
トラコム社員がお届け!
「9月の求職者の動きは?」「9月に求人を掲載するとどんな効果が得られるの?」など、9月の求人掲載・採用にお悩みの人事担当者様へ向けて求職者動向をお伝えします。
学生(アルバイト)・主婦(パート)・フリーター・新卒・中途といったターゲットに分けて9月の動きと対策をまとめました。ぜひ採用活動にお役立てください。
学生にとって9月は、夏休みの後半となり、10月以降に向けた長期アルバイト探しを始めるタイミングです。
夏にかさんだ出費を補うため、秋から新しくアルバイトを始めたいと考える傾向も見られます。
子どもの夏休みが終わり、パート探しに本腰を入れる時期です。夏休み中は子育てなどで働くことが難しかった方も、9月以降は時間に余裕ができ、落ち着いて仕事探しを始める傾向があります。
そのため、多くの方がさまざまな求人を比較・検討しながら応募を進める時期です。
夏の短期バイトが終了し、秋以降の仕事探しをスタートします。10月以降は最低賃金の更新もあることから、時給が高く長期で安定して稼げる仕事を探す傾向にあります。
2026年卒の学生にとって、9月は新卒秋採用へのエントリーが始まる時期です。
秋採用に臨む学生には、「春から就職活動を続けてきたものの、自分に合う企業が見つからなかった」「留学や授業、学外実習などで就職活動の時間が取れなかった」「就職活動の軸を見直した」など、さまざまな背景があります。そのため、企業説明会や面談・面接予約を引き続き実施しています。
2027年卒の場合、インターンシップや就活イベントへの参加を進めます。昨今では、採用直結型インターンシップなど就職活動を早期に終了できるよう、早い時期から動く学生が増加している傾向にあります。
9月は転職活動を行う方が増える時期です。夏季休暇の間に転職意欲が高まり書類の準備を進めていたケースや、夏季休暇明けのモチベーション低下により転職を検討し始めるケースがあります。
転職活動を行う層には、年内入社と年明け入社の2パターンが考えられます。いずれも、12月のボーナス支給後に退職を視野に入れる場合が多いです。
夏休み明けの学生は夏休みの出費を早期に補いたいと考えながらも、後期からの履修登録が完了するまではシフトの提出が難しいといった状況です。そこで求人原稿で工夫できる2つのポイントをご紹介します。
できるだけ早く働きたいニーズと、シフトに入りにくい状況を求人原稿内で解決することで応募のハードルを下げることができます。応募後の面接でも、いつから勤務をスタートしたいのか、後期からの授業のスケジュールをヒアリングするなど応募者ごとの状況に合わせて柔軟に対応するようにしましょう。
主婦の仕事探しが活発になる9月は主婦パートを採用したい企業様にとってチャンスの時期となります。求人原稿を作成する際には主婦がターゲットであることが分かるような訴求を行うことで応募者とのマッチング率を上げることができます。下記では主婦をターゲットとした場合の求人原稿の作成例をお伝えします。
9月は夏のイベントや短期バイトを終えたフリーター層が、安定した長期勤務を視野に入れて仕事を探し始める時期であり、採用につながりやすいタイミングです。しかし、10月は最低賃金の更新月であることから、9月から求人原稿の時給をアップさせる企業が増え、給与競争になる可能性もあります。給与以外にも自社で働くメリットや待遇・職場環境などを求人原稿に記載し、他社との差別化を行うようにしましょう。
2025年の最低賃金に関しては以下の記事よりご確認いただけます。
2025年最低賃金速報!2024年の改定からどう変わる?最新の情報を解説
また、2025年9月の関西圏、特に大阪では10月に関西万博が終了するため、万博関連の業務に携わっていた方々が新たな仕事を探し始めるタイミングでもあります。大阪で募集を行う企業様にとっては大きなチャンスとなり、求人原稿の工夫や戦略的な求人掲載を行うことで応募数最大化を図ることができます。大阪での求人掲載についてはぜひ弊社トラコムへご相談ください。
トラコム株式会社大阪支社のご紹介は以下の記事よりご確認いただけます。
大阪のIndeed代理店|効果的な運用代行はトラコムにお任せ
2026年卒の場合、新卒秋採用が本格化となります。説明会のスケジュールや座談会の登壇者を決定するなど細かな設定が必要となります。
新卒秋採用において企業がやるべきことや秋採用のメリットについては以下の記事で解説しています。
【企業向け】新卒”秋採用”の戦い方|出会える学生の特徴や成功のポイントを解説
2027年卒の場合、8月同様に、インターンシップに参加してくれた学生に対して継続的にアプローチを行うようにしましょう。また、夏のインターンシップで学生からのエントリーを思うように集めることができなかった企業様や、学生との接点を増やしたい企業様は10月・11月のインターンシップ開催に向けて準備を進めましょう。
夏季休暇を経て、9月は中途の転職活動が活発となる時期です。以下のグラフは令和6年9月時点のデータで、有効求人倍率が1.24倍、正社員有効求人倍率は1.01倍となっており全体の求人数だけでなく正社員の求人数も増加していることが分かります。これは、上期から下期への切替にともない、中途の採用活動が活発になっていると考えられます。
出典:一般職業紹介状況(令和6年9月分)について/厚生労働省
企業が取るべき対応として、応募数を増やすためにも、スカウトメールやアプローチ機能を積極的に活用し、求職者への露出を高めましょう。求人のアプローチ機能を活用した採用成功事例はこちらからご確認いただけます。
3年以上も採用に苦戦した店舗に2ヶ月で3名入社!カギは「予算運用の最適化」と「採用ペルソナ設計」【株式会社ファイントラスト様】
また、9月の中途募集では年内入社と年始明け入社を希望する場合があるため、面接などで入社スケジュールを綿密に確認することが重要です。
本記事では9月の求職者の動向とその対策をご紹介しました。9月は夏休みの明けの学生・主婦によって求人原稿で訴求させるポイントが異なります。社員採用においても新卒・中途ともに年内の採用に向けて採用活動を進めることが重要です。
弊社トラコムでは、採用ターゲットごとに最適な求人媒体の選定を行い採用活動の効果を最大化させるサポートを行っています。期間限定でご利用いただける求人掲載プランやキャンペーンなどもご案内しますので、まずはお気軽にご相談ください。
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