
トラコム社員がお届け!
「求人広告」は働く人が読むもの。お客様自身が読むものではありません。会社やお店の良いところが「働く人の立場から見るとどう映るのか」をきちんと考えることが、応募数の増加や採用成功への近道となります。
この情報が本当に求職者に必要かどうか、改めて考えてみませんか?
「せっかく広告を出すのだから、いろいろな情報を載せたい」
でも…それって貴社のPR情報になってしまっていませんか?
社長様や、店長様から広告の依頼を頂く際に、このようなことが起こりがちです。
それもそのはず。その会社にいる社長様や店長様だからこそ、会社の魅力をたくさん知っています。
給与、待遇、職場環境、仕事内容、会社規模、一緒に働く人・・・など、魅力はたくさんあるはずです。
ですが、それらの情報は“今回採用したい求職者”が本当に知りたい情報でしょうか?
自社のPR情報、悪く言えば「会社自慢」の広告になっていないでしょうか?
実際にあった例をご紹介します。
運送業を営む企業様で、事務員のパートさんの募集をお手伝いすることがありました。
その企業様が他社様で広告で掲載をしたが、採用が上手くいかなかったということでご提案のチャンスを頂いたのですが、
その求人広告に記載があった情報は、
・「トラックの車種が新しいこと」
・「ドライバーさんの平均年齢」
・「会社の事業の安定性」等がメインで、
<創業〇〇年の歴史ある企業>
<社員の平均年齢は〇〇代>
<大手取引先で仕事量も安定>などの情報が具体的に書かれていました。
確かにどの情報も大切な会社の魅力であることに変わりはありません。
ですが、「事務職で働きたい」と考える方が気にするポイントは本当にそこでしょうか?
1位:職業の有無・残業時間
2位:職場環境(人数・平均年齢・男女比・人間関係など)
3位:会社概要
4位:具体的な休日休暇(有給含む)
5位:仕事内容
上記を当てはめると、以下のような情報が足りない可能性が浮かび上がりました。
〇事務職の具体的な職場環境 ・・・事務員が何人くらいいるのか、男女比は?
〇残業やシフトの組み方 ・・・繁忙期や長期休暇の有無など
〇仕事内容の詳細 ・・・一口に事務といっても幅広い可能性があります。この会社ではどのような業務を行うのか。
そこで、所長様にお話しを伺い、
〇事務員が2名いること
〇残業は基本的にないが、月末の繁忙期に2時間程度の残業が毎月あること
〇勤怠管理のデータ入力や電話応対に加えて、日報業務の入力や、書類の提出があって車に乗って役所に行く機会があること
という情報を伺うことが出来ました。
運送業であることが最低限分かる程度の情報で、
ドライバーの情報や会社規模のアピールは最低限に留めて広告を作成し、掲載をさせて頂きました。
結果、パートの事務員さん1名の採用に成功しました。
今回の例は極端な例だったかもしれませんが、
欲しい人材に対して、その情報がどう伝わるかを考えるのは非常に大切なことです。
採用が上手くいかない、応募が集まらない時などは、
是非一度自社の求人広告を見返してみて下さい。
そのアピール情報で求職者に何を伝えたいのか、求職者がどう感じるかまで考えることで、広告の質は格段に上がります。
実際には、そもそも何をアピールしていいか分からない、とお悩みの方もいらっしゃるかと思います。
弊社では地場の相場観や全国に営業所展開しているネットワークを活かした幅広い事例を駆使して、
最適な広告のご提案、媒体選定(タウンワーク、リクナビNEXTなど)を行っています。
より良い方を採用する為のお手伝いをさせて頂きますので、
一度当社の営業にお悩みだけでもお聞かせ下さい。
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