
あなたの採用活動を応援!
運送業界で働く方とお話をすると、「人が採用できないんだよ…。」この言葉、ここ何年聞いているでしょうか。いつになったらこのサイクルは止まるのでしょうか。将来的にも、運送業はなくてはならないものであることに変わりありません。そんな中で、運送業になぜ人が集まらないのかを探り、解決策をご提案します。
トラック運転手が働く運送業界と聞くと、皆さんはどんなイメージを持ちますか?
「深夜に働いていて家族と会う時間がない」「仕事がきつい」「働く割に給料が少ない」など、
30~50代はもちろん、”イマドキ”と言われる10~20代の方には、
ものすごくネガティブなイメージが付きまとってしまっているのが正直な現状かと思います。
更に最近では、長距離トラック運転手の過労死や、バス運転手の事故などというニュースが社会問題となり、
「運転を仕事にする」ということ自体を気にする人も多くなってきていると思います。
その上、少子高齢化、若年層不足、若年層の車離れ、など、
この先、運送業界は大丈夫なのか?と思ってしまいます。
しかし、これからはネットショッピングなどのIT化が一層進む中で、
「即日配送」などのサービスが増え、運送業界のニーズが一層増えていくことが予想されます。
では、どうやってドライバーとして働いてくれる人を集めていけばよいのでしょうか。
現在ドライバーとして働いている人に取ったアンケートの資料(リクルートデータ調査より)によると、
①給料がもう少しほしい
②休日を増やしてほしい
③定年後の生活を保障してほしい
これらの3つを改善してほしいという意見が多かったようです。
では、賃金がいくらなら高いと感じるのか…
実は、高い必要はなくて、低くなければいいんです!
最近の求職者は、〇万円稼ぎたい!ではなく、
〇万円位はあって、休みは□□□、時間帯は××× etc…
『生活が出来る給与をもらって、プラスα何があるか』
ということを気にしています。
ですので、まずは「月にこの位は保障しますよ」という、
生活をしていく上で安定して暮らせる給与をしっかり表記してあげることが大事かと思います。
※月給30万円以上の表記がある会社は、比較的効果が出やすくなっています。
「家族との時間はとれるの?」「自分の時間はとれるの?」という求職者の疑問に対し、
ここは正直に、「ある運転手の1日のスケジュール」と
「年間休日」などの表記をしてあげるのが効果的です。
事実より良いように書いても、働いているうちに「広告と違う」と思われると、
長く定着してもらうことは難しくなってしまいますからね。
この点を理解して応募に来てくれる方なら、逆に長続きしてもらえるのではないでしょうか。
「働ける間だけ使ってポイ捨てするんじゃないの?」
「若いうちは動けるから良いけど、体がつらくなってきたら辞めるしかないんでしょ?」
多くの方が思っていることです。
ここを払拭しましょう!
その為には、キャリアアップの仕方を明確に示してあげることが大事です。
もし、キャリアアップ制度が整っていないのであれば、まずはここを整えましょう。
あとは、退職金や保険の問題、手当の問題。
こういった点を明確に打ち出すことで、不透明なイメージがあった運送業界の中で差別化ができ、
選ばれる可能性が一段上がるのではないでしょうか。
荷持ち時間の短縮など問題点は山積みですが、このままドライバー不足が進むと、
安定した輸送が確保できなくなってしまいます。
それを改善する上でまず、ワークライフバランスの実現や、就労後の定着支援等の労働環境の改善が必要です。
また、女性の進出も大きなテーマです。
現在”トラガール”と呼ばれる人たちが、もっと社会全体に知られるようになっていけば、
運送業界のイメージ回復や、人手不足の解決につながっていくのではないでしょうか。
まずは働く側の立場に立ち、しっかりとした生活基盤が保てる待遇を与えてあげる。
その上で、業界のイメージをガラッと変えていくことで、人手不足を解決できたらと思っています。
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