
トラコム社員がお届け!
「求人ボックスを運用しているが効果が出ない」「求人ボックスに掲載をしたが応募が来ない」など、求人ボックスの効果出しにお困りの企業様も多いのではないでしょうか。
求人ボックスはCMでも話題で、月間訪問ユーザー数約1,100万人を誇る求人検索エンジンです。求職者からの認知度も高く、求人ボックスの運用を改善させることは、採用成功への近道と言えます。
本記事では、求人ボックスに掲載する際の効果出しにつながる5つの方法と採用事例をご紹介します。ぜひ参考にしてください。
求人ボックスは株式会社カカクコムが運営するアグリゲーション型の求人検索エンジンです。2,000万件以上の求人が掲載され、月間訪問ユーザー者数は約1,100万人と多くの求職者が利用しています。
求人ボックスはスタンバイなどの他の求人検索エンジンと比較して、独自の特徴を持っています。例えば、求人ボックスは検索エンジン技術を駆使し、多様な求人情報を集約している点が強みです。
求人ボックスの評判・口コミやデメリット・メリットについてはこちらの記事でご紹介しています。
求人ボックスのデメリット・メリットは?評判・口コミも紹介
求人ボックスの掲載方法についてはこちらをご参照ください。
求人ボックスに掲載するには?3つの方法と詳しい手順を解説
求人ボックスは運用型求人広告のため、求人掲載後の効果確認・改善が重要となります。
例えば、求人原稿の表示回数(インプレッション数)やクリック率・応募数など確認すべき項目は複数あり、それぞれの数値の歩留まりに対する最適な改善が必要となります。
また、求人ボックスは独自の機能やレポート機能が豊富にあり、これらを活用することが採用成功への近道につながりますが、自社運用の場合、リソース不足により手が回らないといったことも起こりうるでしょう。
これらのことから、求人ボックスの運用ノウハウをお持ちでない場合は、効果出しが難しいと言えます。
前述では、求人ボックスの運用で確認すべき項目についてご紹介をしました。ここからは実際に求人ボックスの効果出しのために有効な方法を解説します。
求人ボックスは職種名の自由度が高く、ターゲットに合わせた訴求を行うことができます。「どんな仕事で」「どんな風に働くことができるか」「アピールポイント」「検索されやすいキーワード」などを職種名に含むことが重要です。
ここでは職種名のNG例とOK例をお伝えします。
OK例のように、一覧画面で求人を確認した際に、働くメリットや仕事内容が分かるような職種名にしましょう。
求人ボックスでは、注力キーワードごとに配信を強化することができます。具体的には下記の募集要項の例をもとにご説明をします。
<募集要項の例>
上記募集を行う際に、よりマッチング度の高いキーワードは「看護師」「准看護師」「クリニック」「病院」「小児科」などがあてはまるため、注力キーワードとして配信を強化(入札単価を強化)するようにしましょう。※注力キーワードは最大10個まで設定することができます。
この時、「主婦」や「パート」といったキーワードはターゲットが広くなり、看護師資格の保有者以外にも配信が強化されてしまうため、注力キーワードとして設定することはおすすめしません。
求人ボックスでは、広告配信を行わないキーワードを設定することができます。「2.注力キーワードを設定する」での募集要項の例では、配信対象外となる検索キーワードは「未経験」「主婦」「パート」「正社員」といったキーワードが該当します。
配信対象外検索キーワードを活用することで、採用ターゲット以外への配信を制限し、効率的にクリックを集めることができます。
求人ボックスは、約1週間ごとに最新キーワードランキングトップ10を更新しています。これは、ユーザーの検索数や閲覧数データを基にしており、最新の求人動向をタイムリーに求人原稿に活用することができます。人気のキーワードを求人原稿に記載すると、表示回数やクリック数の増加につながりやすくなるといったメリットもあります。
求人ボックスの最新キーワードランキングトップ10についてはこちらの記事からご確認いただけます。
求人ボックスでよく検索されているキーワードとは?最新ランキングトップ10を紹介
求人ボックスでは、採用ターゲットが求人を確認し、応募をしやすい時間帯・曜日に配信を強化できます。例えば、主婦を採用ターゲットとした場合に、お子様の送迎や家事で忙しい朝や夕方以降の時間帯は配信を抑えて、平日の日中や土日祝に配信を強化させるなどの設定を行うことができます。
応募を獲得しやすい時間帯・曜日の確認方法については、後述する「時間帯別レポート」でご紹介します。
求人ボックスの管理画面では、以下の6つのレポートを出すことができます。
求人ボックスの管理画面にログインする方法はこちらをご確認ください。
求人ボックスの企業ログイン方法とは?できない場合の対処法も解説!
求人別レポートでは、実際に掲載を行った求人別に掲載結果を確認できます。レポートでは、求人のタイトル別に「表示回数」「クリック数」「応募数」「応募単価」などを確認でき、求人ごとの歩留まりや改善箇所を把握することができます。データの抽出期間は自由で、日別・週別・月別などで選択できます。
※表示期間は過去60日(当日除く)までのものとなります。
日別レポートでは、掲載結果を日別に確認できます。求人配信後の走り出しや、日別の効果を確認することで早期に効果改善に取り組むことができます。
注意点としては、求人の効果は1日や数日で大きく変化することは少なく、短期的なデータのすべてを鵜呑みにしてしまわないようにしましょう。日別レポートでは、あくまで参考値として効果の変動を確認することが重要です。
月別レポートでは、掲載結果を月別に確認できます。1ヶ月前・3ヶ月前・半年前などと比較して求人の効果は良くなっているのか、変動を確認することができます。月別レポートは中長期的な振り返りとして活用できます。応募の多い月と少ない月とで変更したことは何かといった、運用ノウハウの蓄積を行うことができます。
時間帯別レポートでは、0〜7時、8〜15時、16〜23時の3つの時間帯別と曜日ごとに掲載結果を確認できます。どの時間帯や曜日であれば効率的に求人を配信できているかを確認し、配信の強化を行うようにしましょう。
※表示期間は過去60日(当日除く)までのものとなります。
キャンペーン別レポートでは、掲載結果をキャンペーン別に確認できます。キャンペーンとは、配信する求人をグループごとに分けて管理し、運用することができる機能のこと。求人ボックスでは複数のキャンペーンを作成することができ、キャンペーンごとに期間や金額の設定が可能です。
キャンペーンの分け方としては、勤務地や職種別、注力案件といったように自由にグループ分けができます。
キーワード別レポートでは、求職者がどのような検索キーワードで検索を行い、表示・クリックされたかを確認できます。このことより、応募につながりやすいキーワードの把握や、注力キーワード・除外キーワード設定に活用することができます。
また、キーワード別レポートの結果より、表示やクリック・応募につながったキーワードの類似キーワード(関連キーワード)を求人に記載することで、求職者の検索ニーズとマッチングする可能性が高まります。キーワード別レポートを活用し、ターゲットのピントを合わせるようにしましょう。
※表示期間は過去60日(当日除く)までのものとなります。
ここからは、求人ボックスの正規代理店であるトラコム株式会社が運用を行った、求人ボックスでの採用成功事例をご紹介します。
大阪市内で水道の検針などを行う正社員の募集を実施。他媒体でも求人を掲載されていましたが、採用ターゲットとなる年齢層以外からの応募が多く、ミスマッチが発生していることにお悩みでした。また必要採用人数が多く、1媒体だけでは応募を集めることに限界を感じておられました。今回は採用のマッチング力を高め、今までにない求職者からの応募を集めるために求人ボックスの運用をスタートしました。
<他媒体での運用内容と効果>
応募数と応募単価で比較を行うと、他媒体のほうが圧倒的に良い結果に。しかし、求人ボックスの採用単価は他媒体の約半額となる15万円で、採用のマッチング力をアップさせることに成功しました。
また配信対象外検索キーワードを設定することにより、採用率が非常に高く、採用単価を下げることができたためお客様も大満足の結果に。他媒体と求人ボックスでの併用を継続いただくことになりました。
東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県・群馬県などの9事業所で、管理物件の修繕箇所の確認を行うアルバイト・パートスタッフの募集を実施。他媒体での掲載も行っていましたが、採用数をより増やしたいということから求人ボックスでの運用をスタートされました。
こちらの企業様は、応募完了後に履歴書を郵送してもらうフローがあります。他媒体経由での応募の場合、履歴書の到着率が60%のところ、求人ボックス経由の応募では、到着率を80%近くまで上げることができました。結果的に応募から面接までの離脱率もダウンし、4名の採用に。9事業所のうち、7事業所で応募が充足したため、他の事業所での求人ボックスの運用準備を進めています。
また、求人ボックスの職種名を自由に設定できる仕組みを活かして、採用ターゲットに効率的に訴求することに成功。職種名は求人原稿の中で一番目立つ内容のため、ターゲット層に刺さるような工夫が必要です。トラコムの場合、リクルート代理店として長年の原稿作成ノウハウがあり、効果の出る職種名の作成や求人原稿の作成を得意としています。これまでの原稿作成ノウハウを活用することで求人ボックスでの採用成功につなげることができました。
本記事では、求人ボックスの効果出しにお悩みの企業様へ向けて、「求人ボックスの効果出しに有効な5つの方法」と、「求人ボックスの効果出しに活用できる6つのレポート機能」についてご紹介しました。求人ボックスは運用型の求人広告のため、効果の振り返りと歩留まり改善が重要です。
弊社トラコムは求人ボックスの正規代理店・リクルート代理店・Indeedプラチナムパートナーとして運用型求人広告の運用ノウハウがあり、データを活用した求人原稿の効果改善や歩留まり改善をサポートしています。「求人ボックスで効果を出したい」とお考えの企業様は、ぜひトラコムにご相談ください。
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