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就活生にとって新卒での企業選びは人生の一大行事。そう思っている学生も少なくありません。
入社の入り口は、多くの場合『企業説明会』にあります。例えば、入社する企業に魅かれるきっかけが、ネームバリューやホームページなどではなく、合同企業説明会での魅力的な会話だったという就活生もたくさんいます。
就活生が企業説明会で企業に魅かれるのはどういったタイミングなのか、何がきっかけになるのでしょうか。今回は、人事・採用担当者様へ向けて企業説明会で就活生が満足感を得て企業に魅かれるポイントを、企業説明会100社に参加した私が、実体験も交えながらお伝えします。
就活生が企業説明会に参加する目的を考えたことはありますか?
もちろん就職する企業を探すためではあるのですが、就活生も仕事のやりがいやワークライフバランスなど様々な観点から企業を見つめ、考えながら色々な会社の説明会に参加しています。私もその1人でした。
そのため、企業説明会は学生が考える就活の”軸”に訴求することで、いかにマッチングすることができるかが重要になってきます。企業説明会を通して、今まで出会うことがなかった学生とつながる可能性も十分に高まります。
企業側は「昨今の学生が考えることは何か?」「どうすれば自社の魅力と学生の就職軸に関連させることができるか?」を考えて事前の準備を進めることが重要です。
大学3年生3月までは、マイナビやリクナビなどでの就活イベント・合同企業説明会(もしくはインターンシップ説明会)に参加する学生が多いです。そして4年生の時期から個別企業説明会に参加するようになります。
そんな学生の中でもいろんな想いを持ってこの企業説明会に参加しています。
①就活を始めたばかりでとりあえず参加しようという学生 ②色々な業界の仕事に触れてみたい学生 ③志望業界が決まっているのでその業界の企業を知りたい学生 ④志望度の高い企業が決まっていてその企業を目当てに参加する学生 |
など詳しく区分すると様々です。
時期によってもこの比率は様々で、
私の場合大学3年前期では①、大学3年後期では②、大学4年直前では③といったように思いが変化していきました。採用担当者にとって、学生を一括りにするのではなく、学生一人ひとりがどう考えているのかを認識することが大切です。
この学生の状況を理解したうえで、就活生が企業説明会で惹かれるポイントを3つに分けて紹介していきます。
企業説明会は、企業の魅力を就活生に知ってもらい、就活生が実際に本選考に進んでもらうための必要なステップと言えます。しかし、一方的な説明続きの説明会だけでは、就活生に満足してもらうのは難しいです。
実は、就活生は社員・先輩の人柄や雰囲気、現場の社員の生の声も求めていたりします。ですので、会社説明会の中で就活生一人ひとりに声がけをできるタイミングを作ったり、就活生に興味を示すような投げかけを行ったりすることが効果的です。また、現場の社員に登壇してもらい、インタビュー形式で会社での過ごし方を語ってもらうのも効果的です。
合同企業説明会の短い時間でも、コミュニケーションや会社の生の声のアピールを重視している会社がありました。
もちろん前半は会社の概要などのお話も聞いたのですが、後半は現場で働いている社員の方2人のお話でした。社員の方が実際にやっている仕事の内容や、1日の流れ、仕事のやりがい、休みでの過ごし方まで詳しくお話を聞きました。
説明会が終わった後も、現場の社員の方が声をかけて下さって、その場で私が感じている会社に対する疑問点などを詳しく伺うことができました。就活生にとって、現場の社員の方のお話を聞けることは貴重であり、さらに登壇して話をされていたからこそ聞きたいことも出てきたりします。
もちろん別の選考ステップとして、座談会を設けることも効果的ではあるのですが、会社説明会という早い段階で生の声を就活生に届けることで、次のステップに進みたいと思う就活生はぐっと増えると考えられます。
会社に入社することに対してワクワクするかどうかは、就活生にとって重要な要素になりえます。
そのワクワク感を感じる一つのポイントとして、会社をPRするVTRがあります。
VTRは、就活生自身がこの会社で働くんだと思う高揚感を持たせたり、こんな仕事をするんだ、こんな社員の方と一緒に働くんだと思うきっかけとなります。ワクワク感も感じやすいです。VTRは一つの手段でしかないですが、会社説明会で就活生に興味を持ってもらうものであることは間違いないと感じます。
また、会社が説明会に対してどこまで気を配っているかということも就活生はよく見ているので、会社をPRするVTRのクオリティは高くしておいて損はないと考えられます。
会社を選ぶ基準として、会社のビジョンが自分とマッチしているかという観点も就活生にとって大事な要素となります。
このビジョンを語る人物が社長で、「言葉の重みが違うな!」と感じる機会がありました。
どういう未来に向かって突き進むのか、何を大事にしている会社なのかということを社長自ら語ることで、就活生は自分の未来に対しての共感点を見つけ、「この会社に入社したい!」という思いが強くなります。
そして、社長自ら新卒生まで面倒を見てくれる会社だという認識にも繋がり、就活生からの志望意欲が高まります。
よって、社長自ら登壇して語ることは、企業の魅力を伝えるのに効果的だと考えられます。
企業が良い人材を採用したいと考えているのと同じように、就活生も自分に合った企業に就職したいと思っています。それを判断するきっかけの一つが企業説明会ですので、いかにして就活生に自社の魅力を伝え、共感してもらえるかが大切です。
今回の3つのポイントを是非参考にして頂ければと幸いです。私自身就職活動を長くやってきて、いろんな観点で企業を見てきました。そういった経験もお話しできると思いますので、是非お気軽にご連絡下さい!
この記事を書いた人
Y.SUEMUNE
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2020年に新卒入社。千葉支社に配属。
千葉県を中心に、販売・接客・サービス職、不動産、医療、飲食、
土木建築、ビルメンテナンス、ホテル、製造業、コールセンターなど幅広い業界で担当。
2024年では、Indeed PLUSアカウント社数にて、全営業の中で1位。
多種多様な業界での取引実績があるため、データを基にした幅広い提案が可能です。
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