
トラコム社員がお届け!
「3月の求職者の動向は?」「新1年生の獲得に向けて3月のうちに求人を掲載したい」そんな人事・採用担当者様へ向けて、3月の求職者の動きをお伝えします。
学生(アルバイト)・主婦(パート)・フリーター・新卒・中途といった求職者の属性別に傾向と対策をまとめているので、ぜひ参考にしてください。
2月に引き続き3月の大学生は、春休み期間中となります。3月前半は春休みを活かしてしっかりと稼ぎたいと考える学生が多いですが、3月後半に差し掛かると4月からの履修登録を済ませてからアルバイトを探したいと思う学生も増えてきます。また、4月から新1年生となる高校3年生のアルバイト探しも活発になる時期です。
3月は卒園式や卒業式・お子様の春休みなど主婦にとっては行事が多く、仕事探しは後回しになりやすいです。しかし、進学に伴い職場復帰を考える主婦もいらっしゃいます。
3月は家族の転勤や人事異動の広報を終えて、生活環境が変化しやすい時期にもなります。例えば、転勤が決まり引っ越し前に新しい職場を探している主婦の場合、面接や入社日などを柔軟に対応するとよいでしょう。
3月のフリーターは年度替りによる退職が増える傾向にあり、新年度を踏まえた仕事探しが活発になるため、求職者数は増加します。また、進学や就職が決まらず、フリーターとして仕事探しをスタートされる方もいます。
2・3月と短期アルバイトとして働くフリーターも多く、4月以降に長期で働くことができる職場を探す時期にもなります。
しかし、3月は企業の求人掲載も増える時期のため、フリーター採用はレッドオーシャンとなります。求人原稿では他社との差別化を図ることが重要です。
3月の就職活動が解禁され、企業エントリーや適性検査などが一斉にスタートします。
ここで、26年卒の2月における内々定の状況をみてみましょう。株式会社リクルート 就職みらい研究所による調査では、内々定を含む就職内定率は39.3%で前年度と比較して+15.4ポイント上昇しています(※)。このことより、就職活動の早期化が進んでいることがわかります。
※就職プロセス調査(2026年卒)「2025年2月1日時点 内定状況」/株式会社リクルート 就職みらい研究所
3月に転職活動を考えている方は、2パターンに分けることができます。
1つ目は、1・2月から転職活動を開始し、4月入社を目指しているパターンです。このパターンは、3月は在職中または有給消化に入っていることが多く、在職中のため求職者の質が高い(現役)傾向にあります。
2つ目は、夏の賞与(ボーナス)をもらってからの退職を視野にいれているパターンで、6月退社→7月入社のスケジュールで動いています。
卒業生の退職による欠員を充足させるためにも、採用活動を積極的に進めましょう。新1年生となる高校3年生や、新学期に向けてアルバイトを探している学生が採用ターゲットになるため、求人原稿では「未経験OK」「学生歓迎」といった訴求を行うようにしましょう。
また、職場環境や学生アルバイト同士の関わりなどを紹介することも重要です。
シフトを柔軟に対応できる場合は、「履修登録に合わせてシフト調整OK」などと記載することで、学生が安心して応募することができます。
新1年生の採用についてはこちらの記事を参考にしてください。
長期で働ける新1年生を採用するには?アルバイト未経験の学生を獲得する求人原稿
3月の主婦採用では、面接日・入社日・4月のシフト調整ができることをアピールすることが重要です。「入園式・入学式の日は休みたい」「子どもの学校給食がスタートしてから入社したい」など、さまざまな理由により応募をためらってしまう可能性があります。そのため、休み希望が通ることや時短勤務が可能なことを求人原稿に記載することで主婦からの応募獲得につながります。
また家族の転勤に伴い遠方から応募が発生する可能性もあります。その際は引っ越し後に面接を行ったり、Web面接を実施したりするなど柔軟に対応しましょう。
3月は企業にとって、長期で働けるフリーターを採用できるチャンスです。
企業の求人原稿の出稿が増える中、フリーター採用を成功させるためには他社との差別化を図り、自社の魅力をアピールすることが重要です。応募後の連絡や面接調整をスピーディーに行い、応募があった際には取りこぼしのないよう対応を行うようにしましょう。
学生からのエントリー対応を迅速に進めると同時に、以下の3つの業務を行うようにしましょう。
4月以降に開催する説明会のスケジュールやコンテンツを決定しましょう。
リクナビ・マイナビなどのナビサイトに掲載されている場合、学生向けにDMを送付したり、エントリーのあった学生に向けて説明会開催の案内を送るようにしましょう。
こちらの記事では、新卒採用を行う企業様へ向けてリクナビとマイナビの違いを解説しています。
【企業向け】リクナビとマイナビの違いは?どっちを選ぶべきか比較
InstagramなどのSNS運用を行っている企業様は定期的に更新を行うことで、学生からの閲覧数がアップします。学生はナビサイトだけでなく、企業のホームページやSNSもチェックし、企業理解を深めます。その中でも、SNSは多くの学生が利用しており、手軽に確認できるため、SNSでの採用情報や企業情報を発信するようにしましょう。
こちらの記事では、Z世代の採用におすすめのSNS媒体や採用成功のポイントを解説しています。
4月入社の中途採用を行う場合は、有給消化が終了するタイミングや転居のタイミングなどに合わせて入社ができることを求人原稿に記載することが効果的です。1・2月と比較して、3月の中途募集は競合が少なく採用につながりやすい傾向にあります。
また、5・6月の入社を目指す企業様は、採用活動をスタートする時期になります。募集要項や採用ターゲット(採用ペルソナ設計)を明確にし、採用活動がスムーズに進むよう準備を行いましょう。
本記事では3月の求職者の動向とその対策をご紹介しました。ターゲットによって、3月に仕事を探す理由はさまざまです。ターゲット合わせて求人原稿でアピールを行うことでが採用につなげることができます。
トラコムでは採用時期やご掲載手法、掲載プランなど、貴社に合った動き方をお伝えさせていただきます。3月の採用・ご掲載を検討されている企業様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
年間1万社以上の取引と採用実績から採用課題の解決につながる、現場のリアルな事例やお役立ち情報を発信しております。
記事一覧を見るいつもご利用されている求人採用を見直してみませんか?悩み、ぜひ教えてください!御社の魅力を一緒に考えさせてください!
記事一覧を見る今注目されているGoogleマップやSNS(インスタ等)を活用した集客、インバウンド対策、オウンドメディア企画・運用など最新の集客トレンドやノウハウを発信していきます。
記事一覧を見る媒体活用の採用支援や人材育成に関わるセミナーから研修や集客方法をご紹介するワークショップまで、さまざまな自社開催のセミナー情報をお届けします。
記事一覧を見る