
トラコム社員がお届け!
悩みの種の派遣費用。工夫次第で、直雇用に切り替え、費用削減を狙うことができます!
労働力不足が叫ばれている現在、派遣会社は社会に不可欠な存在になっています。
しかし、利用するには、労働者に支払う金額に上乗せで費用が掛かります。
年間でみると、上乗せされた金額だけで、数百万円~数千万円にも上る事もしばしば。
この予算面で悩まれている方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな悩みを抱えている方に向けて、実際の事例も交えながら、費用を抑えられる場合についてお話いたします。
つまり、【主婦・シニア・学生等誰でもできる作業】【大量の労働力が必要】という点が当てはまる場合については、派遣会社の利用を見直してみる価値がありそうです。
【誰でもできる作業】【大量の労働力が必要】という事であれば、求人広告で解決できる場合があります。
求人広告は「必要な人員に応じてコストがかかる」「採用できる保証はない」というデメリットはありますが、
条件やターゲットの設定、シフト管理体制の見直しによって、採用可能性が高まります。
また、直雇用に切り替えることによって、業務説明の頻度が抑えられる可能性も高まります。
アルバイト・パートの採用可能性を高める場合、最低限下記の4つを抑えるだけで、採用可能性が大幅に高まります。
高時給に次いで、人気なのが融通面の良さです。
週5日勤務の方を1人採るより、週2日勤務の方を3人採るほうが、採用しやすいです。
※週5日勤務の方を採る場合は、社会保険に魅力を感じる方が多いのでこちらをアピールしましょう。
早朝はシニア、昼は主婦、夕方以降は学生など、欲しい時間帯ごとに狙いやすいターゲットを設定し、その方々に向けたアピール文を作成しましょう。
※主婦向けの例:10時~15時で幼稚園の送り迎えの合間に働ける!
重たいものなど、身体的な負担がない場合は、それを表記しましょう。
※例:ねじを手に取る→傷などがないかチェック→納品用の段ボールに入れる!これだけ◎
ほしい時間帯・勤務形態のみ時給差をつけることで、人が集まりやすくなります。
※例:週5日勤務の場合は+50円UPなど。
店頭に並ぶPOPをつくっている会社様。
現在40名のスタッフ数で、今後2倍に稼働時間を増やして生産性を上げたいという目標を掲げていらっしゃいました。
その際に派遣会社を利用されていたものの、費用面が気になるという事で相談を受けました。
派遣会社に払っている金額が500円/1人・1時間当たり。
人数、稼働時間を加味して算出すると、年間600万以上にもなることが判明。
採用フロー上、すべてをいきなり直雇用に切り替えるのは厳しいものの、増員を図りながら、徐々に直雇用へ切り替える目標に動くことになりました。
上記の①~④のポイントを押さえながら、タウンワークで約15万円ほどの予算を頂き、2週間採用活動を行いました。
応募29名、面接20名、採用13名、入社9名
融通がきくこと、仕事が自分にもできそうだと思ったこと、社会保険があることなど、ポイントに沿った動機が多かったのが印象的でした。
今後はこれを年間を通して、複数回行う事により、派遣から直雇用に切り替えを検討中です。
2倍の人員である80人を超えるためには、単純計算で残り3回広告を打つ必要がありますが、その費用は、初回分と合わせても約50万円程度。
この予想通り、採用が進む保証はないにしても、年間で600万以上かかっていた費用が、1/6になる可能性は十分にあると思います。
採用率を高めるポイントを抑えれば、直雇用による費用削減も夢ではありません◎
この記事を書いた人
N.YOSHIMOTO
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京都の大学を卒業後、2007年4月に入社。
10年ほど京阪エリア(枚方寝屋川)や社員採用強化チームに所属後、
東大阪エリアの営業も経て、
2018年4月に京都営業所へ異動。拠点長を務める。
2020年4月、大阪支社へ異動し、再び東大阪エリアチームに。
2022年4月、京都営業所へ再び異動。
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