【京都編／2021年2月】月間掲載件数レポート・採用動向まとめ

当社トラコムでは、企業が抱える経営課題を採用面から解決するリクルーティング事業を展開しています。年間1万社以上の取引実績のある当社が、独自に採用動向を調査。月に1度レポートをまとめております。

『業界・エリアごとの掲載件数』『採用活動の動向・傾向』の情報として、参考にしていただけますと幸いです。

全体掲載件数動向

先月より18,782件のプラスとなりました。2020年5月以来最も件数を伸ばしています。

〈エリア別〉掲載件数動向

京都市エリア

まずは京都市内から見ていきます。先月比12,131件のプラスとなりました。全エリアで増加しており、先週比で数百～数千件増加したようなエリアも多数でています。

プラス：右京区、下京区
マイナス：なし

その他エリア

その他のエリアでも先月比プラス6,649件と、先月とは一変増加に転じています。どのエリアも概ね増加傾向にあり、特に下記のエリアでは大幅な減少となりました。

プラス：久世郡久御山町、京田辺市、宇治市
マイナス：相楽郡笠置町

〈業種別〉掲載件数動向

続いては業種別の掲載件数となります。伸び幅が大きかったのは下記の業種です。

件数比較

プラス：営業・事務・企画・管理
マイナス：ホテル・旅館・ブライダル

マーケットシェア比較

プラス：医療・医薬・福祉
マイナス：飲食・フード

〈業種別〉平均給与相場

平均月給

平均時給

掲載傾向・採用動向

1月よりも求人数は130％増加。2021年度では最大の増加率です。

エリアも、観光メインの東山を除くほぼすべてのエリアで、偏りなく求人が増えています。業種ではホテル・観光系の求人は減少となりましたが、その他の業種では伸びています。

求人案件の状況

2月後半は緊急事態宣言の解除を見越して、求人を出す動きが増えてきています。特に完全にストップしていたホテル系なども、求人を検討しています。年度末の宴会予約も増えてきている模様。全体的には社員求人と派遣求人の応募が増えています。

応募状況

全体感としては応募が来やすくなっていますが、業種・職種・ターゲットにより全く異なります。

特に学生ターゲットの求人に応募が殺到しています。これは緊急事態宣言に伴うシフト減により、Wワーク先を求めての動きと予想されます。しかし、そういった方は解除後にはシフトに入れなくなるケースも想定されますので、採用には注意が必要です。

来月に向けた採用活動の進め方

3月は例年求人数・人の動きががもっとも最大化する月間です。そこに緊急事態宣言の先行解除が重なり、大幅に求人数が増加する見込みです。先述のように案件により採用難易度が全く異なるため、求人掲載前の市場調査は必須となるでしょう。

データのダウンロードが可能です

さらに詳細なエリア×職種での掲載件数データをお出ししております。今月は『京都市南区×ファッション・アパレル』のリストをご用意しました。より多くのデータ、カスタマイズしたデータをご要望のお客様は、お気軽に下記ボタンより問い合わせください。（ダウンロードは無料です。）

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