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昨今では、オンライン採用は多くの企業が取り入れている採用手法です。オンライン採用は面接の際に直接会って面接をするのではなく、ZoomやGoogleMeetといったツールを活用して行います。
本記事ではオンライン採用を行う際の注意点やオンライン採用のメリットについて解説します。オンライン採用の導入をお悩みの企業様はぜひ参考にしてください。
トラコムのテクタス事業部では、採用に役立つオンラインセミナーを開催しています。最新の業界に特化した採用手法やSNS採用など、様々なコンテンツをご用意しているので、ぜひ気軽にご参加ください。
オンライン採用の概要をご説明する前に、まずは採用活動の全体像を把握しておきましょう。採用活動には様々なフローがあり、以下では採用活動のフローごとにオンライン化できる部分をご紹介します。
まず新卒採用においては、インターンシップや説明会といったコンテンツもあり、選考フローが長い印象です。赤いバツ印がついた箇所においては基本的に対面で実施されており、この箇所すべてをオンライン対応させることが可能です。
例えば、合同説明会やマッチングイベントで企業を知ってもらうフローにおいては、「スカウト型」「Web広告実施」などでオンライン化させることで、学生にアプローチすることができます。
中途採用においては新卒採用ほど選考コンテンツは多くないものの、面接のフローが多かったり、企業の風土と合うかを確認するため、既存社員との面談なども実施されます。また入社後の研修も必要となっています。
例えば研修ではeラーニングを活用するなど、オンライン化を図りつつ対応することができます。
本記事では、新卒採用・中途採用どちらにも共通する説明会や面接でのオンライン化にスポットを当て、注意点をご紹介していきます。
オンライン採用(Web面接)を実施している企業は全体の69.8%となっています。また地域別では関東がより高く、78.4%となっています。さらにオンライン採用(Web面接)を実施している企業の方がそうでない企業よりも、約1.6倍採用充足率が高い結果が出ています。
(出典:就職みらい研究所 就職白書2021/株式会社リクルートキャリアより)
前述でオンライン採用(Web面接)を実施している企業はそうでない企業よりも採用充足率が約1.6倍高いとご説明しました。オンライン採用(Web面接)を実施することのメリットとして、企業側・応募者側も場所の制約がなくなるため、地方からの応募を受け付けられたり、面接数を増やすことができます。その結果母集団の形成や、応募者と企業の接点を増加させることができます。単に、新しい採用手法というだけではなく、応募数アップのためにも効果的となっています。
対面の面接では会社に来てもらうことで会社の雰囲気や社員の人柄を、身を持って実感してもらうことができます。しかしWeb選考の場合、面接官のことはよく分かりますが、画面上で見えるものが全てです。このような情報を伝えづらくなったと考える企業も多いと聞きます。
また、反対に応募者の情報も見えにくくなったと答える企業も一定数出ています。応募者の意欲や志望度がわかりにくいため、自社を本命にしているのか、内定を出しても他社に行かれてしまうのではないかなど、企業側も不安を抱えたまま選考を進めることにもなりかねません。
上記を踏まえると、「雰囲気」と「反応」を意識して、Web説明会、オンライン採用(Web面接)を実施することが重要と考えられます。
ここからはオンライン採用で企業の魅力を伝えるための手法や工夫ポイントをご紹介します。
オンライン採用では投影させる資料を工夫させることが重要です。企業が伝えたい「企業理念」「自社で取り扱っている製品やサービス」「業界についての情報」など求職者に伝わりやすい内容で作成するようにしましょう。
また企業概要以外に、求職者が知りたいことは以下の項目のとおりです。
よりリアルな雰囲気を伝えたいなら、資料の充実以外にも、質疑応答、カジュアル面談、先輩座談会、社員のインタビュー動画、オフィス見学動画などのコンテンツを追加することがおすすめです。
選考中、次回の面接の日程調整などでメールのやり取りを行うことと思います。メールの署名欄に上記で作成した先輩インタビュー動画やオフィス見学動画などを差し込むことで、求職者の目にとまり、入社意欲の醸成につなげることができます。
また自社で応募者向けの採用オウンドメディアを運営している企業様は、応募者が個別に気にしているテーマの記事を送ってあげても良いでしょう。
【参考記事】採用オウンドメディアの効果って?効果的な運用のポイントをご紹介!
Web面接やWeb説明会の際には、チャット機能を使い、求職者の反応を見ることが大切です。アイスブレイクとして、始まる前に「今日どこから参加していますか?チャットにコメントいれてください!」と投げかけ、全員の回答を拾っていくなど、相互のコミュニケーションであることを伝えることが大切です。
応募者の応募意欲を知るために、説明会実施後にアンケートをとることも大切です。特別なツールを使用せずとも、Googleフォーム等無料のツールでも十分に利用できます。
質問項目は対面時や合同説明会で実施していた内容を、そのまま利用するので問題ありません。アンケート例は下記のとおりです。
説明会のスライドにアンケート画面へ遷移するQRコードを貼ったり、チャット機能にURLを流すなど、アンケートの案内を行うとスムーズに進めることができます。
面接の最後にはフィードバックを行うことが大事です。「あなたの〇〇なところが良かったです」とフィードバックを行うことで、応募者も企業の温度感を感じることができるでしょう。ぜひ入社してほしいと感じた方には特に実施しましょう。
オンライン採用では対面面接とは違った注意すべきことはいくつかあります。下記ではオンライン採用での注意点をご紹介します。
使用するツールの状態や面接時のネット環境、また面接が途切れてしまったときの応募者との緊急連絡先も確認しておくことが大切です。接続が不安定になり、音が途切れ途切れになってしまうときなどは、画面上で映像は見つつ電話で行うなどがおすすめです。
オンライン面接の増加にともない、応募者側が面接を録画しているケースもあります。そもそもいけないことですが、面接時に法律に触れるような際どい質問をされている企業様は特に注意しましょう。
【参考記事】え、ダメなの?実は面接で聞くのはNGな質問まとめ
本記事ではオンライン採用でのメリットや注意すべきことについてご説明しました。オンライン採用は応募数を向上させるといったメリットもありますが、対面面接と比較して情報を伝えにくい・伝わりにくいといったデメリットもあります。
トラコムではオンライン採用を活用した採用手法以外にも、SNS採用や採用ホームページの作成、採用オウンドメディアの運用といった様々なサポートを行っています。採用に関するお悩みなど気軽にご相談ください。
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この記事を書いた人
R.KITAGAWA
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2011年新卒入社。大阪支社でアルバイト・パート領域を2年務めたのち、東京本社、新橋営業所へ異動し、新卒・中途採用領域に7年間携わる。
リクルート代理店ランキング1位やMVP経験も多く、採用現場で集めた最新の中途採用市場に関する知識も豊富。
2018年にはIndeed専任アドバイザーも経験。
2020年~は採用コンサルタントとして、企業の採用ブランディングにも力を入れ、採用全般の支援をさせていただいております。
SNSやオウンドメディア・HP構築運用、リファラル・アルムナイ制度構築運用、新卒採用代行、各種WEB広告、
SNS広告など幅広い手法で「企業様に合ったサステナブルな採用活動」をテーマに支援をさせていただいております。
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