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即戦力となる職人は売上に直結します。職長やボウシンなら更に何倍にも。
どんな会社でも引く手数多の職人。「大手は好条件の待遇を出してくるので、うちみたいな中小企業は勝てない」と諦めていませんか?
中小企業でも大手を相手にせず「ウチだけ」のメリットを打ち出して採用する方法をお教えします。
ガテン系と言われても実際にどんな業種なのか。主な業種は土木・建設・製造・運輸業と言われています。
厚生労働省によると、日本国内において、2019年度の雇用人数は「6046万人」。その内、上記の業界、いわゆるガテン系で働いている人は「1981万人」です。3分の1がガテン系なのです。「なんだ、ガテン系の人って結構いるんじゃん」そんな風に感じますよね?
じゃあその業界の企業数はいくつかというと「110万社」。(※国土交通省HP調べ/許可建設業数+運送事業者数)
1社あたり18人の計算です。「え?こんなに少ないの?」となりますよね。ちなみに、建設業界で某大手企業の雇用数は780人となってますから(企業HPより調査)「平均18名」という風になる訳が無いのです。
経験者…そもそもそれくらいの人数しかいない。
ここ最近においては実はそんな状況なんです。
経験者の採用⇒他社よりもメリットがなければ転職しない。だって求人サイトにたくさん募集があって仕事が選べるから。
その為、「経験者から選ばれる」には、メリットが打ち出せてるかが重要なのです。
私がお話をお聞きする時は、本当に経験者がいいのか?なぜ必要なのか?未経験で埋める事も出来るのじゃないか?そんな事を詳しくお聞きします。
だって、経験者の採用はそれだけメリットが打ち出せないと「難しい…」から。
待遇面で勝負をしてもどうしても他社に勝てない時もあります。
同じ畑で勝負しても難しい場合は、見方を変えて「打ち出し方を変えたり」「未経験の採用」をする方が得策な時もあります。それから考えてみるのもいいかと思います。
メリットを打ち出すって難しいですよね。
給与面・待遇面が他社より優れていればもちろんそれがメリットです。でも、そこで提示できる事ってもちろん「限界」があると思います。
他社が「月給25万」。ここで「月給28万」なんて書ければいいですけど、「長く働いている人間にそれくらい払っているから、入ってすぐの人にはそんなにあげられない」そんなことってよくあると思います。そんな場合はスタート給与で勝負しなければいいのです。
「月給20万円~ ※入社してから3年で27万円になった人もいます」
そんな人がいればその人を紹介してあげればそれが十分メリットになります。
経験者の方を集める場合は特に、会社に入ってから3~5年後の自分がイメージできるということが重要です。
では、業界の事を全く知らない未経験の方。ここのターゲットは人数が多いです。だって4000万人がここですから。
そんな方がこの業界に何を思って、何を感じているのか。そこを箇条書きにしてみます。
朝から晩まで体動かして、夏は暑くて冬は寒い。本当にツラそう。
ザ、大会系。先輩には絶対服従だと思う。
朝早く現場に言って帰ってくるのは夜遅い。子供が寝てる時に帰る。
毎日が筋肉痛。ケガも多いんじゃないかな。
仕事を教えてもらう時は口よりも手が出てくるらしい。
※「ガテン系 イメージ」で検索、抜粋。
ちょっとムカつくくらいの悪いイメージですね。
でも正直な所こんな風に感じている方が多いのです。
一言で言うと未経験の方の「知らない」が多いんです。
イメージが先行していて敬遠されがち。それが不人気と言われている理由です。
じゃあどうすればいいか?
未経験に対して「そんな事ないじゃん」と思ってもらうこと。
それを思ってもらえる情報を打ち出すことが重要なのです。
また、大手には書けない中小企業だからこその強み。
社長と距離が近い
従業員の人柄がものすごく温かい
待遇はすぐに改善できる
などなど…それで勝負していけばいいのです。
イメージが出来ないのであれば「具体性」を持たせた情報を伝える事が出来れば未経験の層もかなり囲いこむ事が出来ます。
一つの例として「人柄のいい社員が多数活躍」こんな文面があったとします。漠然としてますよね。
そこに具体性を持たせるとどんな文面になるかというと…
「つい先日、子供が3歳の誕生日だからって早く帰っていった28歳」
「無口で職人肌の55歳。釣り好きで釣りの話になると話が止まらない」
「ビールは1日2本までと妻に決められてる社長57歳」
どうでしょうか。何となくイメージ付きませんでしょうか?
ちなみに、こんな文面に社員の写真とかがあると、なお具体性がついてきます。
「出たくないよ。写真なんてやだ」そんな社員の方もいると思います。だからこそなんです。※まぁ、どうしてもと言う場合は他の写真を使いますね(笑)
沢山書きましたが、競合が多いガテン系で重要なのは「他がやってない事をする」それが重要だと思います。
たくさんある求人広告を見て、「あれ?この会社、他と何かが違う」こんな風に思われたらもう「勝ち」!
求人広告は「ただ」出す。ではなくて「考えて」出す。これに付きます!求人の際はぜひとも一緒に考えさせてください!
求人広告というのは会社の紹介です。条件や環境で職場を選んでもらうのではなく、人で選んでもらう。それが重要です。
最近の方は「どこで働くか」というのも、もちろんですが「誰と働くか」というのを気にしています。そこを払拭する事が出来る原稿が応募に繋がる原稿だと思います。
この記事を書いた人
I.YOSHIDA
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2004年トラコム株式会社に入社。
千葉市・内房・外房エリアを14年担当。
小人数企業~大手企業まで幅広くお取引をさせて頂き、特に
「少人数企業の社員採用」「職人採用」においては高い成功率を誇る。
その後、関東全域エリアを担当し、採用難職種の成功実績も多数。
総取引社数1000社以上。
2017年~2019年にはリクルートエリアランキング1位を5度にわたり受賞。
2023年には社内優秀賞を獲得。
現在はアカウントリーダーとして、採用や集客の課題解決に従事しています。
最新の採用事例やノウハウ、新着ブログ、セミナーなど
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