
トラコム社員がお届け!
外出自粛が求められるようになったコロナ禍において、通販や宅配など物流に対する需要が一段と高まっています。ドライバー採用に苦労している会社も多い中、実際にドライバーが転職の際に何を重要視しているのか、自身が取材を通じて得た情報をお話ししたいと思います。
2020年6月厚生労働省が発表したドライバーの求人倍率は2.96倍となっています。全業種の求人倍率が1.61倍なのでかなり高い水準であることがわかります。ドライバーがいない為に、稼働していないトラックが何台かあるという会社も多いのではないでしょうか。
そんな企業の担当者様に募集広告や自社の採用ページ等でアピールできるポイントをいくつかお伝えできたらと思います。私がこれまでに取材をしてきたドライバーの方々が実際に話していたことです。
前職はチルド食品のドライバーだったAさんが転職をした理由は、業務内容の複雑さでした。単にチルド食品といっても牛乳、納豆、豆腐など色々な種類があります。スーパーによって売り場の配置も異なります。Aさんは店毎に異なる配置に合わせて商品を置いていく作業を何件も繰り返していくことに疲労感を感じてしまっていました。
そんな時に、配送する商品は一ヶ所に置いておけばよく、それ以降は配送先のスタッフが搬入してくれるという業態のドライバーの募集広告を発見し転職しました。
運ぶ物によってドライバーの仕事内容は変わってきます。大きな違いではない様に感じることでも、ドライバーからすると重要なポイントとなることがありますので、仕事内容は詳細に書くことをお勧めします。
前職は宅配系のドライバーをしていたBさんの転職理由は、長い拘束時間と休みの少なさ。家からそのまま仕事に行って、終わったらそのまま家に帰るという生活。休みは週1回しかなく、帰宅するのが翌日以降になることも。トラックの中で寝たり、テレビを見たり、まるでトラックが家みたいなものだったそうです。上司とのやり取りも電話のみ。日報も1ヶ月分まとめて提出するということで、あまり会社員として働いているという感覚が無かったようでした。
もう少し自分の時間を持ちたいということで転職した会社は、毎日事務所に出勤、事務所からトラックに乗って配送に出てまた事務所に戻り退勤をする。出退勤の際に上司や同僚との会話もあります。
当たり前のことの様に感じますがこのような働き方が会社に属しているという感覚が持て、やりがいを持って働けると思う人もいるのです。直行直帰型でない場合はそのあたりを一日の仕事の流れとして表記しても良いかと思います。
自身が取材をしてきたドライバーの方々のエピソードを一部ご紹介いたしました。他にも取材を通じて得たナレッジがあります。「うちには強みなんてない。」とあきらめてしまう前にお話を聞かせていただけませんでしょうか。貴社が強みとして打ち出していけるポイントを見つけ出し、募集広告や採用ページ内で訴求できるように仕立て上げて参ります。
・ドライバー・運転手の「やめる理由」と「選ぶ理由」
・ドライバー採用 給与よりも大事にしたい求職者のホンネ。
・ドライバーの採用が難しいのはなぜなのか?解決策のヒント
・高齢化が進むドライバー業界。若者を採用するポイントとは
・ドライバー採用にはどれがおすすめ?転職サイト、エージェントなど採用手法を解説【物流会社向け】
この記事を書いた人
K.SASAKI
この人の記事一覧を見る
2005年に新卒入社。
東京→千葉→東京と異動。
営業領域はエリア営業、大手営業、Indeed営業、WEB広告営業
といった変遷を辿っている。
現在は既存の求人メディアはもとより、
求人メディア以外の手法も含めた提案をしている。
年間1万社以上の取引と採用実績から採用課題の解決につながる、現場のリアルな事例やお役立ち情報を発信しております。
記事一覧を見るいつもご利用されている求人採用を見直してみませんか?悩み、ぜひ教えてください!御社の魅力を一緒に考えさせてください!
記事一覧を見る今注目されているGoogleマップやSNS(インスタ等)を活用した集客、インバウンド対策、オウンドメディア企画・運用など最新の集客トレンドやノウハウを発信していきます。
記事一覧を見る媒体活用の採用支援や人材育成に関わるセミナーから研修や集客方法をご紹介するワークショップまで、さまざまな自社開催のセミナー情報をお届けします。
記事一覧を見る