
トラコム社員がお届け!
求人検索エンジン「求人ボックス」は無料でも求人掲載できますが、有料オプションを利用すると、どのぐらいの応募を集められるのでしょうか?
当ページでは求人ボックスの費用対効果について、有料掲載でどのぐらいの応募が集まるのか、具体的なシミュレーションで紹介しています。導入を検討する際の参考として、ぜひご参照ください。
求人ボックスに有料掲載すると、どのぐらいの掲載効果が見込めるのでしょうか。
導入前に掲載効果を調べる方法として、目安となる指標を元に計算して、応募数や採用数の「シミュレーション」をしてみるのがおすすめです。詳しくは当ページの「求人ボックス有料掲載の費用対効果シミュレーション」で解説しています。
他にも「クリック単価」「応募単価」「採用単価」などの指標について、求人ボックスと他のサイトを比較してみるのもおすすめです。詳しくは次に解説します。
求人ボックスの費用対効果の目安として、「クリック単価」「応募単価」「採用単価」それぞれの平均値や目安を見ていきましょう。それぞれ以下の表の通りです。
クリック単価平均※1 | 133円 |
応募単価平均※1 | 1万7,334~2万2,393円 |
採用単価目安※2 | 8万~12万円 |
費用対効果を知るための基本となる指標は「クリック単価」です。クリック単価が低いほどクリックを獲得するための費用対効果が高いことを意味します。また「応募単価」を計算する基準でもあります。
「応募単価」はクリック単価を基準として「クリック単価÷応募率」で計算することが可能です。クリック単価が低いほど応募単価も低くなりますが、クリックした後に離脱する人が多く応募率が低いと応募単価は高くなります。
「採用単価」は応募単価を基準に「応募単価÷採用率」で計算することが可能です。つまり自社にマッチする応募者を集めて「採用率」が高くなるほど採用単価を抑えることができ、費用対効果を高められます。
厚生労働省が公開している「採用における人材サービスの利用に関するアンケート調査」によると、インターネットの求人情報サイトを使った採用での採用単価平均は「正社員:28.5万円」「非正社員:10.8万円」です。比較すると求人ボックスは採用単価が低く、費用対効果が高いことが分かります。
※1 弊社トラコムの独自調査による平均値。募集職種・業種ごとに異なる。
※2 応募単価平均を元に採用率20%で計算。採用率20%は一般的な目安であり、企業の採用プロセスによって異なる。
求人ボックスの有料掲載では、実際にどのぐらいの応募が集まるのでしょうか、具体的なシミュレーションでご紹介します。
以下の式で計算することで、導入前でも応募人数のシミュレーションが可能です。
応募人数=予算 ÷ 応募単価
例えば予算を「20万円」として、応募単価には前述の平均的な目安「1万7,334円~2万2,393円」を使用して計算すると、予想される応募人数は「8~11人」です。応募単価は職種・業種ごとに異なるので、自社の業種や募集する職種の応募単価平均を使って計算すると、さらに精度の高いシミュレーションが可能です。
また予算ではなく「目標とする応募人数」が決まっているなら、以下の計算式で逆算することで、必要な予算を算出できます。
予算=応募人数(目標値)×応募単価
例えば「20人」の応募者を目標とするなら、応募単価目安「1万7,334円~2万2,393円」をかけて、「34万6,680~44万7,860円」が必要な予算の目安です。
求人ボックスには、費用対効果を高めやすい以下の5つの特徴があります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
求人ボックスの有料掲載が費用対効果を高めやすいポイントの1つは、料金形態が「クリック課金型」である点です。
クリック課金型の場合、求人がクリック・閲覧されなければ料金が発生しないため、「掲載してもほとんど閲覧されなかった」といったリスクを避けられます。そのため無駄なコストの発生を防ぐことができ、費用対効果アップにつながります。
掲載した求人を、いつでも修正したり掲載終了したりできる点も、費用対効果アップにつながるポイントです。
求人ボックスではクリック数・応募数などのデータを分析しながら、求人の修正を繰り返し、効果を高めていくことができます。応募人数が充足したらすぐに掲載終了することで、無駄な予算消化を防ぐことも可能です。
競合が多いほど応募を集める難易度が高くなり、必要な予算も高くなりやすく、費用対効果が悪くなる傾向があります。この点、競合が比較的少ない求人ボックスは、予算を大きくしなくても応募を集めやすく、クリック単価を抑えて利用しやすいことがメリットです。
競合が少ないとはいえ月間訪問者数は1,100万人で利用者数が多く、効率的に応募を集められます。
スケジュール別の配信設定ができる点も、費用対効果を高めやすいポイントです。
求人ボックスでは、配信ボリュームを増やしたい、もしくは減らしたい時間帯を以下の3つから選択できます。
曜日の指定も可能で、曜日・時間帯の2つの軸で配信ボリュームを細かく調整することが可能です。
入札単価は「0%~500%」の範囲で増減させることができます。
例えば平日夜の応募者が多いことが分かったら、月~金曜日の「16:00~23:59」の配信ボリュームを増やすなど、効果が出やすい曜日・時間帯に多く配信するよう調整することが可能です。
スケジュール別の配信設定をすることで、効果が出やすい時間帯・曜日に多く求人が配信されるよう予算配分を調整でき、費用対効果を高めることができます。
「注力キーワード」と「配信対象外検索キーワード」の設定ができ、予算配分を調整できる点も、費用対効果アップにつながる求人ボックスの機能です。
「注力キーワード」の設定とは、設定されたキーワードがユーザーの検索キーワードに一致した場合に入札単価を高めることができる機能です。これまでの実績データなどを元に「応募・採用につながりやすい検索キーワード」が分かったら、それを注力キーワードに設定することで効果的な予算配分ができ、費用対効果を高めることができます。
「配信対象外検索キーワード」の設定は、設定されたキーワードがユーザーの検索キーワードに含まれていた場合に、広告を配信しないようにできる機能です。注力キーワードとは逆に、応募や採用につながりにくいキーワードを配信対象外検索キーワードに設定することで、費用対効果を高めることができます。
求人ボックスではこの「注力キーワード」と「配信対象外検索キーワード」を適切に使い分けることで、費用対効果が高いキーワードに絞って求人広告が配信されるよう細かく調整できます。
求人ボックスの有料掲載では、求人原稿の書き方や各種設定などによって費用対効果が変わってくることがあります。できるだけ費用対効果を高めるために、以下の5つのポイントを押さえて運用することが大切です。
それぞれ以下に解説します。
求人ボックスの費用対効果を高めるには、求人原稿にどのようなキーワードを使うかを十分に検討することが重要です。求人ボックスでは、求人原稿に含まれるキーワードに応じて、クリック数や応募数が大きく変わることがあるためです。
ターゲット層が入力しそうな人気の高いキーワードを分析し、求人原稿のタイトルや本文にもれなく含めるようにしましょう。
求人ボックスで検索されることが多い人気の高いキーワードについては、以下のページでご紹介しています。
求人ボックスでよく検索されているキーワードとは?最新ランキングトップ10を紹介
求人ボックスでは、前述の「注力キーワード」の機能を活用することが大切です。
注力キーワードを決める際には求人配信後に効果分析を行い、「どのキーワードで検索した人が応募につながりやすいか」を見つけるようにしましょう。
例えば「ホールスタッフ 未経験」「ホールスタッフ パート」などで検索するユーザーからの応募が多いことが分かった場合には、「ホールスタッフ」を注力キーワードに設定することで応募率の改善が期待でき、費用対効果を高めることにつながります。
費用対効果を高めるために「配信対象外検索キーワード」の機能も積極的に活用しましょう。
こちらも同様に効果分析を行い、「応募に至りにくいキーワード」や「採用ターゲットと異なるキーワード」を見分けることで、配信対象外検索キーワードの候補を見つけることができます。
応募に至りにくいキーワードでは求人を配信しないようにすることで、応募につながらない無駄なクリックを減らすことができ、費用対効果の改善が期待できます。
求人ボックスでは、費用対効果を高めるために「分析・改善」を繰り返すことが重要です。
表示回数・クリック率・応募率などのデータを見ながら、改善点を見つけ、調整していくことで費用対効果を高められます。
「求人別レポート」「時間帯別レポート」といった各種レポートの使い方を把握して、効果分析・改善の方法を把握しておきましょう。求人ボックスの効果分析・改善の方法について詳しくは、以下のページで解説しています。
求人ボックスの効果出しにつながる5つの方法|採用事例もご紹介
求人ボックスは代理店に依頼せず自社での運用も可能ですが、費用対効果を高めるためには、代理店の利用を検討することも大切です。
求人ボックスで効果を出すためのキーワード選定や、効果分析・改善には専門知識が必要です。代理店のサポートを受けることで、専門家の知見に基づくアドバイスを受けることができ、費用対効果を高めやすくなります。
求人原稿の作成や、効果分析・改善など、費用対効果を高めるために必要な作業の代行を依頼することも可能です。
代理店を利用するメリットについては以下のページで解説しています。
求人ボックスの運用は代理店に依頼すべき?そのメリット・デメリットを解説
弊社トラコムでも、求人ボックス運用にかかわる幅広いサービスを提供しています。求人ボックスの運用に必要な多くの業務を代行することも可能ですので、以下のフォームよりお気軽にお問い合わせください。
求人ボックスと同様に無料で求人掲載できるサイトとしては「Indeed」も候補に挙がるでしょう。
Indeedの有料掲載は「クリック課金型」で「いつでも修正できる」など、求人ボックスと共通する点も多くあります。
求人ボックスとの違いは、Indeedでは「Indeed PLUS」と呼ばれる求人配信プラットフォームが利用できることです。Indeedで有料掲載をすると、リクナビNEXTやタウンワークなどIndeed PLUSの連携求人サイトにも求人が配信される可能性があります。
Indeed PLUSによって、リーチできるユーザー層を効率的に広げることができ、費用対効果を高めることが可能です。Indeed PLUSの費用対効果について詳しくは、以下のページでも解説しています。
Indeed PLUSの費用対効果は?一般的な目安やチェック方法を解説
求人ボックスは、平均的な応募単価の目安を元に計算すると、20万円の予算でおよそ8~11人の応募者が期待できます。実際の応募者数は業種・職種・エリアなどによっても異なりますが、導入を検討する際の費用対効果を比較する参考値としてご活用ください。
求人ボックスの費用対効果は、設定や運用方法によって大きく変わることがあります。「注力キーワード」「配信対象外検索キーワード」など求人ボックスの機能を効果的に活用し、費用対効果を最大化するようにしましょう。
「求人ボックスと他のメディアを比較したい」「求人ボックスの運用サポートを依頼したい」など求人ボックスの導入・運用についてのご相談・サポートのご依頼は、弊社トラコムにお申しつけください。
トラコムでは求人ボックスの他にもさまざまな求人メディアを取り扱っているため、「どの求人サイトを使えばよいか分からない」といった媒体選びでお悩みの際にもご相談いただくことが可能です。まずは以下のフォームより、お気軽にお問い合わせください。
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