【京都編／2020年9月】月間掲載件数レポート・採用動向まとめ

当社トラコムでは、企業が抱える経営課題を採用面から解決するリクルーティング事業を展開しています。年間1万社以上の取引実績のある当社が、独自に採用動向を調査。月に1度レポートをまとめております。

『業界・エリアごとの掲載件数』『採用活動の動向・傾向』の情報として、参考にしていただけますと幸いです。

全体掲載件数動向

先月より1,746件のマイナスとなりました。しかし、自粛ムードであった5月・6月よりは件数も戻りつつあります。

〈エリア別〉掲載件数動向

京都市エリア

まずは京都市内から見ていきます。先月比1,446件のマイナスとなっており、2つの区をのぞいて、ほぼすべての区でマイナスに転じました。

プラス：上京区、左京区
マイナス：西京区、中京区

その他エリア

その他のエリアでも、件数は減少。しかし、先月比マイナス293件と、大きな減少にはなりませんでした。一方、市町村ごとには大きな差が生まれており、伸びたエリアでは20～30％前後も上昇しています。

プラス：京丹波町、宇治田原町、南丹市
マイナス：伊根町、和束町

〈業種別〉掲載件数動向

続いては業種別の掲載件数となります。伸び幅が大きかったのは下記の業種です。

件数比較

プラス：電気・電子・機械・自動車、製造・工場・化学・食品
マイナス：医療・医薬・福祉

マーケットシェア比較

プラス：電気・電子・機械・自動車
マイナス：医療・医薬・福祉

掲載傾向・採用動向

8月→9月とほぼ求人件数は変わらず。コロナ禍以降の求人数は安定してきました。

エリア別では、8月に続き京都市外の求人数が増加している傾向は続いています。業種別では「電気・電子・機械・自動車」が110％の増加。これは自動車関連の仕事が回復傾向にあるようで、サプライメーカーの求人が増えたことが要因です。

全体の応募数は引き続き増えていますが、先月に比べて業種職種により差が出てきています。

特に応募の集まりが良いのは「販売・サービス・フード」系職種。応募の集まりが鈍化してきたのは「物流・製造」系職種となっています。

人の流れに関わる情報では、大学生1～3回生は後期から対面授業が始まり、実家に帰っていた下宿生が戻ってきました。逆に大学4回生は実家に帰ってしまう方が増えているとのことです。

京都の秋の風物詩である修学旅行は全国的に中止の方向だそうです。厳しい状態が続きそうですが、9月末の4連休では観光地で久しぶりの賑わいを見せました。嵐山ではＧＷの3.4倍の人出とのことで、連休明けには久しぶりに求人を掲載される観光地の企業様が増えました。

10月に向けた採用活動

先述のように「販売・サービス・フード」系職種の応募が多いので、他職種の募集でもそれらの方をターゲットにすることで応募数の増加を見込めます。

学生の動きも例年と違うのでターゲット毎に打ち出しを変更する必要があります。具体的にどうすれば良いか。ご興味があるお客様は、是非弊社にお問い合わせください。

データのダウンロードが可能です

さらに詳細なエリア×職種での掲載件数データをお出ししております。今月は『京都市伏見区×医療・福祉』のリストをご用意しました。より多くのデータ、カスタマイズしたデータをご要望のお客様は、お気軽に下記ボタンより問い合わせください。（ダウンロードは無料です。）

トラコムへ問い合わせする