
トラコム社員がお届け!
普段お店に買い物に行くと、店員さんが笑顔で接客されていて、キラキラと華やかに見える販売職。
しかしその裏では、力仕事や長時間の残業など、求められることが多いのもこの業界の特徴としてあります。
また、実際に自分のお気に入りのショップがあって働いてみたいとは思っても、自分には難しそう、敷居が高そうというイメージで、なかなか一歩を踏み込めない求職者もいるかと思います。
本記事では、そんな販売職において、学生をターゲットに採用活動を行う際のポイントをご紹介します。
販売職に向いている人の特徴は、以下のようなことが挙げられます。
募集する際には、上記のような人を採用ターゲットとして設定し、求人原稿に打ち出していくことが必要です。
私は学生時代に販売職のアルバイトをしていました。
そこで感じた販売職の魅力と、大変と感じた点はこちらです。
自分と同じようにそのブランドを好きなお客様と、商品のことについて話ができる時間や、自分が担当したお客様に「ありがとう」と笑顔で言っていただく瞬間が1日に何度もあることです。
自分ももっと勉強して、多くの人にこのブランドの魅力を知ってもらえるようになりたい!と思うモチベーションにも繋がっていました。
商品が店頭に並ぶ前に、食品であればスタッフ同士で試食・試飲してどれが好みか、新商品の魅力は何か、どのようにお客様に伝えていくかなど、商品についてスタッフ同士で話し合う時間が好きでした。
そこで実際に自分も体験しているので、お客様に自分の言葉でその商品の魅力を伝えることができていました。
バックヤードでは段ボールやかごが山積みになっており、品出しをする際は毎回その積み降ろし・積み上げがあったため、力と体力が求められました。
自分がお客様側で見ていた、にこにこと落ち着いている店員さんの姿とは違い、お店の裏側では力とスピードも必要であり、いつも忙しくしていました。
接客の仕事だけでなく、品出しや売り場替えなど業務は幅広く、シフト時間内で終わらないこともしばしばありました。
そうなると残業せざるを得なくなり、労働時間が長くなっていきました。
以上が、私が実際に働いて感じた販売職の楽しさ・魅力と大変な部分です。
魅力については働く前にしていた想像の通りでしたが、大変さについては働いてみないとわからないことでした。
私は当時、大変さよりも楽しさが勝っていたため、販売員のアルバイトを続けることができました。
しかし、中には「想像していた仕事と違った」「大変なことのほうが多くて辞めたい」そんなふうに思う学生もいると思います。
そもそもどんな人を採用ターゲットにするか、どんな内容を原稿では訴求していくかはもちろん、販売職の仕事内容の詳細や大変さを事前に伝えてあげることで、定着率改善にも繋がります。
ぜひ参考にしてみてください。
販売職の仕事の魅力や大変な部分と、学生アルバイトが気にする内容を踏まえて、募集する際の求人原稿に記載したいポイントをお伝えします。
応募数を増やしたい、母集団を集めたいという場合は、「応募者全員面接」「できるだけ多くの方とお会いしたいです」などの文言を原稿に記載し、応募のハードルを低くすることが効果的です。
実際に働いている学生にインタビューした内容を原稿に載せるなど、学生の生の声を記載することにより、自分が働いている姿をイメージしやすくなります。
また、実際に働いている学生のシフト例を記載するのもおすすめです。
「自分だったらこんなシフトで働けそう」と、イメージしやすくなります。
最後に、入社後にやるとスタッフの定着率が高まる少し変わった取り組みをご紹介します。特に未経験で販売職をするアルバイト学生におすすめです。
入社後の定着率改善に向けて、参考にしてみてください。
初めて勤務した日に、店長から売り場をよく聞かれる人気商品がいくつか書かれた紙を渡されました。
そして、「今からこの商品を集めて持ってきて」と指示を受けました。
自分の足で探して見つけ出したことにより、各商品の場所を早く覚えることができ、実際にお客様から売り場を聞かれたときも、探し回ることなく迅速に対応することができました。
各売り場(衣料品、生活雑貨、食品など)のスタッフが作成した、その時期の注目商品や、新商品に関する手作りチラシがバックヤードの扉に貼ってあったことです。
時間があるときにいつでも見ることができたので、手軽に商品知識をつけることができていました。
商品についてよく聞かれる販売員だからこそ、上記のように、日頃からゲーム感覚で簡単に商品知識をつけていくことが大切になります。
今回は、学生時代に販売員として働いた経験を基に、販売職で学生をターゲットに採用を行う際のポイントをご紹介しました。
学生は長期休暇や試験、就職活動などでシフトに入れる時期に波があります。
また、学生アルバイトを多く抱えるお店は、学生が卒業するタイミングで募集をかけることもあるでしょう。
求人募集をお考えの企業様は、ぜひご紹介したポイントを参考にしてみてください。
本書では、スタッフを定着させるための応募者対応から新人受け入れまでの対応マニュアルをまとめています。応募が来た際、面接当日、選考中の連絡、採用が決まって受け入れの4フェーズにおける注意点や工夫ポイントをまとめています。ぜひ参考にしてみてください。
「募集しているがなかなか応募がこない」「学生アルバイトの定着率が悪くて困っている」そのようなお悩みがございましたら、トラコムまでご相談ください。
求人広告のプロとして、御社に合った採用ターゲットの設定から求職者の思考をおさえた原稿づくりまで、トータルでご提案させていただきます。
この記事を書いた人
Y.NAKASHIMA
この人の記事一覧を見る
2021年に新卒入社 千葉支社に配属。
千葉県を中心に、関東圏でアルバイト・パート・中途社員採用に携わる。
2023年に福岡営業所へ異動。
現在は、物流・製造業界を中心に全国展開の募集や派遣業界を主に担当。
データを分析した効果改善に力を入れているため、
採用成功までしっかり伴走させていただきます。
年間1万社以上の取引と採用実績から採用課題の解決につながる、現場のリアルな事例やお役立ち情報を発信しております。
記事一覧を見るいつもご利用されている求人採用を見直してみませんか?悩み、ぜひ教えてください!御社の魅力を一緒に考えさせてください!
記事一覧を見る今注目されているGoogleマップやSNS(インスタ等)を活用した集客、インバウンド対策、オウンドメディア企画・運用など最新の集客トレンドやノウハウを発信していきます。
記事一覧を見る媒体活用の採用支援や人材育成に関わるセミナーから研修や集客方法をご紹介するワークショップまで、さまざまな自社開催のセミナー情報をお届けします。
記事一覧を見る