【主婦採用】4タイプ別の攻略法

現在、アルバイト・パート市場の約6割を占める主婦。

共働きの家庭も年々増加しており、今後も女性の雇用は拡大していくことが予想されます。そんな主婦の方のタイプや志向を理解し、その志向に合わせた訴求をすることで、採用成功率はグッと上がります。このコンテンツでは、主婦さんを4つのタイプに分け、それぞれのタイプ別の志向と訴求ポイントをまとめています。

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ライフスタイルによる主婦のタイプ

まず、主婦さんは女性のライフスタイルによって大きく4つのタイプに分けることが出来ます。

・子供はいない主婦さん
・育児ママ→概ね小学校入学前のお子さんがいる主婦さん
・やりくりママ→概ね小学生～大学生のお子さんがいる主婦さん
・卒業ママ→既に子供が自立している主婦さん

上記のように、それぞれのライフスタイルによって、働きたい時間や条件が異なってきます。

御社の採用条件や欲しい年齢層、どんな働き方をしてもらいたいかにより、
ターゲットにするタイプを選択していくことが重要になります。

育児ママの志向＆訴求ポイント

家事や育児で日々忙しい育児ママさん。
日々の生活は子供の世話が中心で、
子供を幼稚園や保育園に送ってからお迎えに行ける時間までのお仕事や、
子供が急に熱を出した時や行事事での急なお休みにも対応してくれる職場を希望しています。

「自分の条件に合う職場があれば働きたい、しかし良いお仕事が見つからない…。」と、悩んでいる主婦さんは沢山います。

では、上記を踏まえ、どんなことをアピールしたら良いでしょうか？

①時間の融通が利くことをアピール

時間応相談だけではなく、出来るだけ具体的に、
実際働いている方の勤務時間例を記載する等の工夫が必要です。

②勤務地をわかりやすく

駅からだけではなく、目印となるような建物等の記載をすると、
地元で仕事を探している方にとっては場所がわかり、安心です。

③急なお休みの際に対応が出来るか否かを記載する

実際にどのように対応しているかを記載しておくと応募しやすくなります。

④誰でも出来る簡単なお仕事、ではなく…

どのような仕事を、1日にどれくらいするのか、研修はあるのか等を
具体的に記載すると、応募者の方は勤務するイメージがしやすくなります。

やりくりママの志向＆訴求ポイント

子供も学校に通い始め、少し時間に余裕が出てきたやりくりママさん。
お昼は自分のために使える時間が増えてくる頃です。
さらに教育費や生活費のために働きたいと考える方が多いです。
少しは時間に余裕がでてきたけれど、夕方にはご飯の支度もあるし…。
程よく働ける仕事を探しています。

では、上記を踏まえ、どんなことをアピールしたら良いのでしょうか？

①時間帯や時間数が選べることをアピール

朝から夕方までフルタイムで働きたい方や、
お昼から短時間で働きたい方が混在している層なので、
どちらの働き方も対応出来る事を記載するのが良いでしょう。

②車通勤の可否、交通費の詳細

少し遠くにも働きに出れるようになったときに気になるのが交通費です。
規定支給だけではなく、いくら出るのか、ガソリン代は支給するのか等、
具体的に記載することが必要です。

③シフトの詳細を記載

急なお休みは減りますが、行事等のお休みはまだまだ多いので、
シフトはどのように決めていて、毎月何日に提出するのか等、
詳細を記載することが必要です。

④仕事内容とそのやりがい

実際に働いている方のインタビューを記載してあげると、安心出来ます。
どれくらい稼げるのかの給与例もあると良いですね。

卒業ママの志向＆訴求ポイント

子供も独り立ちして第二の人生を楽しみたい卒業ママさん。
趣味や仕事を楽しみたい、結婚前にしていた職種に復帰を考える時期です。
フルタイムでも働けるし、やりがいのある仕事や、ブランクがあっても歓迎してくれる仕事を探しています。

では、上記を踏まえ、どんなことをアピールしたら良いのでしょうか？

①フルタイム勤務が出来る事をアピール

夜に働ける方も増えてくるので、時間帯が選べる事をアピールするのも効果的です。

②車通勤の可否、交通費詳細、地域のメリットをアピール

ショッピングモール内なら「帰りにショッピングも出来る♪」等の記載をすると効果的です。

③勤務日数・時間の例を記載

シフト例で、実際に働いているパートさんが週何日勤務で、一日何時間働いているか、具体的に記載すると
働くイメージがしやすくなります。

④ブランクについて、評価制度の詳細を記載

ブランクがある場合、ブランクがあっても働ける環境かどうかを気にされるので、
どの程度の仕事からスタートするのか、昇給の有無や経験の考慮基準等を記載すると、
自分に当てはめて考えられるので、応募しやすくなります。

まとめ

ここまでお読みいただきありがとうございます。

一言で主婦さんと言っても、人によって志向は様々ですので、
御社の求める層や条件に当てはまる層を狙っていくことが重要です。

お昼の時間帯は主婦さんが支えている店舗も多くなっており、
主婦層をターゲットにした求人数も増えています。
「働きやすい環境を整えていく」「自社ならではのメリットを表記する」などの工夫が採用成功に繋がります。