
トラコム社員がお届け!
求人配信プラットフォームIndeed PLUS(インディードプラス)の利用を検討するにあたっては、「どのぐらいの費用対効果があるのか」が気になるところでしょう。
当ページではIndeed PLUSの費用対効果について、採用単価・クリック単価の目安と、想定される応募数の目安を紹介しています。さらにIndeed PLUSの利用開始後に、費用対効果に問題がないか調べて効果改善するコツも紹介しているので、ぜひご参照ください。
Indeed PLUSの費用対効果を知る方法には、次の3つがあります。
以下、順に解説します。
Indeed PLUSを利用した採用の一般的な「採用単価」「クリック単価」を把握することで、あらかじめ費用対効果の目安を知ることができます。
「採用単価」は、採用費用の総額を採用人数で割ることによって求められ、「採用1人あたりにかかった費用」を指します。
「クリック単価」は、CPC(Cost Per Click)とも呼ばれ、求人掲載にかかった費用を自社の求人がクリックされた回数で割ることによって求められる「1クリックあたりの費用」です。
これら2つの指標の目安を知っておくことで、採用予算に対してどのぐらいのクリック・採用を集めることができるか把握でき、費用対効果の目安を知ることができます。これまで使っていた求人サイトの費用についてのデータが残っていれば、「採用単価」「クリック単価」を計算してIndeed PLUSと比較してみましょう。
Indeed PLUSの単価目安について詳しくは、当ページの「Indeed PLUSの採用単価の目安」で紹介しています。
いくつかの指標を活用して、Indeed PLUSの費用対効果をシミュレーションしてみる方法もおすすめです。
計画した予算に対してどの程度の応募数が見込めるかは、前述の「クリック単価」に加え、クリック数に対する「応募率」が分かれば、以下の計算式でシミュレーションできます。
トラコムの独自調査によると、Indeedの平均応募率は「1.27%」で、クリック単価の平均は「127円」です。(※)。この平均値を元に「20万円」の予算を投じた場合の応募人数をシミュレーションすると以下のようになります。
20万円 × 1.27% ÷ 127円=20.32(人)
上記よりIndeed PLUSでは、20万円の予算に対して約20人の応募が想定されます。つまり1万円で1人の応募を獲得できる計算です。
※弊社のIndeed運用データに基づき算出しています。
Indeed PLUSの費用対効果を知るために、費用対効果のアップにつながるさまざまな機能や特徴を把握しておくことも重要です。
Indeed PLUSには、複数の連携求人サイトを利用する幅広い求職者にリーチできることや、採用担当者の業務を大幅に効率化できることなど、費用対効果アップにつながるさまざまな特徴があります。
詳しくは当ページの「採用の費用対効果アップにつながるIndeed PLUSの特徴」をご参照ください。
Indeed PLUSの採用単価の目安は、およそ「5万円」です。これは以下のトラコム独自の集計データを基に計算しています。
また、厚生労働省の発表したアンケート調査によると、求人サービスの種類ごとの平均採用単価は以下の表の通りです。
サービスの種類 | 平均採用単価 |
スカウトサービス | 91.4万円 |
民間職業紹介事業者(エージェント) | 85.1万円 |
インターネットの求人情報サイト | 28.5万円 |
インターネットの求人情報まとめサイト(求人検索サイトなど) | 6.4万円 |
出典:令和3年度厚生労働省委託調査「採用における人材サービスの利用に関するアンケート調査 報告書」(P91「1件あたりの平均採用コスト(正社員)」)
例えば上記のインターネットの求人情報サイトの平均採用単価(28.5万円)と比べると、弊社独自調査によるIndeed PLUSの採用単価目安(5万円)はかなり低いことが分かります。
採用の費用対効果アップにつながるIndeed PLUSの主な特徴は、次の通りです。
それぞれ、以下で解説します。
採用の費用対効果アップにつながるIndeed PLUSの特徴の1つは、幅広いユーザーにリーチできることです。
Indeed PLUSを通じて配信する求人は、「Indeed」だけでなく「タウンワーク」「リクナビNEXT」「とらばーゆ」などの連携求人サイトにも配信される可能性があります。そのため国内主要求人サイト利用者の最大約7割(※1)に求人を届けることが可能で、幅広いユーザーに対して効率的にリーチできます。
掲載される連携求人サイトは、自社の求人情報にマッチするものが自動で選定(※2)されます。この機能により、応募や採用に至りやすい的確なターゲットを狙って求人情報を届けることができ、費用対効果を高めることにつながります。
※1 株式会社ヴァリューズ シェア調査 2024年6月 (日本国内の主要求人サイトを1年に2日以上利用しているユーザーのうち、Indeed・タウンワーク・とらばーゆ・はたらいく・フロム・エーナビ・リクナビNEXT・リクナビ派遣を利用しているユーザーの割合。人材紹介等を除いた約60サイトを競合求人サイトとし、PC・スマートフォン間の重複は加味せず集計。)
※2 Indeed PLUS連携求人サイトのうち、求人の内容・特性や閲覧・応募状況等に照らしてIndeedが最も当該求人に相応しいと判断した連携求人サイトへ自動掲載します。
Indeed PLUSの料金体系は、クリックによって費用が発生するクリック課金制です。この点も費用対効果アップにつながります。
掲載するだけで料金がかかる求人サイトの場合、クリックなどの掲載効果とは関係なく費用がかかるため、掲載しても思うようにクリックされないなど費用対効果が低くなってしまうリスクがあります。
この点クリック課金制のIndeed PLUSなら掲載時の料金は無料で、クリックが発生しなければ料金が発生しません。そのため無駄なコストの発生を防止でき、費用対効果アップにつながります。
Indeed PLUSの連携ATS(採用管理システム)で効率的に利用できる点も、費用対効果アップにつながるポイントです。
ATSとは、母集団形成から内定まで、採用活動全体を管理できるシステムのことです。ATSを活用することで採用業務の効率化につながり、内部コストのうち特に大きな要素である「人件費」の削減につながります。
Indeed PLUSと連携できるATSがいくつかあり、代表的なATSの1つが、Indeed PLUSと同様にリクルートが提供している「Airワーク 採用管理」です。
詳しくは、以下のページをご参照ください。
Airワーク(エアワーク) 採用管理とは?掲載方法や料金・採用力強化のコツを徹底解説
Indeed PLUSの効果が思うように出ていないと感じる場合、まずは効果測定をしてみましょう。
その際に重要な指標は「クリック率」「応募率」「採用率」の3つです。これらを測定して分析することで、改善が必要な部分を特定しやすくなります。例えば、「クリック率」は悪くないのに「応募率」が低い場合は、クリック後に表示される「求人ページの内容に問題がある」などの原因を推測できます。
Indeed PLUSは工夫できるポイントが多いため、原因に合わせて適切に対処していくことで、継続的な効果改善が見込めます。効果改善のコツについて詳しくは、以下のページをご参照ください。
Indeed PLUSの効果改善方法!10の対策ノウハウと注意点とは?
Indeed PLUSの費用対効果に問題がある場合、具体的にはどのように調整すればよいのでしょうか。次の3つの対策を行うことで、費用対効果を高めることが可能です。
以下、順に詳しく解説します。
Indeed PLUSの費用対効果を高めるには、まず「求職者の応募を妨げる要素」がないか確認することが重要です。
「応募率」が低い場合、クリックしたあとに離脱してしまうユーザーが多く、無駄なクリックが発生していることを意味します。その原因としては、求人原稿の内容に問題があり、求職者の応募意欲を喚起できていないことが考えられるでしょう。
また、EFO(エントリーフォーム最適化)を意識することも重要です。エントリーフォームで入力すべき項目が多すぎるために、求職者が煩わしさを感じて離脱してしまうケースは少なくありません。
なお、Indeed PLUSでは、応募受付方法として「Indeedカンタン応募」もしくは「Indeed履歴書応募」が選択可能です。社員の採用や、専門性の高い業務を想定している場合など、応募者の詳細な情報をあらかじめ確認したいケース以外では、最低限の情報入力で応募できる「Indeedカンタン応募」に設定しておくことをおすすめします。
※引用元: Indeed(インディード)の応募受付方法の設定とは?応募プロセスの調整で効率的な採用活動を
応募を増やす方法について詳しくは、以下のページをご参照ください。
求人の応募者を増やす方法とは?具体的な対策と注意点を徹底解説
Indeed PLUSの費用対効果を高めるために、求人原稿に含める「キーワード」を工夫することも大切です。
Indeed PLUSでは、求人原稿に含めるキーワードによって、どの連携求人サイトに求人情報が配信されるかが変わってきます(※)。つまり、採用したい職種や求める人材に即したキーワードを含めることで、その内容にマッチした連携求人サイトが配信先として自動的に選択され、応募・採用につながりやすいターゲットに求人情報が届きやすくなり、費用対効果を高めることができます。
求人原稿に含めるキーワードについて詳しくは、以下のページをご参照ください。
求人キーワードを原稿に入れて採用率アップ/人気検索ワードを解説
※Indeed PLUS連携求人サイトのうち、求人の内容・特性や閲覧・応募状況等に照らしてIndeedが最も当該求人に相応しいと判断した連携求人サイトへ自動掲載します。
代理店のサポートを受けることも、Indeed PLUSの費用対効果を高めるための有効な方法です。
上述した通り、求人原稿に含めるキーワードや内容によって費用対効果は大きく変わってきます。代理店には豊富な経験を積んだプロフェッショナルがおり、専門的な知見やノウハウによって効果的な求人原稿を制作してくれるため、応募率や採用率のアップが期待できます。
さらに効率的な運用のアドバイスや、効果測定に基づく改善の提案など、さまざまな面でサポートを受けられます。一定の費用はかかりますが、採用活動全体のパフォーマンス向上が期待できる分、総合的に費用対効果を高めることが可能です。
弊社トラコムでもIndeed PLUSの運用サポートサービスを提供しています。ぜひお気軽にご相談ください。
弊社トラコムのサービス資料を、人事・採用担当者様向けにご用意いたしました。トラコムの提供しているサービスの詳細や取り扱い商品、お客様のサポート体制、採用成功事例などを網羅しています。
「どんな方法で採用活動を行えばいいかわからない」「サービス導入にあたって情報を集めたい」そんなお悩みを抱える人事・採用担当者様向けに、弊社トラコムのサービス資料をご用意しております。お悩みの企業様はぜひご活用ください。
利用前にIndeed PLUSの費用対効果を確認したい場合、「採用単価」「クリック単価」などの目安を調べて、一定の予算に対してどのぐらいの応募が来るのかシミュレーションしてみるのがおすすめです。
トラコムの実績による独自データによるとIndeed PLUSの採用単価の目安は「5万円」で、応募単価は「1万円」ほど。クリック単価の平均は「127円」です。
Indeed PLUSは、連携求人サイトを利用する幅広いユーザーにリーチできるなど、費用対効果アップにつながる特徴があります。当ページで解説した「費用対効果を高めるコツ」などを参考に、Indeed PLUSを適切に運用して、採用活動を成功に導いていきましょう。
「Indeed PLUSの費用対効果の目安を知りたい」「Indeed PLUSの運用サポートを受けたい」などのご相談がございましたら、弊社トラコムまでお問い合わせください。
トラコムでは、Indeed PLUSの運用に限らず、市場調査・母集団形成・各種業務代行など、採用活動全般に渡る総合的なサービスの提供が可能です。Indeed PLUSのご利用を既に開始されている場合でも、費用対効果アップにつながるご提案をいたします。まずは以下のフォームより、お気軽にご相談ください。
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