・物流系』のリストをご用意しました。より多くのデータ、カスタマイズしたデータをご要望のお客様は、お気軽に下記フォームより問い合わせください。

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