
トラコム社員がお届け!
コロナの影響で応募数は増えてもほとんどが不採用。上からは求人予算縮小を迫られ、現場は相変わらず人手不足。そんな状況をクリアするためにまずやるべきことは、媒体毎の適正領域の見極めなんです!
新型コロナウイルス感染拡大により2020年2月を境に採用市場も大きく変動。1月度と5月度で大阪府エリアのタウンワーク掲載件数は1万7346件も減少(弊社集計データ)、有効求人倍率は1.08倍まで降下しています。(参照:一職業紹介状況(令和2年7月分)について/厚生労働省)
採用側からすると一変して応募数獲得が容易となり、企業が「選ばれる」状態から「選ぶ」状態へ姿を取り戻したともいえるのがここ半年間の動きとも取れます。
しかしながら派遣契約の打ち切りなどを皮切りに、想定し得なった層の求職者からの応募が急増。希望シフトや年齢層などのアンマッチが多発し、散々応募者の対応に追われた挙句、採用数は一向に伸びていない。そんな状況に陥っている企業様も少なくないのではないでしょうか。
そんな不採用が相次ぐ状況を変えるために、求人媒体毎の得意領域を見直してみてはいかがでしょうか。例えば従業員の中でも、愛想がよく接客に向いている人もいれば、要領がよく裏方の作業が向いている人もいるように、求人媒体にもそれぞれに力を発揮する領域が存在します。
紙面広告には手に取った読者の目に偶然留まり、考えもしていなかった仕事だがやってみたいと思わせる偶発的な力があります。また、ポスティング広告には選ばれるフローを飛び越えて、能動的に読者を獲得する力があります。
ネット媒体においてもサイトの仕様により力の発揮の仕方が異なります。主要求人サイトの多くは条件検索によりエリアや仕事内容の他に、シフト日数や時給額、その他メリットとなる「項目」毎にチェックを入れて、ユーザーの希望条件にあった求人を表示できる仕様になっているため、偶発的発見の力が強いと言えます。
すこし話は変わりますが、検索広告(検索連動型広告)をご存じでしょうか?検索広告とは、GoogleやYahoo!などに代表される検索エンジンで、ユーザーが検索したワードに関連した広告を表示するものです。
これにより、ユーザー側は無数に存在する情報の中から、よりピンポイントで自分の欲しい情報を簡単に精査できます。広告主は自社の広告を見て欲しいユーザー層に対してのみ広告が表示される仕組みをとれるため、より集客率の高いフィールドでの広告運用が可能です。
求人広告でこの仕組みに代表されるのがIndeedですが、Indeedは更にクリック課金制という仕組みを掛け合わせ、採用率が高いフィールドで広告費用を消費させる事を実現しています。
クリック課金制とは文字通り、掲載料ではなく掲載している広告がクリックされることに対して料金が発生する仕組みです。ご存じの方も多いかもしれませんが、Indeedの場合はクリックされる毎に料金が加算される仕組みではなく、予めチャージした予算からクリックされる毎に消費される仕組みをとっています。
この仕組みが前述の検索広告と掛け合わされることで、より関連性の高いターゲットのみに広告が表示され、その中からさらに関心を持たれたユーザーにのみクリックされる流れを作れます。つまり、採用率が高い求職者に対して、より効率的に求人費用を投資できる状態を作ることが出来ます。
ここまでで媒体の持つ力の発揮する領域についてお話ししましたが、実際に自社の求人広告を媒体に掲載する際には、以下のような見極めをすることが重要です。
できるだけたくさんの方に見られた方が効率的な人気職種やメリット多数、大量募集などの案件に関しては、条件検索で偶発的な力を持ち、いくらクリックされても料金は据え置きの掲載課金媒体へ掲載。
特定のターゲットに絞り、見られるユーザー層も競合掲載企業数も絞り、応募数よりも応募者の質にこだわりたい案件に関しては、検索広告かつクリック課金制をとっているIndeedへ掲載。
自社の採用課題にあった広告はどの領域に属するものなのかをまずは見極め、適切な媒体選びと原稿作成を行うことで満足のいく効果が得られるのではないかと思います。
どんな媒体が良いかわからない、アドバイスが欲しい場合にはお気軽にご相談ください。
この記事を書いた人
T.KAMITE
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2014年に新卒入社
大阪府八尾市を中心に2年半のエリア営業を経て3年目の下期より大手顧客担当組織へ配属。
販売店を全国展開されている企業様を中心に運送・製造・医療介護など幅広い業界のお客様を担当。
社内ではメンバーマネジメントと並行して西日本エリアのIndeed拡販を行う。
プラチナムパートナーに昇格した現在はGoogle広告をはじめとするWEB広告を活用した採用手法のノウハウ展開に注力。
・2019年度よりユニットリーダーに就任。
・2020年度より西日本でのIndeed拡販を開始。
・2021年度よりリーダーに就任。
・2023年度よりWEB広告の拡販を開始。
Indeed PLUSなどの求人メディアはもちろん、WEB広告・ATSを扱った総合的な採用課題解決に取り組んでいます。
年間1万社以上の取引と採用実績から採用課題の解決につながる、現場のリアルな事例やお役立ち情報を発信しております。
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