営業職採用のポイント～販売職から営業職へ。コロナ禍での転職エピソード～

アパレル業界での販売経験を経て、トラコムの営業職に転職をしました。
コロナ禍で転職活動を行っていた際に私自身が原稿のどこを見ていたのか、なぜトラコムへの入社を決めたのかなど、コロナ禍での転職エピソードをお伝えします。

営業職を募集している企業様あるいは販売職の離職防止に悩む企業様のヒントになれば幸いです。

自己紹介

人と話すことが好き、新しいことに挑戦したいという理由で、経験したことがなかったアパレル業界に販売職として新卒入社し、3年弱の店頭販売を経験したのち、転職を決意しました。

アパレル時代は、社内の人間関係はとても良く、日々のノルマもない環境で、おもてなしスキルを上げてお店の売り上げに貢献することを目標に、毎日楽しく働いていました。

コロナ禍で、なぜ転職しようと思ったか。

「コロナ禍だから転職しよう！」と思ったわけではないですが、コロナ前から転職を考えていた私は、「コロナ不況がいつ明けるか分からないのに待っておけない！」と思い、転職を決意しました。

転職活動を考え始めた理由の一つが、30代でアパレルで販売職をしている自分の姿が想像できなかったからです。
様々な店舗が存在するアパレル業界ですが、その中でも私が就職した企業は、華やかで20代の女性が顧客層のアパレル企業でした。
そんな業界・企業で今後の結婚や出産を考えた時に、条件的に勤務し続けるのは厳しいのではないかと考えました。（シフト制、長期休暇取得は厳しい、立ちっぱなし等）

スタッフのおもてなし力、伝える力、傾聴力、人間力は凄く高い環境で、周りの友達からも「毎日楽しそう！」と言われるほど、私は良い会社に入社していたと思います。
ただ、今後の自身のライフプランを考えた際に、結婚や出産などを経験したとしても働き続けられる、社会に貢献し続けられる女性になりたいと思い、転職活動を決意しました。

転職活動の際に気にしていたこと

転職活動を始めた初期の頃は、リクナビNEXTなどの大手のサイトを定期的にチェックし、面接を受けるというごく普通のステップで転職活動を行っていました。
しかし、転職活動は思うようにうまくいかず、就職希望度が高い企業からの不採用通知を受け取ったこともあります。

そんな中、トラコムに出会ったのは、リクルートのエージェントを介してでした。
エージェントの方と話をする中で、私は営業職に興味を持ちました。

販売職から営業職に転職した理由は主に以下2点です。

• 女性も輝ける職種であると思ったこと
• 販売のようなその場限りの関係ではなく、関係性を少しずつ構築していくことが出来ること

私の周りでは営業職として働いている女性の友人が多く、責任感を持ちながら日々仕事に取り組むことが出来る「営業職」というものに興味が湧きました。
また、1社目で就いた販売職という職種は、お客様とどれだけお話をして楽しい時間を過ごしても、名前を知らない連絡先も知らないのが当たり前です。

このような点を考えた時に、継続的にお客様と連絡をとりながら関係性を構築し、性別関係なく一生懸命に働くことが出来る営業職というものを志望しました。

営業職をメインで採用活動を始めてから、特に意識してチェックしていたポイントは以下です。

• どのようなスキルが身につくか
• 1日の流れ
• 研修の有無
• 一緒に働く人はどのような人がいるのか
• 年間休日は何日か（販売職ではおそらく104日程度でした）
• 連休は最大何日取得できるのか

好印象だった企業、そうでない企業の違い

私は複数の企業で営業職の面接を受け、その中からトラコムへの入社を決めました。
ここではトラコムに入社を決めた理由と、私が面接を受けた中で好印象だった企業とそうでない企業についてご紹介します。

トラコムに入社を決めた理由

• 女性が活躍する環境が整えられている
• TwitterやFacebookといったSNSやトラログなどの時代に沿った取り組みを行っている
• 未経験の割合が多い
• 研修が多く、未経験であっても学ばせてもらえる環境が整えられている
• 面接を受けるために会社に行った際に、社内の全員が「こんにちは～」と挨拶をしてくださった

面接を受けた中で印象に残っている企業

• 良い点も悪い点も包み隠さず話してくれる
• 同期がいること（転職者の入社日を同日にすることで心強い動機を作ってくれました。）

面接を受けた中で印象が良くなかった企業

• 好きな映画や最近見た映画を聞かれたこと
  →質問の目的が分からなかったため、不完全燃焼で終わってしまいました。

面接時の対応や質問内容が企業の印象を左右することもありますので、面接で聞いてはいけない質問項目はおさえておきましょう。
下記に”面接官が知っておくべきNG質問”を、具体例とともにご紹介しています。

営業職採用のポイント

採用ターゲットによって転職時に気にすることはそれぞれだと思いますが、私の転職実体験を踏まえ、営業職募集では下記の点を明確にしておくことで、求職者の不安払拭や入社の動機付けに繋がります。

• 1日の流れを原稿にできる限り反映しておく
• 個人ノルマはあるのかないのか
• 未経験OKの場合は、どのように育成していくのか研修内容などを明確にしておく（原稿に反映が難しい場合は、ホームページ等で発信しておく）
• 残業時間の有無
• 周りの人は積極的に声をかけて分からないことがあれば解決してあげるようにする

まとめ

上記のような背景で、私はコロナ禍に販売職から営業職へ転職活動を行いました。

今回ご紹介した、私自身が原稿のどこを見ていたのか、なぜトラコムへの入社を決めたのか、営業職への転職を決めた理由など、こういったことが少しでも企業様のお役に立てればと思います。

ミスマッチが起こらないよう意識して、これからも適切なターゲット設定と正しい情報の発信で、求職者と企業のマッチングが出来ればと思います。