
あなたの採用活動を応援!
新しい支店や店を構えたのはいいけど、応募が集まらない…。他の地域で採用できていた方法が通じない…。それってもしかして、採用難地域ではないでしょうか?求職者の母数が少ない地域での採用活動で抑えたいポイントを実際の事例でご紹介いたします!
今回の事例はスーパーのお客様。京都市南区で新店をオープンされるとの事。昨年、別の地域でのオープニング募集と同じ手法で行った所、応募数が激減。基本的にパート・アルバイト募集では、通勤がしやすい事がもっとも最重視され、全体の45.7%を締めます。
(※女性の就業意識に関する調査報告書/平成31年3月・経済産業書)
つまり地元で働きたい方を狙うのがセオリーですが、南区のみを中心に予算を投下しても、検索数は昨年の半分…。調べてみると、南区の従業人口の内、75%が南区以外からの流入である事が判明。
他の地域では50%以上が地元で働く中、半分以下の25%である南区。加えて、今回の新店の立地は最寄り駅から20分以上の遠方。これはセオリー通りでは採用が難しくなる訳です。
課題点を整理した結果、大きく3つが挙げられました。
①予算はそのまま
②母数の拡大
③応募率・志望度のUP です。
これらを踏まえて、以下の打ち手を実行しました。
75%存在する地区外からやってくる求職者を狙った戦法です。南区では、伏見区、右京区、西京区からの流入がTOP3でした。
このデータに基づき、使用媒体であるタウンワークの出稿方法を変更しました。
具体的には、大きい原稿1つを南区で出稿するパターンから、小さい原稿を2本用意し、南区と上記の地区のページへ交互に出稿するプランに変更しました。
ネットでも南区×販売で検索した際の発見性が1/253件 だったものが 2/253件となり、発見性も2倍となりました。
メイン媒体であるタウンワークにたどり着かなかった場合の対策として、フロムエーナビも併用しました。これで限られた求職者の母数の中で、取りこぼしが減ります。またフロムエーナビはタウンワークネットへの転載機能もあるため、タウンワークネットでの発見性をさらに向上させる狙いもありました。
メインターゲットである主婦層と学生とで原稿を分け、打ち出すメリットをターゲット毎に変更した原稿を作成しました。同じ求人の条件でも、ターゲットが異なれば魅力に感じるメリットが変わります。
例えば・・・
主婦であれば社割があって、勤務後に買い物して帰れることが魅力に感じる方が多いです。学生であれば、どんな方と働くかや、仕事内容の中での面白さをアピールするほうが魅力に感じてもらいやすかったです。
現在は時給や融通面を整えることは、もはや当たり前になってきており、差をつけることが難しくなっています。だからこそ+αの魅力を探し出し、ターゲット毎に深く刺さるようメッセージを作る必要があります。
駅から遠方のため、従業員になり得る方々のアクセス方法はバイクや自転車と考えました。「〇〇から自転車で18分」などよりも、「〇〇駅からバイクで7分」の方がアクセスしやすい印象を与えるのでバイク表記を原稿に追加。
店舗周辺の駅に加え、手法①で挙げた比較的近い地域の主要駅からの時間も表記することで、バイクなら隣の地域からでも意外とアクセスしやすい事をアピール。ガソリン代を支給する旨もしっかり併記しました。
これらの手法により、同じ予算帯で応募数を2倍以上にUPさせることに成功いたしました。採用難地域はたしかに存在しますが、それでもあきらめる必要はありません。採用の歩留まり要因を一つ一つ明確にできれば、対策を立てることができます。
もし「この地域の情報が欲しい!」「今までの手法では採用できなくなっている」という事でお困りであれば、是非お気軽にご連絡頂ければと思います!一度お話しましょう!
この記事を書いた人
N.YOSHIMOTO
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京都の大学を卒業後、2007年4月に入社。
10年ほど京阪エリア(枚方寝屋川)や社員採用強化チームに所属後、
東大阪エリアの営業も経て、
2018年4月に京都営業所へ異動。拠点長を務める。
2020年4月、大阪支社へ異動し、再び東大阪エリアチームに。
2022年4月、京都営業所へ再び異動。
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