航空業界の採用成功3つのポイント

新型コロナウイルスが流行し、航空業界は大きなダメージを受け、従業員は休業や先行きが不透明なことにより、多くの離職が発生しているかと思います。
ここ最近、国内線の便数回復もあり、航空業界の企業様から求人のご掲載依頼をいただくことが多くなってきました。
そんな今後採用をお考えの方に向けて、現在の採用市場を踏まえた上で、航空業界の採用活動のポイントをお伝えします。

【ポイント①】企業の安定性をアピール

1つ目のポイントは、企業の安定性をアピールすることです。
このご時世、航空業界は先行き不透明というマイナスなイメージをお持ちの方は多いです。
そのため、仕事としてはやってみたいけれど、業界的にこのタイミングで飛び込むのは不安…と思う方が多くいます。
このマイナスイメージがある限り、どんなに良い勤務条件でも、どんなに魅力的な仕事内容でも、なかなか応募には繋がりません。

そこで、まずは求人原稿の目立つ箇所に、このマイナスイメージを払拭するメッセージを入れましょう！
例えば… 「このご時世でも一度も休業することなく～～～」という内容や 「〇年連続賞与年2回支給しています！」などのメッセージを入れることで、 しっかりと安定した企業だと事実として感じてもらえます。

通常であれば、当たり前のことでわざわざ原稿内で目立たせる必要がない内容かもしれませんが、 今だからこそ、このような内容を入れて求職者を安心させて、応募に繋げましょう。

【ポイント②】地方採用の導入

2つ目のポイントは、地方採用の導入です。
このご時世に地方採用？と思うかもしれませんが、このご時世だからこそ、地方ではあまり仕事がなく、羽田や成田などの関東圏に仕事を探しに来る方もいます。
遠方に遊びに行くのは自粛するかもしれませんが、仕事探しとなれば話は別です。

実際、直近で成田空港での募集をした際、千葉県内に住んでいる方と県外に住んでいる方それぞれにスカウトメールを送信したところ、県外に住んでいる方からの応募の方が多くなりました。
この事実からもわかる通り、今だからこそ、地方採用を検討するのをおすすめいたします。

地方への行き来に抵抗がある企業様も多いかと思いますが、 航空業界の企業様は飛行機が身近な分、そのあたりの抵抗は少ないかと思います。

もちろん地方採用をするとなると、面接はどうするのか、引っ越し費用は負担しなければならないのかなど、色々とクリアしなければならない点はございますが、是非このタイミングで普段と違う採用手法を試してみませんか？
今がチャンスです！

可能であれば、借り上げ社宅を用意したり、長期休暇時の帰省代支給などの福利厚生もあれば、地方から上京してくる方も安心して飛び込んで来れます。

【ポイント③】経験者採用における給与UP

最後のポイントは、給与についてです。
コロナ禍で、「今は未経験者を育てる余裕はないので、経験者を採用したい！」とご相談をいただく機会が増えてきています。
経験者採用をすること自体は何の問題もありませんが、未経験者採用よりも経験者採用の方がターゲットが狭くなるため、採用難易度は上がります。
かつ経験者採用の場合は、仕事内容や職場環境も重要ですが、それよりも条件面が重視される傾向にあります。
求職者が経験を活かしてステップアップするために転職する場合、給与などの条件が良い企業に行きたい！と思うのは当然です。

よって、給与相場や競合他社の条件を確認した上で、相場よりも高い条件設定で募集をすることで、経験者採用の可能性が格段に上がります。

給与を上げるとなると、今いる社員の給与も上げなくては…と考えるかもしれませんが、必ずしもそうする必要はないと考えております。
給与を上げて求人を掲載するのであれば、その上げた給与に見合う経験・実力の方を面接で見極めて採用すれば良いのです。
そうすれば、今いる社員から不満がでることもなくなります。

条件面は簡単に変えれるものではないと思いますが、経験者を採用するのであれば、一度検討してみてください。
競合他社がだしている給与相場に関しては、弊社でお調べすることが可能です。
お気軽にご相談ください。

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採用に繋げるための3つのポイントをお伝えしましたが、最も重要なことは、外部環境も含めて、その時々に合った採用手法を選択するということです。
特に航空業界は先行きの見えない状況の中、大変なこともたくさんあるかと思います。
些細なことでもご相談ください。
お客様と一緒になって、お悩みを解決に導いていきます！